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冬を冠した花が
ささやかに咲いて
雪まじりの風を抱くよう
手を広げた
広げるほど薄いひだが
いたむのも厭わず
さあ
揺らしてくれ
嵐
そのひとひらは
君に散らされるため
....
新しいメッセージが一通ありました
このまえ
やむにやまれず書いた言葉に
一度は
お気に入りのふせんも
消えてしまった人から
あまりに
懐かしすぎて
そのひとつの
たったひとつのポ ....
さびしさだけのおにぎりに
今日はおかかをつめた
ありがとう
ごめんなさい
あいしています
ともうひとつを呟いて
にくしみや
せつなさや
あのひとを
まっしろたいらにしたら
じぶんもすきで
ぐっすりねれて
世界もや ....
まず、膝を使わないこと
都のお姫様になったように
地を這うように摺り足で進むこと
けれど、決して出すぎずに
つまさきに少し力を込めながら
出る杭が打たれないようにすること ....