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綺麗な泣き方ではなかったかも知れない
鼻水も流れたし ズルズルと音も五月蠅かった
それでも 気持ちの半分だけは
伝わったのではないかと 自負した
半欠の月が 怪しく 笑ってた
反抗心を残した ....
しゅしゅ の くしゅっぷりに かんぱい
あわよくば けんこうこつ から
はねが はえたら よいのにね


グラスを合わせる代わりに
ガラスを照らし合せて
小娘が 笑う

これ ....
求められて
追い駆けられて
大変だったろう

転がり落ちて
また
這い上がる
キミの姿に

幾度
励まされた
ことだろう

図体は 小さい
魂は デカい
それが  ....
あなただけに告げる「ワタクシの秘密」と言う台詞が
どうも くすぐったくって 仕方が無いのです

地図に無い場所を求めて 彷徨う旅人だとか
誰も受信できぬ電波を 感じる肌が

むず痒くて ....
苦しいだけよりは
少しばかりの笑顔で 取り繕うと
あなたは 眉を 動かす

連動するように
ワタクシの 唇が
歪な角度で Uの字を 描く

ここから出してと
叫んで いるのね ....
アンテナの関係で
携帯会社を変えた 若者たち

ピッチを速めて 歩く内は
周りの音に 気づかない

だから 傷つくことばかりが上等ですと 呟いて
何時まででも 肩をイカラセ  ....
バレンタインの夜
列車は 走り続けてた

妄想と 現実と 追憶の彼方に揺れて
ガタタン ゴトトン

あの頃よりも かなり重たくなった身体ごと
何処かに運んでくれそうな雰囲気

 ....
きんいろの
キミをみつけた

みどりのなかで

神々しいほどの
ほほえみ みえた

少し
恥ずかしそうに

そして
誇らしそうに

太陽の 光を
目一杯 受けて
 ....
古代から もてはやされた
不思議な 螺旋

虹のような 瞬き

アンモナイト・パイライト
余計に 煌めけ

やわらかな 肢体を
固い殻に 隠した ままで

どこの時代に  ....
痛みを伴うのは 
物理的な喧嘩だけでは ないのです 

傷が見えても 見えずとも
突き刺さる 言葉も 存在する

喧嘩出来ると言うことは
本音を見せ合えると言うことなのかも  ....
あの頃 何でも出来るような 気がした
怖いものなんて 何もないような 気がした

脅える存在を 排除するかのように
飛び跳ねていれば 笑って いられた

誰かの悪口も 聞こえな ....
由木名緒美さんの藤鈴呼さんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぴぃひょろろ- 藤鈴呼自由詩2*16-5-6
本の裏側- 藤鈴呼自由詩2*16-1-16
次のステージ- 藤鈴呼自由詩3*15-12-13
止み色- 藤鈴呼自由詩4*15-9-3
覗き込む- 藤鈴呼自由詩4*15-8-25
たっぷんタブレット- 藤鈴呼自由詩5*15-8-19
雪列車- 藤鈴呼自由詩4*14-10-9
金色の葉- 藤鈴呼自由詩1*14-10-1
あんもないと- 藤鈴呼自由詩3*14-9-16
けんか- 藤鈴呼自由詩2*14-3-13
あの頃- 藤鈴呼自由詩3*14-2-2

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