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さくらの野郎がまた真面目に

花など咲かせようと張り切っている

春だからあたりまえ

そんな野次にも負けないで

張り切ってふくらんでいる

あたりまえなんかない

あたりまえばかりだ

いろんな騙 ....
友の自信が揺らぐとき

ぼくの自信は

揺らぐのをやめている

いいかっこしたい訳じゃない

共倒れがさみしかっただけだ

悲しいとこだよ人生は

乗り越えるところだよ人生は


みんなこの身で考えて ....
苦しいときに祈るちから

それがまだあるぼくは

まだまだ大丈夫だろう

苦しいときに祈るちから

それがまだあるうちは

まだまだぼくは大丈夫だ


DNAのように

他者と融和してやろう

愛の実 ....
裏切られるたび疑い深くなる

そしてそんな依存はやめようと思う

溜め息を吸い込むようにして

他人のこころをからだに通してゆく

ちいさな自分に開き直りながら

そのなかに常住のこころを探している
ぼくは

いちばんひとりぼっちになる

ともだちなら絶交レベルの身勝手さだ

前に進もう

前に進もう

ごめんね

ごめんね

誰か

誰かもう

誰かもうぼくをひとりにしない

誰か

さよなら
 ....
とある雑貨屋さんで
綺麗にディスプレイされていた
マトリョーシカを見たの

凄く可愛くて連れて帰ろうか
迷った…

興奮した私は一旦、店を出て
深呼吸

自分で作ったら
きっと、もっと愛着が湧くなと
 ....
スキヤキ食べに来なさいよ、と入居者の方にまた誘われた。

ぼくは屈んでこのご婦人に笑顔を返す。

ご婦人はもうしかめっつらの真面目な顔になって午前のひかりのなかに消えてゆく。

ぼくの仕事は介護福祉士 ....
ことばなんて

無用なときが、あるね。
2012年 秋
職場のイベントで
とある作家さんに出会えた私は
生まれて初めてテディベアを作った

洋裁が苦手だ、嫌いだと
思っていたのは嘘みたいに
ひと針ずつ丁寧に縫っていたよ

 ....
やわらかくて数学てきで

魔術てきで優しくて

木洩れ日ぐらい明るくて

モーツァルト369

だれにでもある光みたい


いじめも体罰もなくならないのだ

なくそうとするからふたをするのだ

峯岸み ....
人間にしっぽがなくてよかったなって思うよ

だってもし
僕にしっぽがあったなら
君が笑うたび
ちぎれてどっかにいっちゃうもん
出張先で倒れた

会社のひとにわりと大きな病院に運んでもらった

その間にもお客様からクレームの電話が入っていた

その処理の指示を浅い息でおこなってそこへは明日行くことにした

問題が起こることは普 ....
30年まえ観た映画と再会した

30年まえの日本だ

撮影現場の600キロむこうに

ぼくはぼくの轍を探していた

あの頃の湿度

遊園地の風

蝉のしたの日差し

ぼくはあの頃今よりもひどかった

 ....
あたりまえのように朝があった

朝という名前

朝でひとくくりにしてしまうと

それは陳腐だ

愛とひとくくりにしてしまうと

解釈だらけだ

地方都市の朝にさえ貴女を思う


微熱

腹痛

結婚
 ....
娘を嫁にやるとき

私はそれを

娘の病気の治療だと思うだろう

治療が済んだら

いつでも戻って来れるのだと

私は涼しく思うのだ

つらい治療もあるだろう

ますますひどくなることもあるだろう

 ....
ぼくの時計は1500円だ

安いから買ったわけではなくて極端に軽いから買った

まえの時計は5250円だった

これも極端に軽いから買った

でも安い時計はだいたい一年くらいしかもたない


時計をは ....
十年ぶりに会おうが

なんにもかわってないような

そんな気がするのは

たぶん

きっと

お互いのあのときが

まだ消えずにあるからだろう

十年てそんなもんだ
夕日を行く

東京の西の町を行く

選挙でまた

ひとはいっとき

応援する先を替えてゆく


その移り気と盲信のお祭りに

70年まえ

アメリカと戦った日本を見る


夕日を行く

つけ麺ジャイア ....
人気の無い埠頭から望んだ街はただ灯ばかりが無機の光を放ち

まるで人間の営みとは無関係な顔をしているみたいで

かすかな海の匂いを抱いてそれでもふと
人を遠い空間にいざなって行く

僕に ....
満月と月に照らされた海面を見ながら若者と話し込んでいた

この若者と話していると月に照らされた海面がとてつもなく愛しく思えてくるのだった

満月が若者で月に照らされた海面がぼくだった

ぼ ....
月はあんなに高いのに

その真下しか海は光っていなかった

ぼくがこうやって命を使っても

世界じゅうを照らせないのとおんなじだ

ひかりはこの世の一部分しか照らせないのだ

そのことがぼくを静かにさ ....
入荷を待ちわびていた
会心のケニア
差し出す店主の顔も話し方も
嬉しさを隠しきれていなくて
実はそれが何よりも
目の前の一杯を美味しくする

焙煎機も一仕事終えて
今日は隣りがやけに
華やかじゃあない ....
小春は 咲いていた
いたいけな木枯らしに とまどいながらも 
茨の木も葉を落として
生まれた詩たちが 真っ裸になる この秋空に  あなたは

腹を満たすために
寒さから身をまもる ....
青い水いろの空

公園からはみ出たさくら木

電信柱と電線が

拮抗しながら騒がしかった


世界はじっとしていない

何通りもの風景を

何通りもの異世界を

僕らはただ

奇跡のなかに浮かんで

 ....
まだ紅葉の見られない

山々に囲まれて箱根でゴルフをした

のんびりと適当に球を打った

一緒にまわるひとや

キャディーさんとの

人間関係を積みかさねながら

何かを我慢しながら

何かは主張しな ....
ゆりかもめに乗っていたら

富士山の白がくっきりと見えた

忙しくそれを見つめながら

誰に伝えたいのかを考えていた

寂しくもないのに寂しかった

ガキのころちょうどこの季節

ベランダから見えてい ....
夜風がやさしく舐めていた

心たちがそよそよと泣いていた

工事現場のような剥き出しの鉄骨

それがライトアップされてオレンジの夜


引きずる車輪の音がする

闇の中に緑のシルエット

ひかりが時間 ....
犬走ってる




玉葱のうすっぺらなかわのうえ





犬は知ってる





かなしくて泣いていることがばれずにすむことばもへらへら走ってるってことごとくうっかりうっちゃりなげきなげしちゃえ ....
親友に赤ちゃんが生まれた♪

今も変わらずモノ作りが
好きな私はアヒル好きの親友の
愛娘ちゃんにオムツケーキと
ベビーシューズを作ったよ

いつの日か君に
私の編み物は中途半端だと言われ
悲しかったの ....
彼と御嶽山へ行った

人生初めての山登り

登りより下りが辛くて
小さな滝を目指して
歩き続けた

先が見えない
ゴールが見えない山道に

辛くて苦しくて涙が出た

彼は私に、いっぱいいっぱい
励まし ....
鵜飼千代子さんの携帯写真+詩おすすめリスト(198)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さくらの野郎- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1113-3-20
普通だよ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...213-3-20
苦しいときに祈るちから- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...513-3-18
常住のこころを- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...413-3-12
前に進もう- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...513-3-5
ウチの子- ちゃんこ携帯写真+ ...313-2-23
看取り(2)- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1213-2-17
誕生。- 風音携帯写真+ ...313-2-10
ファーストベア- ちゃんこ携帯写真+ ...213-2-7
モーツァルト369- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...513-2-3
しっぽ- ジュリエ ...携帯写真+ ...3*13-1-25
病院にて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...20*13-1-21
30年まえ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...313-1-14
地方都市の朝- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...913-1-14
ここにいる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...213-1-4
ぼくの時計- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-12-31
十年ぶりに- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-12-31
夕日を行く- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-12-16
夜の埠頭にて- 梅昆布茶携帯写真+ ...1212-12-8
切実な場所- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-11-30
ひかり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-11-29
灯る- 深水遊脚携帯写真+ ...8*12-11-29
動機- るるりら携帯写真+ ...11*12-11-20
騒がしい秋- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...712-11-20
のんびりと適当に- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-11-4
ゆりかもめ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...112-11-3
オレンジの夜- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-11-3
いぬはしってる- 阿ト理恵携帯写真+ ...5*12-10-20
出産祝い- ちゃんこ携帯写真+ ...212-10-15
人生- ちゃんこ携帯写真+ ...312-10-8

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