ちょうど そのあたり
アンドロメダ星雲が巡らす 圧

頭蓋の上で
鈍く 光り 渦巻く
髪の毛の 微細な一本一本が逆立ち
体が 透けて 軽くなり
小鳥のようにさえずりながら 空を切る

 ....
我らは 語るべきだ
海潮の輝き
午後のけだるい 陽光を

夜は 底で 眠り
目覚めの朝露は打ち震えると知っている

我ら 踊る 身も心も捧げて
熱狂は 明日を作る
汗は額を流れ
濡 ....
部屋のいたるところが
軋むほどに 精神を集中し 観る

カンブリアの石化は どこへ
アンモナイトを見送り どこへ

羊歯を茂らせ 三葉虫の明滅に
石炭石油へのメタモルフォーゼに酔う
愚 ....
部屋のいたるところが
軋むほどに 精神を集中して 観る

カンブリアの石化は どこへ
アンモナイトを見送り

羊歯を茂らせ 
石炭石油のメタモルフォーゼに酔う
愚なる 夢見がちな 大地 ....
秘められて
冷ややかな 驟雨に
浄化の断片は 陽性を示す

振幅の激しさは
吉祥の香
雨の甘き 音

又 驟雨 来ぬ

ヒイラギの曲線 美に
閉じ込まれた 世界 雫

垂れて ....
静かな 書物は
木陰のある庭で 聞かれ
活字の中
歴史記述は
動線を 激しくあるいは静謐に 交差し

折々の姿 活字に染まる
すばやく 歌留多をきる

その手に宿る重さは
木漏れ日 ....
鈍い 実直な たゆたう
深紅の古びた 出血のような太陽光

陰華の花
その厚い 花弁
暖かな 風に 涙 こぼす

原生の森
分け入る 先の広野

極楽鳥の お導き
しっとりとした ....
ああ あれは三回目の宇宙が年老い
エントロピーが増大して
輝く 銀河さえ少なく
全てが けだるい 
灰色に覆われようとしていた・・・

二回目の時も同じだったのだろう

宇宙銀河団連盟 ....
冥王星の外側に
準惑星が発見され
エリスと名づけられた

ギリシア神話の不和と争いの神なそうな

結婚式に招待されない腹いせに
「最も美しい女神に」と書かれた
黄金の林檎を宴の席に投げ ....
骨に染み入る 発声音
旭日を呼び込む 題目で

冥王星の領域を侵している
種痘の接種をするようにだ

惑星の司る 過去 
核 ジェノサイドの無化を試み

惑星に題目を染み込ませ
鉄 ....
この太陽系
惑星が司る
それぞれの表情

惑星の発見は
人類の新たな可能性を示す
同時に悪しき
カルマの噴出になることもあり得る

世の占星術たちは
惑星の発見と同時に
その時代 ....
微動だにせず
私をのっめり
包みこむ
この体温のような 空気

体がてろてろのゴムのように伸びきって
あくびが地面にのたくる

開け放たれた こころ
ネコがゴロゴロ

この体温の ....
宇宙の理法は『善』なので
再度 ご確認願います。

宇宙の理法は 煎じ詰めれば
『南無妙法蓮華経』なのですが・・・

考えれば 人間の理性は
限りなく拡大しています。

科学の発展が ....
唸る 大空 
その飛翔を 速める 鳩

太陽は 今 南中
素早く たなびいて 雲

飛行機の残音
この 大空に 響き

風は 光の軌跡を 曲げ
大風 天を轟かす

太陽の光を求 ....
この 地球がエントロピーの法則で
滅び去っても

例の邪悪な
モグラたち

年金もらって 演習を続けたそうな
ソナーは補聴器かわり

戦車は車椅子だ
テッポウには
花の種が仕掛け ....
夜の深み
彼らは 目が無い
モグラ

善悪 平和 戦争
武器を使用したら 
どうなる どうなるの

三歳の子供でも 理解できることが
モグラには理解できない

ただ 今日も夜陰に ....
夜の はざま はざまに
夢のうしおが 満たされて

今日という『事実』が
完璧な微笑をたたえて

夜のみぎわが ざわめいた

今日の風はどうだった?

帆船が白い帆をはり・・・
目覚めの 朝に

草木を愛で
背を丸め
水やりを始める

一息
空を仰ぎ見ると

気配がする
透けて見える
巨木が 視線の行く先々

それは 圧倒的な存在感を示し
それは  ....
夜のジャスミンは
嘘のように もったり 香る

群生の競い 咲き
可憐に淡く 仄かのピンク

あまい 夢の光景
女の花

じょうきする 深い谷
茂り 巻きつく つるのしな

初 ....
仄かに 風
責務を まっとうする 陽光に

五月 草木
いよいよ その 勢いを増す

光を受けきり たゆたう 我が身

午前の 陽光は 
ストレートに 清く
この身は しっとり 息 ....
汚泥のドブにうっ伏す
前のめりで
希望の中で死ね

万人に対する万人の闘争

自身の良性と悪性のせめぎ合いの
我が こころの有様

暴風に揺れ動く
巨大な霊樹を見た
鋼のように  ....
その 光

透明な 陽光を 受け止める
光 在る者に

悪心の傷を
痕跡もなく 浄化しなくては

いつも 手をかざし 
光を受け止めている
額が熱い情熱で溶ける

陽光は 憧れ ....
深みの 夜がふけてゆく
人々の気配が静まる 時

ベランダから闇を撃つ

視線は この地球を光速で 巡るよ
遠い彼方に
視線で 呼びかける 彼方 彼方と

蛍光灯が照らす 小さな部屋 ....
時の間に
時を分け

綺麗な 12等分の
パラソルが回る

かわいい雨が
頬をつたう

パラソルが揺れて
闇に落ちる雨は やさしい

きゅう・はち・なな・ろく

時の間に  ....
息を吸おう
心をこめて

息を味わう
空気の味を

僕は君
君は僕

僕は君に 溶ける
君は僕を 知る

君・色の息
僕・色の息

大地はとりもつ
僕と君の間柄

 ....
自身が創価へ入会したとき
先生はスピーチで幾度となく
このことに 触れられて
論陣を張られていた
聖教で何度この言葉を聞いた事か

その言葉が 今
この身に染み 魂に 響く

足元の ....
朧月
空想の羽ばたき
漆黒に眠りつきそうな 月

静かな 夜を巡る 
思いは宇宙に溶ける

平和に 一日を過ごした
感謝の思いを御本尊に報告しつつ
午後十時の唱題は声を細めた

 ....
いつものように
いつものとおり

ガンジスの砂粒ほどの
転生を重ねつつ

今生も また 仏の軍勢につき

いつものとおり
常勝の勝ち戦で
悪を催滅しさるので

関係各位にお知ら ....
この太陽は 若く 
光が とっても 透明で
退廃や 停滞を 知らない

月と太陽が 見かけ上
同じ大きさに 見える 
神秘を 理解して

たおやかな 青空を 仰ぎ見る

光を 両の ....
夜が 遠く 
とばりを 降ろして

空が 蒼く ささやく

深い 夜の 入り口に
細い 雨音は こころを
遠く 誘う

真夜中は か細い 寝息に つつまれ
明日の約束は 夢でする
 ....
アハウ(608)
タイトル カテゴリ Point 日付
天使の環自由詩307/5/21 10:28
我ら 二足歩行の 花自由詩707/5/20 11:51
改作『黒色石化』自由詩307/5/20 7:35
黒色石化自由詩207/5/19 21:04
驟雨自由詩807/5/19 10:26
首里 オキナワ 王はいない自由詩307/5/18 22:47
母たちの国自由詩307/5/18 10:22
宇宙開闢のォNyan!自由詩207/5/17 9:19
惑星エリスに捧ぐ自由詩907/5/16 21:48
冥王星改造計画自由詩607/5/16 9:27
惑星のカルマ自由詩307/5/15 10:49
てろてろの空気自由詩707/5/13 16:49
君への手紙自由詩507/5/12 17:17
太陽の光を求めて自由詩707/5/12 8:53
ソナーは補聴器か、老兵はラバに等自由詩607/5/11 10:59
モグラに説法自由詩307/5/11 9:35
帆船が白い帆をはり・・・自由詩407/5/9 22:09
霊樹が見える自由詩407/5/8 8:36
ナイトジャスミン自由詩607/5/5 23:16
日輪 責務をまっとうし自由詩707/5/5 11:24
希望の中で死ね!自由詩207/5/4 20:42
その 光自由詩507/5/4 7:48
太陽を捜し求めて自由詩607/5/2 21:33
9・8・7・6・・・・自由詩507/5/2 9:46
ともだち自由詩307/5/1 17:55
人の不幸の上に自分の幸福を築くんじゃあない自由詩1*07/5/1 14:33
今日を閉じる自由詩407/4/30 22:53
詩は志自由詩507/4/30 10:39
この 太陽が自由詩907/4/27 9:52
今日は 今日だったから自由詩607/4/24 21:23

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