かつて
とある、
街に
浮かぶ
球体

中に
佇む
景色
に、
確実な、時間の
流れが、様式を
紋様に、開封に
、コカ・コーラと
印刷された便箋に
手を繋ごうとした ....
あの青い森のなかで、鳥達は囁き、
微かな木漏れ日がさしこむ時、

 ふいに蝶が風に揺られ

木々から滴る水は
ぽたぽたと地面に円を描いていた。
水槽の中の海月のように、
ゆらゆらと揺れ ....
 蒼い、深い海の底でうすく揺れている
 時計の針は欠けて、仄かに照らされる
 溶け出した鉱石は、一番底の砂に攫われる

 ラベルの剥がれた歴史が
 切り刻まれた地上の光に
 攪拌された ....
{引用=

_ -

.

    もしもそれがいまや失われて
    とりもどせないものだとして
    そこなわれたものがあるなら

       ....
{引用=


             。       •



    針樹の翅が 、はためくとき 、

   とうめいの空には 、宛のない日々の輪郭が 


        ....
ryinx(35)
タイトル カテゴリ Point 日付
空白「音」自由詩2*22/8/2 17:12
無題自由詩2*22/8/2 16:55
BOTTLE. The bottom of the sea自由詩1*22/7/17 5:22
if. 自由詩3*22/5/27 11:47
針樹の翅、砂の自由詩4*22/5/17 14:11

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