死後の世界が知りたいのではない
私が死んだ後のこの世界が知りたいのだ

居眠りしている臆病な女の背後霊にでもなろうか
ある日ふと考えた それもいい

心の叫び声は臓腑に響く
 ....
落とし穴 落ちたことは 
他人(ひと)のせい 
這い上がったのは 自分の力
絶対なんて絶対にないと思ってる
なのに
何かに縛られていると絶対に思ってる
雨の降る日に一人坂道を上る
先の見えない坂道をひたすら一人で今も上っている
君に会うために

痛みを乗り越えてきたことを思い出す
乗り越えた喜びに浸っても また痛みがやってきて
そ ....
アツアツの物が食べたい
だからアツアツにして持ってきて

分かった


持ってきたわよ

そういえばさ 昔こんなことがあってさ
〜〜

冷めちゃうよ

だから俺は言っ ....
知らない気持ちに塗る薬が愛で
もっとあなたを知りたい気持ちが夢で
愛し愛されることが現実で
離れないように君の手を繋ぐことが
人間関係なら
僕らは孤独を知らずにすんだかもしれない ....
呼吸をするように生きるんだ 息を吸ってはく
それを意識すると いつの間にか思ってもいないのに深呼吸をしていて
ほっと落ち着いている自分がいるよね

呼吸をするように生きるんだ 息を吸っ ....
似た者同士の女二人 未来からやってきた
別々の未来からやってきたが
   よく見ると お互い 自分自身だと気付いた

出会ったのは公園 二人ともあの頃の別々の彼と一緒にいた
時間は歪 ....
ある日大人が汚れた顔に見えていた子供の頃
廃人という言葉は知らなかったけど
大人は皆 自分自身を封じ込めている廃人だと感じていた
人生は100通り それさえ本当に分かれば

堕落して ....
月の柔らかな光 デコボコが妙に悲しい
群れを為し 水を求める 草食動物は
こんな夜をどう感じているのだろうか

憂いに耽りながらも我が子の為
草食動物を求める 肉食動物
強さを知っ ....
過去の自分との邂逅はありえない 今の自分とは常に邂逅
日々未来を思い浮かべたら チーターにも劣らず
―目を細め、狙いを定め、慎重に、チャンスを捉える

苦言が気になるのは 恐れるのはなぜ? ....
そこには何もない だから懶惰に耽る
見えない現実に 見えない心を封じ込める
猫背になって 冴えなくなって
感じないことが増える事に 敏感になる

今 懶惰のサイクロン じわじわと壊してい ....
心の訪問者は 自問自答を不注意で行う愚かな不安達
内気そうな面して いつまでもペラペラと喋り捲る
それに反応して僕が喋り始めれば 急に黙って怒り出すから
僕の胸の内は てんやわんやである
 ....
特別な昼ご飯をプレゼントします
素直なものはお嫌いかしら? 男の欲求はどちらさま
黒猫の尻尾の反応は見たくないの 
深めたいのは 黄色く 鋭く光る アナタの瞳だけ

距離を計るメーター探 ....
辿り着いた 後先も考えずに この地点へ
敵 敵 敵に いつの間にか くりかえし出会い
それに怯えてるのは処女だと思いこんだ
飛び立つ 私の心は敵だらけで 敵に敵だと思われて
妬ましいさは  ....
マグレの人生相談 僕の感情は必然
ただよう哀愁と 君の優しすぎる輝き
それだけで悲しく どれをとっても美しくて
虎の視線に怯えるように たじろぐという犯行に出た僕は
自意識以上ナルシスト以下の ....
木に止まる一羽の鳥 蝉の鳴き声にうんざりしている
巣では子供達が餌を待っている {ルビ蜥蜴=トカゲ}を狙ってるの
{ルビ叢=くさむら}には{ルビ飛蝗=バッタ}や蜥蜴が沢山いる
子供達の大好物 ....
衝動的かつ冷静さは皆無
迷うではなく凶暴
未来の為ではなく今の欲

それが私だと村長は言った
「皆からは素晴らしいと言われる」
心から残念そうに呟いた

少女には意味が分からなかった
 ....
喜びはほんの数秒で消え去っていくのに
悩みは何時間でも付き纏う
ビルの屋上から飛び降りてしまおうかしら?
女の背後にその女の声が聞こえる
自分の声なんて いつも自分から聞こえてくる気がしないの ....
なんなりと なんなりと
幌の中 豚小屋に 鬚の集まり
空間に 靄がモヤモヤと
薄い光 浮かぶ薄い感情

言葉では表現できないものを
言葉で表現する

団子 机 足跡 名前
叢 飛蝗  ....
ひろしの不満はもはや不満の領域を超えていた
さとしと言う部長の態度が傲慢すぎるのだ
「部長!」
「なんだ、おや?ひろし君、きみが私に何のようがあると言うんだね?」
「私は思うのです…あなた如き ....
今 編

将来の為とは一体何だろうか?
明日死ぬと知らされて、将来の為と言える人はいるだろうか。

僕は明日死ぬと知らされたら、一時間ほど悲しみに暮れるかもしれない。
だけど、いつ ....
思いがけない{ルビ邂逅=かいこう}に男女はお互い{ルビ憐憫=れんびん}の情が湧いた
二人は胸の内で 相手が声を掛けてくれるだろうと思っていたが
どちらも声を掛けられなかった その時初めて未だに好 ....
オレンジ色の空へ シャボン玉を子供達が吹かす
揺れるたびに 風の気配を確かに感じる
割れそうになれば心の中の不安と童心も同時に揺れる
{ルビ踵=かかと}二つ 凍えそうな夜 エーゲ海の支配者は小舟を漕ぐ
胸の中 {ルビ彷徨う=さまよ}ままに海を眺める
夜明けに近づくにつれ 帆は鎮まる 海の支配者は朝眠る
ありがとう
ごめんなさい
中間が一番いいと素朴に思う
男の子の縄跳びがバケツの中で泣いている
水に浸かっているから涙は見えないよ
男の子は涙が見えなくても縄跳びが泣いている事が分かった「大丈夫だよ」
疑うことなんかより 何か食べようよ
嘘をつかないで 太陽を浴びようよ
本当が見えてきたら 僕の本当を埋めよう 君の本当に近づくまで
心の声 風邪ぎみだと感じるのが常
風邪ぎみでない日は いつまた風邪ぎみになるか不安で
その事を考えたとたん ゴッホゴッホと心が咳をする
靴の裏に宇宙の絵が描いてある
靴を作る男 短いメッセージ
歩いた分だけ 星に近づく その距離は計り知れない 宇宙そのもの
陽向(119)
タイトル カテゴリ Point 日付
I grope for it自由詩1*14/9/27 14:08
それも落とし穴短歌2*14/9/26 21:51
絶対自由詩2*14/9/26 21:49
君に会うために自由詩5*14/9/26 14:34
アツアツ自由詩1*14/9/26 10:34
ヒビだらけの日々自由詩3*14/9/24 13:07
呼吸自由詩7*14/9/22 14:35
未来の私 過去の私 底の時の反応はいつも同じだった 偶然の出 ...自由詩2*14/9/19 21:02
裂くように奏でる自由詩4*14/9/19 19:33
自由詩1*14/9/19 18:27
投擲×未来自由詩2*14/9/18 19:59
懶惰×今自由詩1*14/9/18 19:27
歔欷×過去自由詩0*14/9/18 18:05
プレゼント自由詩1*14/9/17 19:57
現実よりも自由詩0*14/9/17 19:26
二人だけの世界自由詩1*14/9/17 17:27
鳥のひと休み自由詩10*14/9/14 18:04
村長と少女自由詩5*14/9/12 18:16
幻影自由詩5*14/9/12 18:15
たどたどしく なんなりと 僕自由詩5*14/9/11 21:01
ちょっと息抜き物語。。散文(批評 ...2*14/9/9 12:07
限りある人生について考えてみる(´・ω・`)散文(批評 ...5*14/9/8 19:03
邂逅自由詩7*14/9/8 13:08
風が揺らしているもの自由詩3*14/9/7 13:23
年老いた海賊自由詩8*14/9/6 17:51
中間短歌1*14/9/6 16:29
男の子の縄跳び自由詩1*14/9/6 15:33
真実との君と僕の本当の今短歌1*14/9/3 15:25
風邪ぎみに戻る不安短歌1*14/9/3 13:27
自由詩6*14/9/3 9:49

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 
0.11sec.