{過去=きのう}のことがまるで昨日のことのようによみがえる

・・・花びらは
誇らしげに 寂しげに 儚げに
その色を 形を 輝きを
放っているけど・・・

一陣の風 やわらかく包み込 ....
うっすら白い雲がたなびき流れる空から
 ふわり 
一片の白い羽が手のひらに音もなく降り立った

それはまっすぐな冬の光を受けて虹色に
その六角形の体を染めながら
僕の手のひらから離れ落 ....
誰よりもあなたが好きです。

素直にずっと色褪せることなく空に向かって咲き誇る一輪の花のように
春を待ちわびながら冬の寒空の下 走り回る子供たちのように
まっすぐに 時に厳しく僕を照らす太 ....
まだ小さい、震えるばかりの子猫を抱きしめながら
君はかけてきたよね。
僕への笑顔の裏に真実を上手に隠せないまま

・・・それが君の素敵なところ・・・

そんな言葉が風にさらわれて、音にさえ ....
「何をしようかな・・・」
君は男の人にしてはほっそりした少し頼りのない
長い腕をすぅっと上に伸ばして
背中越しの見えない誰かに向かって大きな独り言を言う

けれど、今日の君・・・
今はなん ....
「今日はどんな話をしようか」
たまに空を見たりして ずっと頭を掻きながら 苦笑いも浮かべて
思い浮かべている

一瞬マッチのように閃いたのはいつのことだったんだろうか
今朝のことだったか ....
ぱらぱらぱら・・・・・

何気なしにめくったアルバムに一つ
「これからいくつもの壁を乗り越えて・・・」
十年前ながら笑えてきた 苦笑い

きっと今はこんなこと書けなくなってしまったかも ....
何も分からず前だけ向いて
ひたすらに走って 走って 走って

倒れるくらいまで走って

そんなにもまっすぐだったあの頃

どうしてしまったんだろう?
どうしてこうなってしまったんだろう ....
まっすぐと、時折折れ曲がってつづいてる道
キミはどんな思いで見ているんだろうか

このセカイ

キミのいるその世界と平行に進んでるこのセカイを
同じ道、同じ風景、同じ風
そして・・・・・ ....
紙切れ一枚
短い言葉が連なる紙切れ一枚

すっと指を滑らせて見たら紅い血液が
じんわり滲み出した

こんな薄っぺらい
微かな力ですら破られてしまう
この紙切れ一枚

等身大の紙切れ ....
紙飛行機
扇風機の風で飛んでいかないように
クリップでひとつにとめておきましょう

紙飛行機
飛んでいけなくなってしまったけど
明日にはあなたの手元に届くでしょう

いたずら好きな今夜 ....
笑ったり
泣いたり
怒ったり

君の、ころころと、まるで万華鏡のようにかわる
「君の顔」
ボクの一番好きな「顔」は照れ笑いの顔、
宝物の中の宝物

恋の歌を口ずさまずにはいられない
 ....
受験まで一年「しか」ない!
そんな事を大義名分に
優秀かそうでないかなんて関係なしに
一年を卓上で過ごすように
まくしたて

「これは君達のため」といいながら
「教育」という名のもとに
 ....
交差点
ふと立ち止まり
見上げれば
青一色と
白い雲

Date:20th,July 2004
23rd
言葉遊びって何だろう?とか思ってみたりすると
早口言葉だったり、替え歌だったりが真っ先に思いつくけれど
意外と詩やその類も言葉遊びなのかな?なんとも
思ってみたりして。

じゃあ、その言葉遊 ....
あと三日、
レポートの提出期限はいつかの午前0時ちょうど。

かちこちかちこち

時計は無機質に、それでも確実に一秒一秒時間を刻んでいく。
レポートのテーマは・・・・ない。

テーマの ....
背中から君を押すように
ボクの体を南風が通り過ぎていく

北風も 独特の北の空気もないのに
背中あわせの君は何を見ているの?

背中でそっとといかけてみるけど
ボクのといかけは
君 ....
南風がふいて、白熱電球のような太陽が目を焼く

特有の湿った熱さの南風は
暑苦しい夏をさらに暑くし
ボクの不快指数をぐんぐんあげていく

ボクは手のひら以上あるハンドボールをぎゅっと握り締 ....
西 にし ニシ
日沈む方角
終わりの場所
光を、紅さを吸い込む場所

君はほろ苦い明るさを持つ闇色に染まった頬と
闇と一体化してしまいそうな瞳で
まっすぐ何を見ているの?
ボクには ....
東 ひがし ヒガシ
日出づる彼方
まだ眠い頭で君の見てるほうを覗いてみたら
君は何を見てるんだろう?
君の目はうつろで、まるで、あさってをみているようで
眠気が忍び足で遠ざかっていくような
 ....
ボクには秘密がある
誰も信じてくれないような秘密
でも、寂しくはない
信じてくれなくてもかまわないから

それは夜の眠りにつくまでのわずかな時間の楽しみ
灯りを落とした部屋でひとり布団に座 ....
影。
もう一人の自分の姿。
現実世界には現れることのない自分の姿。
現実世界で隠し持っている全ての秘密を知っている影世界の自分。

だから、
現実世界の自分が死ぬと影世界の自分も死ぬ。 ....
今日は曇り。
久しぶりの休みだから外出してみたけど
なんか雨になりそう
ちょっと憂鬱・・・・・・かも

Tシャツにジーパン、いつもの外出用ブーツ
愛用の自転車で川沿いを走ってみたり
見慣 ....
人を善なる方向へ導こうとするもの、天使
それを邪魔するもの、悪魔

悪を悪と思わず
善を善と思わず
ただ己の意識だけを信じ突き進む

バカな思いでも
光も見えない闇の中のほんの微かな希 ....
激しい雨音
それは、ボクの体を雑巾にする
そんな笑えるほど滑稽なシロモノ

たまにはいいこともする
笑えるほど滑稽なくせに
気のきいたハカライもする

近所迷惑な
喜怒哀楽
そいつ ....
「恒常性の維持」
簡単に言えばこんな感じ

「恒常性」いつ何時でも、そうあること
一定であること

体温はだいたい、35、36℃をいったりきたり
37℃をこえると少し微熱気味
ホメオス ....
「これ、どうかな?」
君は困ったような
でも嬉しそうな笑顔でボクに聞いてくる

今日は記念日
ボクらが出会った記念日
そんな記念日に
君はボクにプレゼントしたいって言った

ボクは君 ....
弱気になってみるのもありだろう
強気になってみるのもありだろう

涙するのもありだろう
涙こらえるのもありだろう

はしゃぎまわるのもありだろう
部屋で物思いにふけるのもありだろう

 ....
不安な気持ちと幸せな気持ち
量ってみたらどっちが重いかな?
ただの天秤じゃなくて 心の天秤で

誰かが言う、
「そんなの量れるわけがない。決められるわけない」

たしかにそう
量れるわ ....
朝、いつもの時間に目がさめる
今日は休みだというのに  もっとねていたいのに

こういうとき、晴天がちょっと嫌い

そしてまた布団にもぐる

気がつくと時計は正午をさしている
風が強い ....
もこもこわたあめ(126)
タイトル カテゴリ Point 日付
桜木の下で自由詩4*05/5/4 21:46
手のひらの宇宙自由詩6*04/12/8 22:52
あなたが好きです自由詩5*04/12/8 22:37
ある寒い日のこと自由詩4*04/12/8 22:19
「さてと」自由詩4*04/12/5 22:07
時には明日の話を自由詩2*04/11/6 22:51
10years after自由詩3*04/11/5 0:27
夢の途中自由詩2*04/9/26 22:36
つづくセカイ自由詩1*04/9/26 22:11
プライド自由詩2*04/8/12 22:45
クリップ自由詩3*04/8/4 22:13
ころころ自由詩4*04/8/3 21:12
教育という名の脅迫自由詩4*04/7/20 10:50
夏景色短歌1*04/7/20 10:37
ことばあそび未詩・独白1*04/6/26 22:14
ホームワークが終わらない自由詩3*04/6/18 22:14
自由詩4*04/6/15 22:01
自由詩3*04/6/15 21:49
西自由詩1*04/6/13 23:42
自由詩2*04/6/10 22:00
秘密の時間自由詩3*04/6/7 22:29
自由詩2*04/6/1 9:33
空色ブーツ自由詩2*04/5/30 9:05
悪魔と天使自由詩3*04/5/24 21:55
雨音自由詩4*04/5/20 22:29
ホメオスタシス自由詩2*04/5/19 22:16
記念に自由詩5*04/5/18 21:52
時には自由詩3*04/5/17 22:05
君が好き自由詩4*04/5/14 22:42
本日は晴天なり自由詩6*04/5/12 23:08

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