泣かないで。私がいるよ。
怯えないで。大丈夫だよ。
一生、なんて、軽々しく誓わない。
けれど、あと50年くらいは、一緒にいたいな。

俯かないで。良い天気だよ。
閉じこもらないで。出かけよ ....
シュワシュワと無音の時計の一秒一分一時間を
見ていた
見ていた
見ていた


奇声と罵声といくつかの睦言をすり抜けていく十字路で
見ていた
見ていた
見ていた


耳の奥に響く ....
雨雲の上には、大空があること

大気の外には、宇宙があること

太陽系の向こうには、銀河系があることを

いつどんな時でも忘れぬように

まぶたに落ちた雨粒ひとつも

そっと、 ....
長月夜 冷えて心に 傘重ね
ふりさけみれば 寄る辺なき鳥
疲弊して磨耗した声帯を誤魔化しながら必死で笑ってた
本当の言葉なんていつの間にか出なくなってたけど気づかない振りをしてた
いくつもの脳細胞が眠りこんでしまったこんな日には

疲弊して磨耗した水 ....
地上に出た途端、甘い香りに頬を撫でられて泣きそうになった。

もう金木犀の季節も終わりだろうかと思っていたから、不意打ちで嬉しかった。
夏の、花火のような空気から、秋の涼しく透き通った風になるま ....
さつき(36)
タイトル カテゴリ Point 日付
伝説の魔法使い自由詩110/10/16 0:10
炭酸水の海自由詩410/10/15 23:44
ひとつぶの雨より自由詩6*10/10/15 23:36
雨の夜長短歌210/10/15 23:33
現実自由詩210/10/14 18:30
流れ自由詩210/10/14 18:15

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