ねこは知る ぶたは汁 まるでま(とま)るはなしはまるでおわる


 卵巣が痛むのは、男と結婚したわたしへのFの復讐かもしれない。


愉快に晴れ渡った夏の午後。わたしは、シトロエンの助手席にFを座らせ、幌を全開にして高原へ向かった。風景が白いボディに写りこみ、 ....
わたしだったらこうするを楯に突き進んだ青い時代がありました。あなたのそうするを理解できる想像力に欠けていたのです。お互いの価値観の違いを別れる理由にしてしまう浅はかさ。沈黙は心臓10センチメンタル否セ .... ピアノの鍵を握りしめたままソファーで爆睡していたら

ぺっちゃんこなホットケーキにならないようにベーキングパウダーは必要だって

ほっぺたにバスキアの王冠シールを貼られたの
でパンダの旅へ行ってしまい ....
よいの口
えんぎのいいえん
一丸となって
ひらめきたい
もうすでにあてある
肘あてみたい
たまごのきみ

たまによりかけすぎて
しゅうちゃくえき
しゅうしゅうはくかいな
おそっちゃう
にげちゃ ....
深夜にめい

にもあれ

にもせよ



はらを座る


おいがきたので ・

にべも
しゃしゃりもない
ききみみもしゃがみこむ
アリエッティににてるから好きって

きみは、わたしのせんたくハサミのようなかみどめをはずしながらいった。

わたしはこびとじゃないわって
いうと

きみはこいびとだよっていって

かみをくしゃくし ....
おりかたがわからないんですと云ったあとの沈黙はこころを動かし

剥き出しヌードなことばは
ふたりのあいだに壁をつくり

今夜うさぎだからって
はげしくなついてなめたものは殻

問いは訪い、 ....
どうにも
こうにも


うにを食べたら

ども って
こも って


どこ が分裂したので


糸でんわ

も って


し〜ん





ねてる場合です
ふたりなくて

ひとりなくて

ことりなくて


〈こ〉と、なく



のなく方へ



〈ことりっこ〉





しあげましょう
すきとおるがからまりあがりゆくのです 「素因はたぶん、耳ね」
おまけに、抜け落ちる髪と繋がっている緩んだ肉体は耳のためにあるらしく
耳の熱を冷まして寝ないと
ふとんに泌み込む塩素にわたしの夜を知られてしまう

「結果はたぶん、口ね ....
トイレットペイパアになった語だもの

よわいの

みずからに

てれるの

むこうみずに

ながれるの

みずかけろんに
しょげるの

みずいらずに

とけるの

なみだに


 ....
記憶は更新されつづけ






せなか

はね

うちわなのバタバタ

のりがでしょ

文句などないMONKのピアノみたい



ご機嫌なめ
あやふや叫んでやる

はね

ちょうだい  ....
美しい青年と見に行く約束をしていた。

「グレン・グールド27歳の記憶」というフィルム。

……スタインウェイ……1945年製CD318


……特製の椅子……

……チッカリング……

……歌 ....
癒えなかった

云えなかった

ことばたちよ!
愛した人に見捨てられた人、愛された人を見捨てた人は10秒に一人いるかもしれない。飼い主に見捨てられた犬が76秒に一匹、猫が一分43秒に一匹、二酸化炭素または硝酸ストリキニーネまたは塩素スキサメトニウム .... なつかれて
あめづかれ
  サインはV あのひおひがらよく審美眼白くなかったけど。 おもいつきっておもいやりの親戚だから。やんちゃなわたしたち目きき鼻きき口きき耳きき×きき自己防止のため急停車することがありますので。つりかわ手すりあわせて .... 本がサンドウィッチされた日本語を
シャンプーリンスして
バスタブー跨いで
くばるいばる
うすきみわるいとりこは
わたしを吸収合併した
いぶりだされ
むしりとられ
なめられた
計算低いわたしの皮 フた ....
たちまちに走る いわば きみに
余白はない

断片ばかりか
木っ端みじんに インクを塗りながら

やってくる

枝は

そらつかい

ほらつかい

木が森をかくす前に

ふるい ....
ふとん







′2012・6・24Night
さかさまつりにでかけた

さまさまツリーのあるさかさ祭りまっさかりくるまでお金

スピードイン札

関係車いがいは無題でなかにたちいることを金じまいいたします

律儀はぎちりドアをしめマン

ション ....
ひらがな泳ぎみたい睡眠をころ(が)してはいけないの









by my手彫り版画
ひとつのこころからからまり

う、ま(み)れる
アカルイミライトつくったら

つきはなれて

み、はなすときがくる






by Atelier
♪その壱

ぞうは木の上で鳥の卵をかえせるのか?

こたえはホートンが知ってるよ

♪その弐

橋の上から、犬は川面に映る自分の姿に吠えて、くわえた肉を落とすのか?

こたえはとなりのジョンに聞い ....
阿ト理恵(283)
タイトル カテゴリ Point 日付
ねこはしる自由詩5*12/10/20 0:19
ぶたはしる自由詩4*12/10/20 0:18
自由詩10*12/10/16 0:25
血の太陽散文(批評 ...7*12/10/15 1:49
独月散文(批評 ...10*12/10/5 0:27
ウサギはさみしいと死んでしまうなんて嘘だって、知ってましたか ...自由詩12*12/10/4 12:37
十六夜 自由詩5*12/10/1 20:23
未明うるわしく 自由詩3*12/9/28 2:10
きみ、ジブリがそんなに好きなの自由詩12*12/9/24 23:49
あした自由詩4*12/9/24 0:34
どうにもこうにも自由詩10*12/8/5 14:56
ことりっこ自由詩3*12/8/3 22:58
つる携帯写真+ ...7*12/7/26 12:09
それは、たぶん自由詩8*12/7/24 23:52
流月自由詩5*12/7/24 23:49
はね自由詩5*12/7/20 0:18
「グレン・グールド27歳の記憶」散文(批評 ...4*12/7/19 1:04
いらっしゃ〜い携帯写真+ ...3*12/7/17 17:14
見捨てられても散文(批評 ...2*12/7/15 21:00
夏が待ち遠しい!携帯写真+ ...3*12/7/12 12:45
Petit携帯写真+ ...6*12/7/10 22:16
はれの三九なげき愛 自由詩3*12/7/10 20:52
とりこ自由詩7*12/6/29 22:28
木走り自由詩3*12/6/25 2:08
Petit携帯写真+ ...2*12/6/24 21:30
さかさまつり自由詩2*12/6/22 22:56
こころSwimming携帯写真+ ...6*12/6/20 21:26
ひと携帯写真+ ...4*12/6/13 23:49
過去日記携帯写真+ ...5*12/6/10 23:34
♪こたえはやってみなくてもわかる動物実験携帯写真+ ...5*12/6/7 23:15

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