肉塊の
乳首を忘れた
小鳥が四ツ足の獣と化して
女が泣いた

口が歪み
眉間に皴を刻み
男の背中に爪を立てられず
女は泣いた

終わらない痛みが
どこにもない愛や
夢を変形させ ....
藍色の男は
熱風に散らされた
陽のオレンジを求め
砂漠の旅をする

橙色の女は
夜にただひとり
星を眺め
花言葉を紡ぐ

星を見ない男と
渇くことのない女は
鳥たちの涙を誘い
 ....
言葉が虚しく
星に意味は無く
すべての星は
海に墜落した

月が動かした
振りをした水面と足元を
見下ろした
首が落ちた

海に沈み
海が沈み
感覚が消え

体が消え
時 ....
言葉ではない仕草
景色を眺めた貴方は
その判別を迫られ
男と女とが別れた

それを見た私は
白紙の上に呼び戻し
無理矢理に舞わせ
飽きるに任せた

別れとは終わり
永久に心中は
 ....
    テキストと
    貴方は無関係
    ほんとに

    本と一緒になるから
    全てが色褪せて
    変に醒める
 
    ほんと
    キスをしても
   ....
ハノンにカノン
そしてバイエル

短小のタスクは
凛々と遊び

バビロンの塔は
脆くも崩れ去り

マンモンも神門も閉ざされ
幽門と噴門は灼熱と化した



そを空に問うても ....
俺様「長文乙。今日も不作だったぞ」
神様「俺様、畏れながら不作とは……」

俺様「たわけが!」
神様「ぎゃああ!」

 神 は バ ラ バ ラ に な っ た

俺様「寸鉄の人を殺すポ ....
 売り出され地中海まで運ばれて回すつもりで回されて乙

 大海の波にのりのりサムめらがよんよんよんと単発で乙

 マリリンもマリンもサムと海賊に剥ぐ剥ぐされて露と散るかも
それは
地上のものではない
空にも夜空にも宇宙にもないもの
かたちの留まらないもの

それは雨でもなく
雪でもないそれは雷でもなく
彼方の蜃気楼にも
此方の胸の内にも浮かばれない

 ....
wwwから電波を拾って

装う者は死ねwww

wwwのソースに痺れ

黙る者に幸あれwww
流されて星に盲いて群集劇 五七五理牌すれば
七七五
七が揃わずお化けボーナス


抓んでは弾く算盤自己破産
七を揃えてビッグボーナス


キュイイン
ピンピンロクの一本場
ピンピン急に君に来るかも

 ....
お前の庭は宝石箱ではない
その石は動き
お前には医師が必要だ

星から生まれ落ちた子供などどこにも居ない
お前の窮屈な庭に安住出来る者などない

占い師の僭越は
一切を箱に閉じ込めよう ....
享楽に耳を盗られて金と銀
クククざわざわ命より思い

携帯に携帯されて乙る哉
星の金貨は何処にもねえよ

お塩海苔米なかりせば鬼斬りの
犬は悲しく吠えて潰され
サイクリング リサイクリング やっほやっほ

ドラドラ ウラウラ つぶされちゃって

ぺったんこったら モーモーさん

零れてしまった つゆだくが

きもい げぼい やばい た ....
鳩ぽっぽ豆が欲しくてマシンガン

薬指欠けて宿とる舎人かな

三ツ指が足りてなくなく泥田坊

ワーグナームスカ大佐の子沢山

焼肉や夫婦仲良くあぶるかな
固有名詞が形容詞が
動詞が助詞が
馬鹿が食い物が
何がならんが
並ばんが

よく動くが
眼球が

真冬が
真冬が
来ようが
来まいが

死ね

 ....
スライスし
モーモーたんを
アブッテは
ホフッテホフッテ
アチチアチアチ
薄ら笑いのさらし首
濡れた前髪重たくて
見上げる空は弥たかく
涙に暮れる泡沫よ

風が吹いてはさらし首
波に乗りては軽やかに
雲を払うて愉快かな
恨みを晴らせ笑いませ

薄ら笑いの ....
殺す為に寄せ集まる
忠実どもが沈黙した古都にて
肉体を粉砕してから
悲喜の二胡を弾く

磁石は暗夜に溶け込んだ白銀
螺子やら鉄やらガラスを巻き込み
潰れてしまった君の色は
瞬きの ....
出鱈目で駄目なうたが
全て認められて洗われて
返すことばがふれる胸に
春が来れば幸い

持て余す心が手放され
見棄てられた呪いが
誰人かによって密かに
祈りと変われば幸い ....
抱き合ったり
殴り合わなければ
医術が進歩しないのです
解るかい?

彼方はそう言って
幾つものモルモットを
解剖したのですね
判りますよ

言葉を尽くして
語り明かさない限りは ....
         
  首ったけになれば、
  その首は討たれる。

  今も昔も世の中は、首だらけ。
  首だけでは、痛みは、感じない。



  本来、胸の奥にあるべき ....
このはなの昨夜の花はあすか川
小石をなげるいつの春にも


 告白のなよなよのことてふのごと
 やぶれかぶれにはるに千切れて

 灰皿に蛍の如く腐女子たち
 ヤニの甘さの水をうるかも
 ....
琴の音は

松虫のごと

りんりんと

みみをなくして

琵琶のみなもと




緑一色

野伏せりて待つ

忽ちに

雲に掛かれる

月の晴 ....
数寄な者から順不同に死ぬることに涙をする

 ●

真率な文字列の内服をした
染み渡るものではなく
其のままの死には
至らないものであった

 ●

難儀が過ぎ 自 ....
豆腐と女人は舌で扱うべし

舌を云々するには ハート が不可 欠だ

いでえよ! → あべし

骨のないものは 死ね

骨があっても とろけて 死ね

近頃の歪んだハート ....
唇のふるえは
真冬の泉を汲んだ
傷を忘れたままの
夜を仰いだ祈り

贋の冠が
鎮魂の書を盗み
うたが星々を
歪めてしまうとき

その体はシリウスに攫われ
胸に突き刺さるホロスの槍 ....
 玉きはる

 いくよの夢の

 月なしよ

 つきぬいのちの

 こころとてなく




 諸々の

 太陽の許

 我々の

 蒼褪めたる琴

 一切を洗 ....
姉様


 誰もが望んでいて知らないことが解った!

 貴方は一番の姉様です。
 沢山姉が居るけれど、一番です。
 勘違いではないのだけど、
 どこにでも来て下さり、
  ....
zihan(31)
タイトル カテゴリ Point 日付
文書グループ
online文書グループ09/8/23
投稿作品
動物自由詩1*09/9/11 5:52
供物自由詩5*09/9/10 1:26
Φ自由詩1*09/9/8 6:01
秋から冬へ自由詩1*09/9/7 3:09
古物商自由詩3*09/9/2 1:59
muse自由詩2*09/8/31 0:51
ミクシイの晩餐自由詩0*09/8/27 19:27
海物語短歌1*09/8/26 23:49
自由詩4*09/8/25 3:53
WWW.***.CoM[group]自由詩0*09/8/23 0:49
流星群川柳0*09/8/17 14:40
南国おねいさん短歌009/8/17 1:53
star children自由詩1*09/8/12 21:23
利根川法子短歌0*09/8/11 15:50
牧場自由詩1*09/8/10 8:08
静かなドーン川柳0*09/8/9 5:23
余りに腐女子的な自由詩0*09/8/7 22:40
郷に入りあたるを詠めるうた一首短歌0*09/8/7 4:58
bluesky自由詩0*09/8/6 14:53
KIN170自由詩0*09/8/2 3:28
逝ってよし自由詩1*09/7/31 11:53
お医者さまと主治医の問答自由詩1*09/7/29 10:45
月風魔伝[group]自由詩2*09/7/25 14:50
マッテテコイサンマン短歌2*09/7/23 14:35
あかきを詠めるうたニ首短歌0*09/7/21 5:03
修羅道自由詩2*09/7/18 21:28
ホクートノワスズ@麻雀吸血&回春録自由詩0*09/7/16 13:16
esprit自由詩0*09/7/15 13:26
みずにしずめるを詠めるうた三首短歌0*09/7/14 22:14
きれいの手紙  ——勿来に嫁いだ実姉に捧ぐ自由詩0*09/7/13 15:28

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