母がいる時

我侭で

祖母がいる時

譲らない台所

誰が最初に教えたの



料理がうまくなるには

見よう見まねが一番で

サトウ、シオ

スッパイ過去の
 ....
あることないこと つぶやいて
名のある人が 闊歩する

ごんべいは 名無しというのかいわぬのか
誹謗中傷 人知れず

2次元の世界に生きて 暗躍し
地震雷家事親父 

果てはみえない ....
ジャンキーの放送作家と

旅路で出会う

歯がないし 体も痩せて

女買う

マルクス主義の家系には

狂う子供が多いとか



十数年後の今ならば

子供は皆

 ....
打ちまくれ 打ちまくれ 打ちまくれ

空のない道と

明かりのない部屋

珈琲色の悔やみと

黄金色の砂漠が

赤道とニュートリノの間で消えていく


だから

打ちまく ....
あぶらぜみ 8年かけてうまれなく

蝉がなく

なかないなかない

喚くのは

我慢強い北国の

魂ひきつれ



泣けば気持ちが晴れるのに

喚くのは

どこかの ....
話すこと
#(シャープ)な会話は成り立たず
激震の怒号と悲鳴が鳴り響く

奏でることは容易でも
楽団はひとつの音にはまとまらず

明日、明後日、この先も
太陽と光と水の共鳴で
生きる ....
素手でつかんだ雑草も

ドロドロ社会にまみれてさ

冬とは言えない嵐の日

ちゃりんここいで突っ走る

先生が走るからこそ師走であって

こいでもこいでも

向かい風

働 ....
政治の茶番劇場だの上映するテレビ局

どうでもいい世間の井戸端会議参加する犬養婦人

無用の回覧板になぜ印鑑が必要か

ステーキにしいただく

そうしたものが肝機能をダメにして

 ....
高齢化進む集落で

早死にの父母の帰りの盆の中

蒸し暑い昼間を避けての掃き掃除



誰がやれとも言わないが

休みなく働いて

疲れていてもやり遂げる



遺伝に ....
もういない 親がもとめる 理想の姿
いつまでも 欲ばりばかりじゃ 現実は
適わぬ夢で 満ち溢れ
右往左往の 紫陽花の雨
知ってか知らずか 色あいが 
性別越えての まだら模様 

もういない 幼き日々 ....
あってもなくても足りなくても

満たされない

それが人の性だから

夢とか希望とかにうつつをぬかす

そうじゃないと苦しくって

そうやって繰り返し繰り返し



未曾有 ....
晴天のいきわたる青空に 地を這う家鴨の不自由さ

遠くに聳える 希望の山が見えている

逃げ出したい願望とは裏腹に 世間の歯車へ突き落とす


誰を頼って生きるのも できないことと知りつ ....
森の中に横たわる

女がなぜ裸体なのかと思いつつ

絵画の前で円弧を描く

切り離された肉体と虐げられた精神は

発光した光の中から産卵し

やがてマンタの核にしきつめられる

 ....
アンドレ・ブルトン 女は影なのですか
 こんなに世界は変わっているのです

口に出せないことを 何かで紛らわすのは
 枯れていく体と共にあります

孕まないメンスをメスをいれ すべて取り出 ....
我が子とまではいかないが

年の功での助言にて

ぼろ屋の手入れをし始める

憧れの農業よりも楽な筈

草刈り、刈り、刈り、

思い出す

父が庭木の手入れして

母にまだ ....
服にまとわり

振るい落とすこともままならず

洗面所の傍らに

除湿機つけて

干すけれど

杉の芽吹きに惑わされ

予報が晴天だと言われても

晴れぬ思いは

家の ....
冷たい雨が降る

雪にはならない

人は優しくもあり

冷たくもあり

人を信じすぎるから

とても傷つき

コートを着ても

古傷が痛む



晴れた日は眩しいが ....
夏でもないのに
帰り道
アップルシャーベットを
ほおばりながら
ちゃりんここいで

すってんころりん

あっちゃもこっちゃも
傷だらけ
青たんできて
アイスはとけて

どろど ....
電灯をつけっぱなしで寝てしまい

朝目覚めるとやけに明るい部屋の中

ちょっと前何かを落としたけれど何かがわからなかった



ベットを下、テーブルの下、本棚の下

くねって探して ....
歯に詰まった小骨をとろうと指入れる
全くもって取れないで
爪楊枝
歯の隙間増えたなんて思うけど
赤ん坊
吸わない乳首の色合いは
まだまだ女と言わせるようで
しらばっくれて抜け出す路傍の片 ....
1
平凡な1日は小さな喜びが大きくなる

あたしの1日はまだまだ終わらない

ひとりの心を傷つけて、たくさんのひとから傷つけられた

何も豪華でない食事がたくさんの量で高級料理に変わった ....
いくつかの分岐点はあるかもしれない

それでも、人生という道しるべに

崖や渓流があったとしても

それは迂回するしかない

私は歩きながら、余所見をしない

直線の道を歩いていく ....
あなたが先に眠るのならば、
あたしはその吐息で眠りにつきましょう
つないでいた手を

静かにはずし

あなたをみつめ

終わりを悟る

ステップは完璧で

くねらせた肢体は

スタンディングオベーションの花道に

これが最後のステージと
 ....
体に沁みる肉体労働の汗は

博打の誘惑と駆け引きの間

副業とさえ感じる勝利の味

忘れることができぬままで

本業の復帰への目処がたち

底辺の責任のない生活から

通勤ラッ ....
本業を失って早2ヶ月過ぎて

暗中模索の仕事探し

友達さえも不況の火車に乗る始末

唯一の家族の弟にさえ

頼ることさえできない姉である



こつこつとバイトをしながら勉強 ....
年をとれば伴侶や子供がいて

不安を抱えても

誰かひとりでも勇気をくれる

女ひとり

佇む日々は

花としても晩年に差し掛かり

明るく見えた若かりし日々の栄光と

あ ....
何を思い突き進むのか

夢の思い出を胸に

散っていく夢の花弁が舞う

なるようになるなって嘘

母がいた頃と全く世界は変わって

恐慌という悲鳴が雷雨のように叫ぶ

失った視 ....
棘の道はいくつも続き

安穏とした日々はもはやない

暗い夜道に森は立ちはだかり

恋人と生き別れる

光だったあなたは

今やあたしを悩ませる罠

振り返らないと決めても
 ....
あの大きな事件であなたの失ったもの

欠落した性格を受け入れるだけの抱擁

あたしがどれだけ説明しても

あなたの傷は一生治ることのないもの

あたしの病にもにているけれど

自然 ....
yoyo(72)
タイトル カテゴリ Point 日付
サシスセソ自由詩4+12/6/2 6:07
名無し自由詩412/5/16 5:50
道化師自由詩111/11/6 0:47
乱射自由詩311/10/15 17:45
ウツセミ自由詩211/8/13 20:21
♭(フラット)自由詩3*11/5/12 20:15
伸ばした手自由詩1*10/12/6 20:16
減肥自由詩210/9/6 0:23
はかれない砂時計自由詩210/8/8 22:31
まとうもの携帯写真+ ...410/7/1 6:18
廃棄物自由詩110/6/2 4:32
醜い家鴨自由詩110/5/16 19:17
メルカトル図形的散布自由詩310/5/9 4:40
つぶやき自由詩410/5/4 21:55
赤い斑文自由詩310/5/1 21:48
流し落とす自由詩110/2/14 15:55
冬の日に自由詩109/12/4 1:05
とけるまで自由詩209/11/1 6:08
リモコンから始まる朝自由詩109/8/8 7:34
サーモンピンク自由詩209/7/1 7:09
ロードムービー再び自由詩109/6/16 23:22
直線の道自由詩1*09/6/13 0:56
おやすみ自由詩109/5/25 1:44
ラストダンス自由詩109/5/2 4:30
忘却自由詩109/4/2 6:19
にゃあ自由詩2*09/3/2 21:29
女ひとり自由詩3*09/1/14 13:17
皆無自由詩1*09/1/13 23:03
棘の道自由詩208/10/15 5:52
あなたの隙間自由詩208/10/11 5:41

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