風上から風下へ爽快に走る自転車
反対側を走る自転車に乗る僕にそれは妬ましく映った
そんな感情を抱いたのはいつからだろう
そんな自転車に乗ったのはいつからだろう
なんで、そう思ったんだろう
....
「立ち上がれ」
君にとって少し
キツい言葉なら
「立ち上がろう」
言葉を
かけてあげる
「寂しいよ」
君が言うのなら
「悲しいよ」
僕が言ってあげる
....
理想にすぎない
あなたの言うことを
常識と信じられたら
どれほど無知で
どれほど幸運で
オレンジ色に染まる世界
目がおかしくなりそう
太陽を直視、太陽を直視
星が輝き ....
誰かに嫌われたり
誰かに騙されたり
誰かに愛されたり
全て混ぜ合わせると
結局は黒になる
人は生まれもって
白、白、白
(もしくは親色に少し)
そして
いろいろい ....
久々に会ったから
君の手をすこし強く握った
まだ愛を知らない僕らは
その意味よくを理解できない
君にもらったプレゼントで
僕を埋め尽くしてみた
気付いた君は
たくさんのプ ....
君がみんなを惑わす
太陽ならば
僕はみんなに
日が当たらないように
雲になろうと思う
独り占め
させて
夜寝付けない日が
続いている
高い熱は理性を
無くしていく
だけれど
君に会いたい
タミフルや
解熱剤でも
おさまらない病気に
二人困り果てている
皆さんは「カピバラさん」という商品をご存知だろうか、大きい頭に丸く黒い目、短い手足の動物のぬいぐるみである。
何を隠そう、私はこの「カピバラさん」が大好きだ。彼(もしくは彼女)のかわいさにはどんな ....
早咲きの
桜の花が
まっている
人ごみまだか
春はまだかと
どこで無くした
その手の中の
宝物
どこで亡くした
側にいたはずの
君の声
周りは炎につつまれ
街は死につつまれた
ガレキの中
君を探した
でも
....
天井が
少し低くなりました
心の一部が
ぬけて
上に上に
あがっていきました
「またお前は自分を
殺しちまったんだよ。」
そう言ってそれは
天井に染み込みました
....
客観的でいたい
詩とか努力とか
人生のすべてにおいて
でも
客観的って何か
自分でもよくわかっていない
詩を書いていたい
望めるなら一生
寝食を忘れ性欲すら忘れ
没頭した ....
生まれる気など
無かった
何故なら僕は
帝王切開
けど生まれてきた
今は後悔していない
母の腹ん中
へその緒に
首を巻かれていた
やる気が
少しで ....
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