探し歩いて
遠回りして
やっと少し見えてくる
ずっとそれの繰り返し

失敗するのが怖かった
同じことを繰り返すのが怖かった
でも始めなきゃわからない
始めてみなきゃ終わりもない

 ....
絡み付いた糸がほどけない

不規則そうにならんだ規則的な網

苛立ち睨み合い一本の糸がきれた

振りかざした拳にはまた糸が絡み合っている
すべての灯が消えて

私は闇と静寂につつまれた

携帯電話のディスプレイだけが

取り残されたかのようにひかっている

それも数秒したら消えた

今度こそ私はひとりになった

 ....
空から降り立った

ひとりの天使

幸せを配って歩いた

返ってきたのは言葉という凶器

傷だらけの天使

もう空は飛べない
思い出して読み返しては

立ち止まって振り向いてる

戻ることのできない岐路

変えることのできない選択

後悔してるんじゃない

ただ懐かしんでるだけ

でもちょっとだけ
 ....
傷を摺り合わせて

流れるのは 血か 涙か

今はわからずとも

朝が来ればわかるでしょう
甘い香りで誘って

あなたを虜にするの

早く見つけて

真っ白な本当の私を
幸せが溢れて零れていく

でも拭かなくていいの

きっと蒸発したら

また幸せな空間にしてくれるから
大人になった私へ

今日私はこんな空の下、
子供と言われる最後の年をむかえました。
今はまだ実感がわかず、焦りばかりを感じています。
あなたは大人になれそうですか?
それとも大人になっていますか?
 ....
「地球は廻っている」
学校でそう習った
だが本当か私は知らない
教えられただけ

眠らなくても朝はくるし
働かなくても日は落ちる
それは私の目でみた
たしかな事実

眠りたくもない ....
耳障りなノイズ

うるさくて飛び出した


まだ残っていた

ナチュラルな優しい音楽
指が窒息しそうな
ピンクのマニキュアに
なれないピンヒールの
ミュールをはいて

私は今日も外へ出る
この息(生き)苦しい世界へと
空からこぼれた雫は

かみさまの涙

地球を優しく包み込んで

渇いた私たちの心を

潤してくれる
頭がかち割れそうな響き

喉が締め付けられるような苦しみ

胸が苦しくなるほどの罪悪感

ナイフで自分を刺したくなる衝動
たくさんのひとがとおった

ひとつのみちに

ぽつんとたつわたし

ふりむけばあったはずのあしあとが

かぜにもうけされてた

だれももうとおらない

わたしだけ ぽつん
ねぇ 作り笑いは嫌いなの

ねぇ 愛想笑いは得意になったわ

ねぇ 胸が苦しいの

ねぇ 泣かせてはくれないかな
永遠なんてないっていうけれど
かわらない景色がここにはあって
なんだか目頭があつくなった
空には雲ひとつなく
パステルカラーが頭の上に広がる
だけど私は上を向かない
何故こんなにも心が影っているのだろうか
はっととび起きた
息が荒く少し苦しい
怖い夢をみた、気がする
全く覚えていないのだけど
嫌な感じだけが残っている

もう一度眠りにつこうとするが
また怖い夢だったら、と考えると
なかな ....
二人がかわした約束は
もう叶うことはないけれど
あの瞬間は私の中に
ずっとずっと残るだろう

思い出すと懐かしく
そして胸がしめつけられる
それでも私は忘れない
たったひとつ残された
 ....
 ?
 目覚めたとき、そこは閉鎖的な暗闇だった。この嘴でつつけばいいということは本能でわかった。しかし、新しい世界への不安、未知への恐怖がそれを拒んでいた。どんなことが待っているかわからない。それは ....
夕日がくれた
虹色のプレゼント
うまく言葉がでてこなくて
一生懸命探すのだけど
やっぱりしっくりこなくて

あなたに伝えたいという思いだけが
あなたに届いて
何を届けたいかが伝わらない

きっともうそれは
言葉で表 ....
家出をしようと思った
理由なんて適当だ
ただやってみたかったんだ

とりあえず思い切り外へ飛び出した
母さんが追いかけてきて
財布だけ取り上げられた

仕方がないからひたすら歩く
と ....
人間のようなものが
目の前を通り過ぎていく
皆仮面を被っていて
何なのかわからない

果たして人間なのか
それとも天使か悪魔か
はてそういえば
自分は何だったろうか
いっぱい喋って
いっぱい笑って
いっぱい隠した

1番したいのは
いっぱい泣くことなのに
それだけはできなかった
夜の森に立派な洋館を
立派な洋館に綺麗な玄関を
綺麗な玄関に真っ赤な絨毯を
真っ赤な絨毯に白い螺旋階段を
白い螺旋階段に長い廊下を
長い廊下に一つの扉を
一つの扉に広い部屋を
広い部屋に ....
ここからは月しかみえない

ゆらゆら波打っているが

満月だということはわかる

手をのばしても触れられるわけもなく

遠くなっていくばかりだった


背中になにかがあたったとお ....
静かな時間が流れ
私はひたすら描くことに没頭する
内から外へでては
夢が現実へとかわっていく
いつしか部屋にはたくさんの和音が満ちていた
不協和音をところどころいじり
あえて残してみたりと ....
 ? The earth's story

 絶望と希望は同時にやってくる。
ひとりぼっちの神はずっと窓から地球を見ていた。
恐れられようとも人が好きだった。
なぜなら楽しいことも悲しいこと ....
優羽(76)
タイトル カテゴリ Point 日付
私というもの自由詩1*07/9/13 19:02
蜘蛛自由詩3*07/9/11 0:43
闇の中で何を想う自由詩3*07/8/28 2:14
傷だらけの天使自由詩2*07/8/14 0:05
過去自由詩6*07/7/12 22:06
夜明け自由詩3*07/6/28 2:16
りんごあめ携帯写真+ ...8*07/6/2 17:53
記念日自由詩6*07/5/29 10:27
手紙携帯写真+ ...4*07/5/26 11:42
世界自由詩3*07/5/24 15:12
ひとやすみ携帯写真+ ...3*07/5/14 14:05
日常携帯写真+ ...3*07/5/11 16:48
自由詩2*07/5/11 14:46
衝動自由詩3*07/5/9 11:55
足跡自由詩3*07/5/8 4:24
オネガイ自由詩1*07/5/6 3:34
かわらないもの携帯写真+ ...6*07/5/1 18:09
天気携帯写真+ ...1*07/4/30 10:59
リアル自由詩1*07/4/28 23:38
約束自由詩2*07/4/28 7:01
クローバー散文(批評 ...2*07/4/27 1:05
置き土産携帯写真+ ...1*07/4/26 8:43
きもち自由詩9*07/4/26 0:44
はじめての自由詩6*07/4/26 0:37
街中にて自由詩7*07/4/25 12:28
泣き虫自由詩6*07/4/24 15:07
情景自由詩2*07/4/23 19:54
自由詩4*07/4/23 11:17
幸福な時間自由詩2*07/4/20 20:06
The soft feather story Ⅳ散文(批評 ...2*07/4/20 19:50

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 
0.11sec.