貴方の突きつけた言葉はナイフ

あたしの大事な部分をえぐる

愛でなくても

ただ純粋な遊戯でも

染み出た白い血を舐めて
くさった

りんご

すこしもおいしくない

まずい

すててしまえばよかった
雲の切れ間から日が差した時

林檎の赤が眩しいのは 罪のせいだ って気がついた

すぐに遠ざかっていくあなたに

また会えるかな ……なんてね

少しだけ夢を見させて 

 ....
街中のキラキラに

いちいち君が笑う

幸福そうに

それだけで

僕は満たされる。
いつだって 何もしない をしているの

ママは怒るけど本当だもん
ああ見えていつも

甘いモノを欲しがっている人だった

それなのに結局

私が差し出したものは選んでくれなかった

だから あの夜飲み込んだ金平糖は

今もおなかの中でイガイガ ....
この世界はフェイクだ

それなのに

あの人の言葉を信じてしまった

私は正気(ばか)だ
衿野果歩(97)
タイトル カテゴリ Point 日付
SとM自由詩307/1/3 23:54
それでも、欲しかった自由詩4*06/12/25 0:25
罪とイブ自由詩3*06/12/24 20:47
聖なる夜に自由詩306/12/23 9:07
言い訳短歌206/12/19 21:29
金平糖の夜自由詩6*06/12/17 23:25
Real world自由詩2*06/12/17 15:58

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