貴方の突きつけた言葉はナイフ
あたしの大事な部分をえぐる
愛でなくても
ただ純粋な遊戯でも
染み出た白い血を舐めて
くさった
りんご
すこしもおいしくない
まずい
すててしまえばよかった
雲の切れ間から日が差した時
林檎の赤が眩しいのは 罪のせいだ って気がついた
すぐに遠ざかっていくあなたに
また会えるかな ……なんてね
少しだけ夢を見させて
....
街中のキラキラに
いちいち君が笑う
幸福そうに
それだけで
僕は満たされる。
いつだって 何もしない をしているの
ママは怒るけど本当だもん
ああ見えていつも
甘いモノを欲しがっている人だった
それなのに結局
私が差し出したものは選んでくれなかった
だから あの夜飲み込んだ金平糖は
今もおなかの中でイガイガ ....
この世界はフェイクだ
それなのに
あの人の言葉を信じてしまった
私は正気(ばか)だ
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