有楽街の小便通りを右手に曲がると
ひなびた並びの中にあるお店
Oh ヘンリー
久し振りだね聞かせておくれよ
JOHN COLTRANE
客は悪いがオイラ一人さ
今度はヤツも 連れて来るから ....
あの人に嫌われたあたしの涙は
どこに捨てればいいのかしら
何も見えない表通り
あたしを包み降りしきる 牡丹雪
飛び出したのはいいけれど
行く当ても見当たらないあたしに
思えば
あの人はい ....
36号線で玉突き事故の大惨事
サツはホシをあげたけれど
真実は誰も知らない
パクられたのは替え玉KID
パクられたのは替え玉KID 

静内での一人暮しの老人殺し
現ナマ目当ての計画犯行 ....
I say good by my girl to you once more agein
出逢いの時の溜息は 
優しい人と囁いていた
夜更けのスナック 
ボックスでほろ酔い気分に潤んだ瞳
薄 ....
あの頃の僕ときたら
明日しか見る事が出来ずにいたけど
君はそれを拒みはしなかった 
そして
解り合えぬまま
手探りで心確かめあって
二人の暮らし夢見ていた 
幾つかの夜を過ごし

 ....
タコが自分の足を食べて
生き延びるみたいに
かつて 赤字続きで国鉄は
ローカル線を廃止した

頭だけになっても
足はいつかは生えてくると
だけど
本当の狙いは 頭のすげ替えだったのさ
 ....
朝日さえ当たらぬ 
この長い廊下 
軋みだけが
響き渡る



売られて連れられ
廓の網 
格子窓から
手を出して
遊客に色を売り 遊客に色を売り

組み敷かれ色声
漏ら ....
そうして…

ふと口ずさむ歌に思い出した君は 遠い過去
口癖の様に語った夢は歳に不似合い 笑いの的
耳をふさいで眼をつぶり がむしゃらに生きて 

そうして…

学生時代の幼なじみ ....
あの娘のテレフォンナンバー 
こっそり教えて貰ったよ
いつも気に掛けてるのさ 
勿論君の事だよ
夕暮れに疲れて 
赤いお酒飲みながら
寂しく僕は 
ダイヤル回したくなるのさ
だからさ君 ....
結び合う空 秋茜 絡まり揺れる 願い握るる細き指に
噛み合わないまま 言葉喪い アイスコーヒー
みなもに写る外灯の 白き光偶然 漂い
まっしぐらな紫煙の さざめく溜息をえらびながら
ちょっと切 ....
チョイト そこ行く お兄サン
何処へ往くかは 知らねども
ポケットの中 膨らんだ
箱の中身は 何じゃろな
コンドーム コンドーム
今日は 彼女とデイトだよ

力みなぎる若人は
今も ....
お願いだからあの娘のことはもう言わないでよ
忘れられないけど忘れたいのさ
あの娘にこがれたオイラのハート
だってあの娘はいつだって
オイラのことには 無関心

無関心なのサ 

無関心 ....
かげろうのいのちはかなしくさのはではねふるわせてもおもいはかなし

・・・

かげろうのいのち
はかなし 
くさのはで 
はねふるわせても
おもいは 
かなし

・・・

か ....
真夏になれば繰り返す
気付いた時は赤くただれてる
チンキを塗ればしみる
思いも因らず
Wow Wow Wow
なっちまったゼ Baby

両手ポケットに突っ込んで
気付いてみれば視線集 ....
果てない空を自由に飛ぶ鳥たちと
空に続く草原を駆け巡る遊牧の民
あこがれ焦がれて出会いを求め

さまよういのち

闇にまたたく名も知れぬ星屑たちと
きらめくネオンに魅せられた夢惑う人たち ....
※〜たんぽぽの 絮首振って 風選ぶ〜

何をかやるやら人任せ 煩わしさの邪魔臭さ
落ち着く先のない旅を 探した求めが駆り立てた
何しても悪しかりし身が 何してもよき身となりて
極楽トンボが ....
正直なオイラひねくれ社会 
鎖をぶっちぎってやったのさ
慌てた奴らポリ公呼んで 
逆に鎖を掛けられちまった
サツの御殿に連れ込まれ 
いかれたアイツが囁いた
君に似合いのホテルへ行こう
 ....
娘は気付くのが遅かった 医者は手遅れを家族に告げた
その日が長い闘病生活の幕開け
時を置いて たくさんの人 励ましを冗談交じりに笑いながら
付き添った父も母も明るく 笑顔交わしていたが
彼女は ....
休日ともなると街中は、それこそ
老若男女が入り乱れ、掻き分ける様にして
歩まなければならない程の雜踏を形成している。

ファッション雑誌に躍らされた
鮮やかな若者も
スーツ姿の没個性化した ....
生甲斐の 履き違えで

アベック通りの通学路 
自転車飛ばして
ダチとつるんで
遅刻しそうで
ポケットの中でブンタ
Dans 踊ってる
指導部の先公に
眼を付けられながら
シカト ....
ずるいよ
君から去ったくせに。
あの頃から少しは大人になれたはずだったのに。
出口が見えない迷路の中で、夜の街角に怯えてる天使達。

本当は
「今でも愛してる。」なんて
言っちゃいけ ....
陽は分け隔て無く 西から照らす 
何処でだって いつだって 輝き出すのだ
懐かしいだけの時代
ならば 
性懲りもなく 繰り返されている

あの日
あの時
あの場所の
歴史の痛みが 沁 ....
独りだけじゃないさ 
        夢見ているのは
希望は 捨てないで
        いつか叶うはずさ

天国なんか
何処にも無いと

勿論 地獄も
何処にも無いと

    ....
嗚呼!・・・・・

神田書店でビニ本を
二千五百円で買った あんたは

後ろめたさも感じる事なく
かえってウキウキ気分

ウエシマで彼女と待ち合わせ

淫靡な瞳 探りながら
ビニ ....
客に魚を届け代金を受け取りそのまま後ろ向きに上手から登場)
本当に、有り難うございました。
(丁寧に礼を述べ、空を見上げて玉の汗を拭きながら)
いや〜、暑い暑い。
(初めて観客に向い)
しか ....
優しい言葉に意気地無し 本音を吐けば笑い者
打ち明け話にそしり笑い 口先ばかりの舌先三寸
卑屈な程の思いやり 
        他人の不幸も銭勘定

愛想笑いにおりすけ根性 
中途で切れた ....
1993年6月のある日、僕の中で鳴りを潜めていたアッケラ感が動き始めた。
僕はその頃、愛と喜びの実践に満ちた『教祖』となりつつあった。僕の内の忌まわしきアッケラ感からの誘惑だ。それは、若き哲学者の太 ....
 毎日浜辺に、少年が座る様になったのは、いつの頃からでしょう。そして、今日はいつからそこに居たのでしょうか。高く蒼く澄み渡った秋空の下で、少年の体は随分と前からすっかり冷え切っておりました。潮風の囁き .... でっちあげに気を取られてる隙を狙って
忍び込む幻Armyアジアンの片隅吹き荒れる
朝の来ない夜はない
声色使って耳打ちするけど
誰にでも察しはつくさ
そんな事じゃ騙されない 
くすぶってる ....
「死んだ方がましだ。」と
貴方は 母さんの事も考えてくれず
部屋に閉じこもってしまった

貴方の好きな 全員集合が始まったのに
貴方が部屋から出て来なかったのを
母さんはね てっきり貴方は ....
板谷みきょう(368)
タイトル カテゴリ Point 日付
味源[group]自由詩2*07/5/16 22:34
大雪 小雪 中島みゆき[group]未詩・独白1*07/5/16 1:58
替え玉KIDに御用心[group]自由詩0*07/5/15 1:09
似非紳士偽淑女(えせしんしぎしゅくじょ)[group]自由詩1*07/5/15 0:46
雪風に埋もれて[group]自由詩0*07/5/15 0:28
昭和六十二年四月一日[group]自由詩6*07/5/13 21:30
大門通の白石遊郭秘話[group]自由詩2*07/5/13 13:04
ふるさとはどこですか。自由詩1*07/5/13 3:15
Please call me please[group]自由詩3*07/5/12 1:49
欲情の温もりと優しい光 傷が癒える夜の幸せな雨/八十作品自由詩007/5/12 1:42
混同小唄[group]自由詩1*07/5/11 6:29
ドンファン出来ないピーターパン[group]自由詩1*07/5/10 21:58
解体言語自由詩1*07/5/10 21:37
密林の驚異[group]未詩・独白007/5/8 23:21
モンゴルを渡る風[group]自由詩1*07/5/8 23:14
ホラ 聴こえているかい 見えるかい[group]自由詩0*07/5/8 23:03
電気SHOCK[group]自由詩1*07/5/3 12:32
幾つもの星が流れた朝[group]未詩・独白0*07/5/3 12:25
大道の宵散文(批評 ...007/5/2 19:32
そんでもってTeacher[group]自由詩0*07/5/1 21:52
愛のない便り自由詩1*07/5/1 21:29
神に向かいて飛ぶ鳥は[group]自由詩007/5/1 7:52
望むだけでも構わないのならば[group]自由詩0*07/4/30 21:27
外面菩薩内面夜叉自由詩007/4/30 1:59
魚売り散文(批評 ...007/4/29 11:30
念殺御陀仏(ねんころおだぶつ)[group]自由詩007/4/28 23:51
幻想と真理の彼岸で未詩・独白0*07/4/28 23:46
虹のかけら(あぶくの妖精の話)[group]散文(批評 ...1*07/4/28 2:19
かまい かまわれ かまい達[group]自由詩0*07/4/28 1:46
母さんはね[group]自由詩0*07/4/27 22:47

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