きのうのきみの
ことばのとげで
こころがチリチリ
いたんでヒリヒリ

きみにあうまえのぼくを
きみがしらないなんて
あたりまえのことに
はらをたててもおわりはないよ

きりなしうた ....
君と僕の間に透明線
いつまでも消えないよ
僕は必死に消してるはず
君が引いてるの?
春も夏も秋も冬も
いつからか色をうしなって
ただ繰り返していた日々
遠すぎる空のむこうで

ぼくの声もぼくの体も
いまはもう誰のものでもなくて
誰のものでもないぼくを
まぁるい月が照ら ....
つきたくもない嘘をついたら
ひどく消耗して眠り込んでしまいました

起きても何もする気になれず
また眠りの中に逃げ込んで

眠っても眠っても眠っても眠っても
どこにもたどり着けないのでし ....
風邪薬と頭痛薬と睡眠薬を飲んで少し眠ってしまいたかった夢はいらない

昨夜はそんなふうで目覚めても世界はどこまでも変わらない

晴れた日は空に吸い込まれ我を失い雪の日は雪粒を呪い雲を破壊したかった

 ....
じぶんをたもつために
だれかをひつようとする
そしてこわす
なにもかも


そのくるしさにたえかねながら
それでもすがりつかないと
じぶんでいられないあなたが
ときどきひどくかなしい ....
いっぱい泣いたら
いつか笑える
と無責任に言い放つ
そのあとに続くことばを
のみこむ

そこは新しい世界
きのうのなみだを
キラキラ輝かせても
それは別世界
壊れたもの戻らない
 ....
泳ぎ続けなければ死んでしまう回遊魚
みたいな自分に疲れた日は
空を見上げればいいのか
花を眺めればいいのか
あるいはお茶でも飲めばいいのか

そんな簡単に止まれるのか
留まれるのか
そ ....
きみは朝からウキウキ
いちごはきらい
でもケーキはだいすき

プレゼントにもらった
さかなひこうせん片手に
家じゅうバタバタ

とまるかもしれないと言われた
その心臓はおおきくなって ....
きみのメールも電話も無視して
それでわたしが無傷だと
本気で思っているのかい?

たいがいのこと謝られたり
納得したら許してしまうけれど
今回はどうしようもないんだ

到底許せないこと ....
好きな人が好きでいてくれることは
孤独を失うことにつながっていると
そう気がついた今日
外は雨ふりでした

雨の中、小走りにかけてくる
少しふるえてる感じの君に
目を奪われながら
心は ....
ドロノヨウニ
ネムリタイ
ズブズブズブ
ズブズブ
いつか今を笑えますように
いつか光が射しますように
その光が本物でありますように
どこまでも誠実でありますように
エイプリルフール
ふいに飛び込んだ訃報
満開の桜のなか
見送られたあいつ
今頃なにしてんだ?
どんな顔してわらってんだ?

残された僕ら
いつもと変わらず過ぎる日常
少しだけネジ外れ ....
青空求めるドラキュラ
暗闇さまよう泣き叫ぶ魂
いつか通ってきたはずの
絶望へつながる道を今日も歩いてる

手はつながず
目を開かず
耳も閉じられて
足は地に着かない

そのねがいか ....
雨が降ることにもやむことにも現象として以外に何の意味もありやしないのに余計な意味付けをしてしまい食傷気味だなどとひとりごちてみる。 今日から春だと暦は告げ
ショーウインドーもそんな感じ
だけど朝からメールが届いて
大切な場所がなくなったと知らせてる

心にポッカリ穴が空いたと
ありきたりな言葉を口にして
それでも続く ....
自分からてばなしてしまったので
しかたのないことなのですが
胸がすこしいたむのです

不安をてばなすための孤独に
たえかねているのです
どうでもいいだれかとメールして安心しました

で ....
冬は人が死ぬ季節だと思っていた
小学校4年生の1月におじいちゃんが死んだ
その年
田舎では何十年に一度かの大雪が降った

毎週法事があって
行くたびに大雪で
父親たちは屋根の雪おろしをし ....
いつか僕が死んでしまうとして
どれくらい君の記憶に残るのか
なんてこと考えながら
会ったりするのはイヤなんだ

昨日の僕はとても嘘つきで
というかいつも嘘をついてばかりで
なんだかとても ....
どこから始まる新しいスピリット
壷とバスから火を吹いても
明日を迎えに行くって決めたんだ
暗いメンバーでパーティしたって
依存症の僕に味方なんかいないから
310個の彗星と43回のパレード
 ....
電子レンジで
あっためただけの
安っぽいハンバーガー
みたいな
湿気をふくんだ
生ぬるい
口の中で
張り付くような
あったかさ
でもいいから
ぬくもりが欲しい
などと言ってみる
明日はお見舞いに行くのだ
末期がんで抗がん剤投与も止めてしまった
半年か一年に一度くらいの頻度で会ってた
親戚のおばさん

会いにきてほしいと
おばさんの家族から連絡があって
それはたぶ ....
つまらない同情で
一歩踏み出すきっかけ
失ったままぼくは
ここに突っ立ったままだ

本当は勇気がなくて
動けなかったことを
何かのせいにして
えらそぶってみて

空に雲がひとつもな ....
ま、なんていうか
焦っていろいろやっても
うまくいかないから
今日はわざと遅刻なんかしてみるんだ

ペダルこぐスピード4分の3にしたら
違う高校の女子が話す声とか
信号行き交う車の音とか ....
なんだって1万時間もやれば
その道のプロになれるもんだって
アメリカの誰かが言ってたっけ

ジョブスだってビル・ゲイツだって
モーツァルトだって
プログラミングやら作曲やら
始めたときは ....
室温が10度になったけれど
暖房をつけていいのか分からない
寒いとは思うけれど
その寒さは生きて行くのに
耐えきれないものなのか

隣にいる人に触れると
温かい触っていいのか分からない
 ....
僕は何も知りませんと言ってみる
何も見なかったから
何も聞かなかったから
何も知りたくなかったから知らない

僕は何でも知っていると言ってみる
見たいと思っていたものだったから
耳をそば ....
君が放つ光は
僕にはいつも眩しすぎる
だから影ばかり探してしまう
くらんですべて見えなくならないように

いくつかの予定された未来のうち
ひとつが選択された夜
選択されなかったすべての可 ....
すらすらすら
どこからともなく現れて
消えていく景色を
すべて言葉にできたら
なんてらくなんだろう

すらすらすら
思っていることと
考えていることは
少しちがうけれど
どちらもう ....
水中原動機(92)
タイトル カテゴリ Point 日付
チリチリちるちる自由詩112/8/24 11:07
透明線自由詩112/2/26 1:15
まぁるい自由詩211/10/13 0:39
うそつきなみだ自由詩211/1/17 0:36
どこにも携帯写真+ ...011/1/5 16:03
あさにちかいよる自由詩110/10/9 4:49
なきごと自由詩210/10/4 23:19
回遊自由詩010/6/7 0:36
4さい自由詩110/5/7 16:02
無傷自由詩310/5/2 1:46
そうしつ自由詩210/4/27 19:27
ツカレタ自由詩010/4/19 19:35
届け自由詩210/4/14 10:43
灰と桜自由詩210/4/13 14:27
ねがい自由詩010/3/15 1:24
雨降り/雨やみ携帯写真+ ...010/2/15 17:57
ねがい自由詩010/2/3 13:33
てばなす自由詩210/1/24 23:07
雪が見たい自由詩110/1/21 23:46
いつか自由詩210/1/18 17:19
1319自由詩0*09/11/21 23:33
ハンバーガー自由詩209/10/20 16:15
向き合う自由詩6*09/9/18 23:41
いっぽ自由詩109/9/17 12:49
スロースターター自由詩109/9/16 19:35
いちまんじかん自由詩1*09/9/13 1:55
室温自由詩107/11/20 1:52
無知自由詩107/11/3 2:08
アウトバースト自由詩207/11/3 1:50
すらすらすら自由詩007/9/28 11:20

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