線香を蜜柑に挿して知らない人の墓 あけた新婚初夜に蜜柑入りの避妊具 蜜柑を担保に金を貸りる手にトカレフ 春眠の耳に熱めのお茶注ぐ 春眠や出席番号十二番 金持ちも貧乏人も春眠し 「え」を「ゑ」と書く女といて鏡の中 尼の手がサンタに怯える子を包み込んで十一月尽 休符適度にタモリのきた道 冷静を保てる距離で精一杯君の寝顔を見つめてる夢 空に咲く花火ちゃうねん、この恋は消えることなく燃え続けてく 絶交をしたこと忘れ春日影 タモリのグラサンに昇る月よい月 割り箸割ってタモリだ タモリ見ながら時効を迎えた 「好き」と言う口とそれを聞いてくれる耳のある幸せを失う 桜東風預けたる背を斬られけり 身の捨てどころにタモリのラッパ タモリが嫌いな女といて鈍い夜の桜 拾った石にタモリの悪口 待望のデートを流す土砂降りはテルテル坊主のジェラシーのせい 眠剤をワインで飲んで四月馬鹿 けっこう血が出てドッキリカメラじゃなかった 星が瞬かずヒーローは来ない 熱い炭酸水が胸のシリコンの奥 両腕を広げて君は雨を待つ買ったばかりのレインコートで 陽炎や判子をつきて終わる恋 糸遊にからまる別れ話かな 立ち呑み屋のテレビに年老いたプロレスラー 夏が秋のぶんも働いている
北大路京介(5868)
タイトル カテゴリ Point 日付
線香を蜜柑に挿して知らない人の墓自由詩314/4/5 22:32
あけた新婚初夜に蜜柑入りの避妊具自由詩214/4/5 22:32
蜜柑を担保に金を貸りる手にトカレフ自由詩514/4/5 22:32
春眠の耳に熱めのお茶注ぐ俳句214/4/4 21:44
春眠や出席番号十二番俳句214/4/4 21:44
金持ちも貧乏人も春眠し俳句414/4/4 21:43
「え」を「ゑ」と書く女といて鏡の中自由詩814/4/4 21:42
尼の手がサンタに怯える子を包み込んで十一月尽自由詩014/4/4 21:42
休符適度にタモリのきた道自由詩214/4/4 21:42
冷静を保てる距離で精一杯君の寝顔を見つめてる夢短歌414/4/3 21:31
空に咲く花火ちゃうねん、この恋は消えることなく燃え続けてく短歌114/4/3 21:30
絶交をしたこと忘れ春日影俳句614/4/3 21:30
タモリのグラサンに昇る月よい月自由詩214/4/3 21:29
割り箸割ってタモリだ自由詩014/4/3 21:29
タモリ見ながら時効を迎えた自由詩614/4/3 21:29
「好き」と言う口とそれを聞いてくれる耳のある幸せを失う短歌414/4/2 20:17
桜東風預けたる背を斬られけり俳句1*14/4/2 20:15
身の捨てどころにタモリのラッパ自由詩114/4/2 20:14
タモリが嫌いな女といて鈍い夜の桜自由詩014/4/2 20:14
拾った石にタモリの悪口自由詩014/4/2 20:14
待望のデートを流す土砂降りはテルテル坊主のジェラシーのせい短歌514/4/1 18:15
眠剤をワインで飲んで四月馬鹿俳句114/4/1 18:14
けっこう血が出てドッキリカメラじゃなかった自由詩414/4/1 18:13
星が瞬かずヒーローは来ない自由詩314/4/1 18:13
熱い炭酸水が胸のシリコンの奥自由詩114/4/1 18:12
両腕を広げて君は雨を待つ買ったばかりのレインコートで短歌514/3/31 18:12
陽炎や判子をつきて終わる恋俳句314/3/31 18:11
糸遊にからまる別れ話かな俳句214/3/31 18:11
立ち呑み屋のテレビに年老いたプロレスラー自由詩514/3/31 18:11
夏が秋のぶんも働いている自由詩3*14/3/31 18:10

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