闇空に 轟き咲いた 火の花束 川辺に並び 見る人々よ
浴衣着て 二人で花火 眺めつつ 悟られぬよう そっと手握る
冷めやらぬ 昂ぶり胸に 抱きつつ 人込みの中 紛れて帰る
熱帯夜 ....
誰もいない真冬の歩道橋の上
きんと張り詰めた空気の中
冷気を体いっぱい吸い込み 体の隅々まで洗い流す
賑やかで煌びやかな繁華街の夜に背を向けて
より深い闇の中 ひっそりと息づく ....
メールが来るだけで頬が緩んでしまったり、とか
声を聞くだけで胸がきゅうっと締め付けられたり、とか
顔を見ると心臓が飛び出してしまいそうになったり、とか
そんな甘酸っぱくココロを染めるよう ....
本日ハ晴天ナリ
本日ハ晴天ナリ
それは今日という日が始まる合図
うっかり乗り込んだ満員電車にうんざり
学校までの長い道のりをだらだら歩いて
たくさんの知らない顔と、少しの知ってる顔
....
もし貴方が地に堕ちるなら 私も共に堕ちましょう
貴方のいない世界など 居る価値も無い場所だから
もしその手を紅く汚すなら 私もこの手を血に染めましょう
貴方一人を悪者にして 生きられる程 ....
白い息
飛んでいってよ 彼の元
{引用=『愛してる』}って
言葉を連れて
いつもなら 飛び乗る急行 帰り道 今日はちょっぴり 寄り道気分
帰り道 セロファンみたいに 透明に 橙に染まる 私と道路
さよなら
さよなら
サヨナラ
ありがとうなのに さよならで
微笑みではなく 涙
そんな私を
ごめん 許して
本当におもうのは
{引用= どうか 安らかに}
....
抱き締め抱き締められる事でしか表す術のない想いは
貴方がいなければ
ただ この胸を掻き乱すだけ
徒らに空を抱いてみても
あるはずの温もりは其処になく
あるのはただ 孤独だけ
....
ねぇ
これからもずっと
ずっと一緒に居てもいいですか?
カラダのキョリは離れていても
ココロはずっと一緒だと
ココロはいつも傍に居ると
そう
そう信じてもいいですか?
色の無い 僕のココロを鮮やかに
彩って行く キミのコトノハ
空は碧くて
空は高くて
幼い僕には届かなかった
今でも空は
高くて 碧くて
届かないのは 変わらない
でも
僕にとってのホントの『ソラ ....
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