ほどなくして 彼女はこの世界へと目覚めていく
陽は勢いを増し 陰りを拭っていく
時を労せずして 窓を開け放ちこの部屋から世界を望もう
故あって理解に及んだ2人の軌跡
あわよくば まだこれを ....
近くある その瞳をば その香り
言い知れぬ 出逢い 伝いえぬ諸々
予期せぬを 知るはずもなく 由もなく
出逢いの旅を 共に行こうか
春風に なぞらう気持ち あるはある
....
立ち行かぬことはなかった この現実
過去を見やりて ニヤリとする
なあんだという仕儀
多くを抱き 深くを確かめる
余裕などなかったが
何故か 何とかなるものだった
そんな風に 振り ....
朝日はもう昇るだろう
昨日も経験した毎日の中で
今日、なにがしかをしたくて
まだ眠い目を擦っている
ただ、暗いさなかから それは昇り始め
こんな季節だともいうのに
妙に存在感のある ....
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