凄い口説き文句。
くらくらする。
まるで現実味がない。
だけど、現実と言葉は本来繋がりを持たない。
だから愛にはリアリティがない。

ないしょばなし、ボリゥムさげて、伝わる振動だ ....
ヤリたいだけだっていーぢゃん。
そんなに自分を高く売るなよ。
だけど、安売りもすんな。
価値なんか見いだすなって、バカくせぇー。

まぁ、ヤリたいだけだっていーぢゃん。

早漏だけどねー ....
いつもそう、決まってそれは冬だ。
今年も真っ黒な服を纏って冬に泣く。
明日は、カラスが、泣く。

いかないで。しなないで。なんでもいいから、いきていて。

とほうもないね、ノンシュガーの茶 ....
「誰か」に認められたくて、必死んなって、
そういうモンなんぢゃないの。
そういうコトなんぢゃないの。

否定して(されて)、押し潰して(されて)。
(悪循環、理不尽、自業自得。)
だけど、 ....
真夜中の虹を、見たことがあるかい?
極彩の光に照らされた暗闇を、見たことがあるかい?
こんなトコでつんのめってないで、
こんなトコでうずくまってないで、
ひとりぼっちで寂しいよ。って、
悲し ....
気持ちだけが忙しい
ガラスに叩きつけて割れた
携帯とガラスの破片で上手に手首を切る
一筋の落書きはキレイなオウトツになる

花が咲いた映像を繰り返す
現実のモノクロームは
露光の足りなさ ....
たぐりよせたたより、てのひらで舞う

モノクロームでしか描けないと
紫の憂鬱を背負って、黄色い情緒不安を泳いで
いつだって手の届かない青空を見上げていた

突き抜けるような、白

輪郭 ....
ベビィパウダァ、ミルクのにおい
真っ白なヴァニラ
アナタをやさしく包むふかふかのタオルケット
甘い甘いハニークッキーを焼いて
小さなお昼寝空間に溶け込む
とくとくと波打つ心臓の音
流れるよ ....
2005年9月4日
名古屋から東京、ここウエノで
再会をいろどる空が
いつもと同じ青と白では面白くないから
黄色い南国フルーツぽっかりと浮かべてみることにした

青い空に黄色い南国フルーツ ....
なずさふなつことのはさらさらと
なづさふなつことのはさらさらと

流れることのは 指をすりぬけてゆく
つま先から伝わる水温
ひんやりと冷たい感触
ひきさかれてゆく
目を背けて すくいとる ....
難しくて、よくわかりません
もっと簡単に説明してはくれませんか
君の気持ちが複雑なのはよく知っています
だけど、それではわかりたい願望が強まってしまうだけで
ひとりよがりな、恋は続いてしまいま ....
後悔出来ない恋
公開せずに
そっと海に流した
秘密の航海

ドロリ、溶け出す気持ち
そっと取り出して
差し出したいのに
醜いキャンディ
カラフルにねじ曲がって
引き寄せられた強さに ....
まとはずれなあしおとに響く暗がりの笑いごえ
思い出そうのは3日前の出来事だけ
鮮明に繰り返す、記憶というフィルムのループ
ちぎれてゆく不必要なコマだけをはじきとばして
赤い羞恥の花を彩りよくそ ....
優しい男の子は嫌い
どこまでもずるずると優しくて
決して傷つけようとしないから

優しい男の子は嫌い
いつまでも愛してはくれないのに
どうやってでも手を放そうとはしないから

それでも ....
好きな人といちにちじゅう空を見上げながら、空の話をしていたい
ずっと、ずっと、ずっと

はだしでふとんのなか、じゃれあいたい
もっと、もっと、もっと

くだらない夢の話とか、どうでもいい日 ....
にんしんしたいと言い出せないアタシは
子供に子供を産ませるアナタの苦悩に気付いて
抱き合う背中のうしろでそっと中指たてる
くそったれ
アナタの見てない世界でアタシはいつだってムテキなんだ

 ....
新しい靴は痛い
痛くない靴は選べない
長く歩くコトより、カッコ良く歩くことより
はきたい靴を選ぶ

靴音は、アスファルトに響いて跳ね返る

愛している煙草のパッケージ
これだけは変わら ....
今日は職場までチャリで通勤してみた。
楽しかった。
これから半分くらいはチャリで通勤しようと思います。
だからにゅぅチャリ買います。
健康のためにも、お財布のためにも。
MDウォークマン壊れ ....
頼まれゴトを、完璧にこなしたいと、必死になるのは、
嫌でも人間に愛されたいと願ってしまっている自分と直面するので、
そんな愚かな自分を殺してあげたいのに、
握力9.5のアタシでは、とうやらラクに ....
白い月夜にぱかぱかと赤信号
君に逢いに行かなくては
白黒の横断歩道
白い部分だけを飛び越えて、地下鉄に潜り込む
キラキラと輝く星達は居ない
エイプリルフール、約束をしよう
愛知万博の輝きは ....
ひとんちのバスタブで、
両手をのばす
出来るだけとおくに、のばす
右にも、左にも、下にも、上にも、
名前が付けられない角度にだって
出来るだけとおくに、のばす

人生の三学期が終わって
 ....
有難を無難に実現させたコトバ

「茶色がすき。」

グリーンにゴールドを合わせて2004年の夏を編む
靴ひもに魅せられた二人の時間
モノクロームの白を生きてきた君が描いた黒

無 ....
厳しい人は、好きだ。

牛乳をレンジであたためて、大量のチョコレートを溶かして
即席ホットチョコを飲みながら、寝癖のひどい午後12時半の
まだ誰も起きていない台所でストーブの炎にゆられながら
 ....
手を繋いでいた記憶なんて、
思い出せないほど遠い昔の出来事だと
5個になったピアスホールの
完成しないぐじぐじを指ですくいとって
湿った指先をそっとあの頃に突き刺しておもう

掌の隙間は、 ....
愛して、取り出して、そこにある気持ちだけで、セックスしよう。

じっとりと、繋ぐ手に染み込む気持ちだけで、セックスしよう。

ハッピー、ハッピー、ハッピー!って叫びたくなっちゃうような気分だけ ....
それは、いつも冬でした。

バレンタインの空気はピンク色で、
寒さのピークを緩和しながら、激しさを増す。
イロトリドリのラッピング材料の中、
アタシは埋没してゆく、耐えきれない愛の渦に。
 ....
みしみしっと家が軋んで、喋りかけてくる
15年くらいの付き合いだ
話の最中、冷たい空気は
必然的に重く、暗く、足下によどむ
すきま風がせせら笑っている
洗面所でハンドソープをこぼしながら手を ....
公団に住まうこと
人生の約4分の3
何度もベランダで煙草を吸っては
コンクリートの嘘を焦がした
網戸を水玉模様に溶かして遊んだのは
狂っていた夏のある夜
孤独の空気に死にたくなれない自分が ....
おかえりなさい。

アナタに逢いたくて、青空を塗り替えてしまったほど。
ずっと、ずっと待っていました。

アナタの好きなものをひとつひとつゆっくりと並べて。
順番に恋をしていくということに ....
本当は誰もがアタシのコトなんかに興味がないこと位知ってる
どうでもいいんだ
本当は、誰のことも

たにんだから

ミニスカートにもぐり込んだ指とか
ブーツにかけた指とか
着信拒否した番 ....
e R i(35)
タイトル カテゴリ Point 日付
ボリゥムさげて。自由詩307/3/13 23:03
社会性癖。自由詩306/12/10 2:53
百合自由詩306/10/18 23:07
SUISAI自由詩206/5/31 18:16
虹の先まで自由詩006/5/9 20:22
春風自由詩106/3/21 22:11
輪郭(下書き)自由詩006/3/1 23:46
白昼夢自由詩106/1/14 17:44
再会自由詩005/9/8 23:58
なずさふ、なつことのは自由詩2+*05/8/28 23:40
「詩」未詩・独白3+*05/8/6 19:17
液体自由詩3*05/7/7 22:58
グラフィックデザート自由詩2*05/5/30 22:19
優しさについて自由詩3*05/5/26 21:29
こぼした夜のあいだ自由詩5*05/5/25 22:55
レモン栽培伐採自由詩305/5/18 22:11
シンフォニー自由詩4*05/4/30 1:55
シテキマンデイ未詩・独白105/4/18 22:42
つれづれ、最後の未詩・独白105/4/3 21:54
エイプリルフールの夜の話自由詩105/4/2 22:57
夢見自由詩105/3/23 18:18
声の要らない詩自由詩1*05/3/13 21:22
泣くな、と言って。自由詩105/3/1 22:38
とおりぬける隙間自由詩205/2/15 21:17
しよう、よう。自由詩3*05/2/11 23:22
決定権のない恋。未詩・独白005/1/28 20:55
ホームライフ自由詩4*05/1/18 18:37
湿夜絵自由詩3*05/1/6 21:40
ラヴレター(即興)自由詩4*04/12/20 22:58
安心しなよ、今夜だけは自由詩4*04/11/28 0:58

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