穢以上に汚れて青春の夜
勿体ぶって擦ったマッチの数
試しにその女の頬を
思い切り
ほら平衡感覚が
後から貴方の住所を食べて
鏡の奥に薄れゆく踊り
穢以上に転がって
全くつまらない子供た ....
アンテナから滴り落ちるホルスの朝
遠くかけがえのない自分たちの微笑み
難いだろう?
間違えてしまったんだね
ああ
後悔の海はまるで泥沼かコールタール
その上さらに熱帯の豪雨
昔覚えた煙草 ....
ゆるしておねがい
何か舞う
かけらかに
かけらに
花びらよ雲よ私よ
そして私たちよ
ゆるやかに
ゆるやに
月が満ちて帰ろう
明日から
そう明日から
新しいよ
僕たち
私はだれあなたは彼
果てしない道
名もない駅
虚構
シリウス見た
手が届かない
息苦しいよ
呪文
虹色すべて虹色
騒々しいより
騒がしい
笑顔
好きだよ
あの絵の何処かには
 ....
詩作品そのものが、パブリックアートとして存在する風景は考えられるだろうか?紙に書いた詩が駅の掲示板か何かに貼り付けられている。とか、石碑に文字を刻み込んで詩が設置されているとか。数多いる詩人の中でパブ .... 明らかに動物の声だ。人間の声帯から発せられたものではない。あるいは、人間が声帯模写の技術で動物の鳴き声や吠え声を真似たものでもない。たまにテレビで見かける話す犬だとかが、たどたどしく鳴いているのが、何 .... 君は物を盗んだことはあるか?つまり、泥棒を働いた記憶は?ない?よろしい。なら、想像してほしい。君は今から何処かの美術館に忍び込み、古い神像を盗み出す。抜き足、差し足?かえって目立つだろうか?なるほど、 .... 仕事先の街に早く着いたので、適当な店を物色して早めに昼を済ませようと考えて、駅ビルにある飲食店街を覗くと、ピークを避けようと早めに昼飯をと考えた人たちでなかなかの賑わいだった。

どうしたものかと ....
 君がまだ木漏れ日に蹌踉めいていた頃。こう書くと笑ってしまうかな。あのとき、君は『光が眩しい』と当たり前のこと(僕にしてみればだけれど)を言ってふらついていたね。ごめんね。知らなかったんだ。

  ....
青春の文脈
詩の文脈
燃え上がれ
一個の炎
陶器の如き
詩の為に
君が作れ
君の文脈
それは
君が文脈で
あるから
ロクロック鳥は
決して慌てない
地鳴りがしても
全集が消えても
ロクロック鳥を
見たことがない
食べたこともない
ロクロック鳥が
飛べるかどうかも
知らない


ロクロック蝶は ....
垂直尾翼より
右側にはたくさんの人々
左側にもたくさんの人々

まさか
右に傾けば戦争?

まさか
左に傾けば内乱?

何もなくても
毎日人は死んでいる

垂直尾翼より
右 ....
何と向き合って詩を書くべきか?〇〇べきか?なんて、本当は堅苦しくて書きたくはなかったけど書きましたよ、はい。

早速何と向き合うか。それは世界とか世間とか自然とか地球とか宇宙ではないでしょうか?間 ....
恐竜の顔みたいな顔をした女の人が携帯電話でガオーと何やらどなってました。最後は『あなたお名前は?』と言ってました。
私はどんなときに、何の顔みたいな顔をして怒っているのか?笑っているのか?眠っている ....
大前提として『人に言えたもんじゃないですけどね』と言っておいて、今回の話を書き始める。

自信。自信ってなんでしょう?分かりにくので目盛りにたとえます。たとえばあまり自分には自信ないんですよね、と ....
ごろごろごろころころころされされころされるるるるルミナス神戸の思い出もはやいみなくなくなくなく手に手に手にした刃渡り短いナイナイナナナナイナイフナナナナ左右じゅんじゅん順々に刺すすせそそそれがワタワタ .... 誰にも「言うな」とは言われたが、何処にも「書くな」とは言われてないので、ここに書いておくことにした。

博士がロボット工学を専攻していたのは知っていたが、どれほど有名だとか、詳しい研究分野とかは知 ....
羽釜洗う少し向こう蜘蛛の子跳ねた 「私は告白すべきなのでしょうか。寒々とした六畳一間で一人で暮らすようになって八年が過ぎました。和製日本語のようで妙な名前のマンションで、マンションと言っても全く高級感のないものです。左右の隣室には差が .... もう
遠くに
夏の終わり

かなかなかな
まだ蝉が啼いて
それも幻
十八年間
二人暮らして

子供がいたなら
何か変わった?

かなかなかな
一人で生きていく
こんなに ....
絶望ノートを拾った
絶望的な内容が書かれていた
ゴミ箱に捨て駅に急いだ
責任感という言葉、または漢字で書いた字面にどういう印象を持つだろうか?何かお硬いような、厳然とした感じを受けるか、或いは何か正義感や道徳観に通じるものを感じるだろうか。

前回、詩や詩作と責任感や ....
美しいし詩を書きたいと思っていた。しかし、よく考えたら美しいし詩は書けない。それは、責任ある詩は書けないという話の延長上に関係する話かもしれない。

そもそも、美しい詩などあるだろうか?たとえば、 ....
虚光

ここは詩の果て
何もない
荒涼
くらやみ
なのに、
周りがぼんやり見える
光?嘘?嘘の光
死んだかな俺
酸素あり?ここ
音楽は聞こえるな
うん?人の声?
称名念仏に似 ....
二人で暑いねと言って
河原まで歩いて
サイダー飲みながら
思った以上に美味しいね
とか話した
随分前のことで
空の青や瓶の透明度
それらは覚えているけれど
あなたの顔や
河原までの道 ....
"私は泣いたことがない"。いや、ある。この"私が泣いたことがない"と言ってるのは、ご存知井上陽水作詞・作曲の『飾りじゃないのよ涙は』の歌詞の中に登場する主人公の .... パッパカパッパカ
お馬が走る
パッパカパッパカ
お馬は走る
お馬とても賢そう
パッパカパッパカ
とっても元気で
人参美味しそうに
食べるお馬さん

ざあざあ
ざあざあ

雨が ....
雨らかに拡げぬ君の声ゆし
空らかに蔓延たけ我が命なふ
知らず逝かれ残されれれれるるる
阿弥陀一筋縄モノ鳴らす
夢らかに途中気づく木屑坂
登らかに娘傘拡げぬ君の髪ゆし
吐き気れば車内にゆれれ ....
『わかりやすい労働基準法』というタイトルの本はあるけれど『読んでしまうでしょう』というタイトルの本はない。仮にあったとしてもそれは『呼んでしまうでしょう』であったり『混んでしまうでしょう』であったり『 .... ピヨピヨと盲人歩く秋空のした
腰国改修(146)
タイトル カテゴリ Point 日付
自由詩019/8/24 23:03
ホルスの朝自由詩019/8/24 22:46
贖罪的な明るさのように自由詩2*19/4/8 23:50
こんばんは自由詩1*19/1/21 22:52
パブリックアートとしての現代詩散文(批評 ...4*18/11/13 14:44
象の話散文(批評 ...2*18/11/9 20:39
飛蚊症のようなもの散文(批評 ...018/11/9 20:31
ラーメン奇譚散文(批評 ...4*18/11/7 6:57
砂浜の言葉散文(批評 ...018/11/6 14:37
文脈自由詩3*18/11/5 21:15
恋文自由詩2*18/11/5 21:04
葬列自由詩2*18/11/5 8:47
自分詩またはわたく詩散文(批評 ...1*18/11/4 16:05
何の顔自由詩2*18/11/4 15:56
スイート目盛り散文(批評 ...1*18/11/3 23:37
ハハハハハンムラビ自由詩1+*18/11/3 13:03
しあわせな造物主散文(批評 ...1*18/11/3 12:56
蜘蛛俳句2*18/11/3 12:13
嘘つき散文(批評 ...3*18/11/2 16:06
障子自由詩2*18/11/2 12:35
絶望ノート自由詩3*18/11/2 0:34
詩と責任散文(批評 ...3*18/11/1 12:53
美しい詩散文(批評 ...3*18/11/1 9:12
虚光自由詩2*18/10/31 19:50
ドミノ自由詩3*18/10/31 1:23
詩の中の『私』散文(批評 ...0*18/10/31 1:21
自由詩3*18/10/30 6:23
秋雨幻視自由詩1*18/10/29 19:05
隆盛人間ゾーン自由詩2+*18/10/29 17:23
ピヨピヨと俳句018/10/29 12:05

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