雲白肉
続くピータン
ハタの清蒸
東坡肉
締めは炒飯
浜辺の砂がキシキシと鳴る 天国の階段を昇り
ノックをすると
やがて現れた番人のような
存在は真っ白輝いていた

影は何処にもない
直観は脳髄に走った

来てはいけない世界

案内を受けて
入った神殿には
 ....
酸性ガスと
アルカリガスの
満ちた路を彼らは
サイレンの響きに誘われながら
長い行列をなして
飽くこともなく歩き続ける

彼らに与えられるのは
社員食堂の定食の喜びだった
昨日はデミ ....
ゆらり ゆらゆらと
泳ぐ魚たちは
英霊たちとともに深海を彷徨い
拠り所をさがしていた

命の点滅をさがしながら
大きく口を開いては
暗い海底を彷徨う

彼らは決して浮上することなく
 ....
ラーメンの
魚介の薫りに
誘われて
そっと暖簾を
かきわけてゆく
牛タンを
鉄板越しに妻をみて
にんまりと
頬笑むくちびる
濡れる夕食
待ち合わせ
時計をみれば
3分遅れ
バスは来ない
焦る心臓
上水の川のほとりの桜水食堂
銀だらの照焼の匂いがする厨房から出てきた
おかっぱ頭の彼女は紅い鼻緒の下駄を鳴らし
橋のたもとのオレンヂ色の街灯を灯す

近くの洋館に咲くタイサンボクが薫る街の角 ....
あの路地を曲がれば
糸杉の垣根がみえてくる
トマトを見つめる匂いのなかで
ぼくは牛乳を買ってくるのを忘れた
たどった路を戻りながら
牛乳 牛乳とつぶやいた

こんな時間に牛乳屋はやっ ....
もろみの薫り漂う街に住んだことがあった
二両編成の電車が走る街

午前2時に仕事を終えて
少しアンモニア臭い
チャルメラを食べる儀式が日課だった
あらゆる生物は眠りにつき
ぼくとチャルメ ....
帰り道
夕餉の香る
路地裏に
子猫の鳴き声
母が応える
オリオンの
雄姿と昴
早く来い
双眼鏡が
舞っているから
通い路
歩ゆめば朴の葉
一枚二枚
歩道を埋める
秋の空ながめ
気温20度
湿度40%
朝には霧が晴れた
太陽が昇る前に出かけてゆく

今日はよく晴れた
気持ちの良い日が続いてる

明後日は天気が崩れるらしい
この頃体調が芳しくなく
風邪をひか ....
冬の紅い薔薇をみてみたい
いままでの悲哀を忘れるために

仕事の辛さ
部下の辛さを忘れるために

止めどなく時計が秒針を進め
ぼくらはついてゆけない
どうしたら良いのか
蝙蝠に聴 ....
郵便局に勤めたかったのは
食堂の定食が美味しかったから
そして決められてコースを笑顔で走れたから

電報局に勤めたくなかったのは
借金の返済を迫られた親爺に
出刃包丁を突きつけられたか ....
朝ごはんといえば

アジの開き、納豆に玉子、焼き海苔、葱とワカメの味噌汁がいい

トーストとベーコンエッグとコールスローサラダに珈琲がいい

出汁の効いた立ち食いの天玉蕎麦も捨てがたい ....
鳥になれ
大空を
はばたいて

往く空の果てまで
ぼくは見つめているから

やがて銀の龍になってくれ

君の瞳に映った世界を見せてほしい

いつかきっと
森のなか
もみじのような
てのひらに
落ちる病葉
なにを言いつる
山のはを
彩る景色
寂しけるかも
巡礼の
隠れた路を
たどりゆく
われひとしずく
まなこを落とす
今に遺伝子を残しているBは
ぼくと何時までも旋律をコラボしている
何の縁かは誰も知らない

天と地獄の門番は角を立てて
ぼくらを威嚇する
手をつないだぼくたちは
その鬼を退治した

 ....
古代の水を湛えた深淵から
龍が雷鳴を唸なり
天を目指す

人々は飢え
慈雨を求めている
ヤマタノオロチを恐れても
人は龍を求めていた

巨大な対象に敬意をはらい
神をも創造した人々 ....
大相撲中継を観ながら
不思議に思った
男なのに
何で乳首が在るのだろう
クロダイは幼魚の頃は
雄で
成長すると雌になる
性転換をするのだ

その名残りなのか…
人間もかなり原始 ....
晩秋の公園の紅葉は
ひとひらふたひらと
夕暮れ蝙蝠のように
ひらひら舞いながら
砂の公園に舞い散る
死語となった落葉焚
子供たちが瞳を落す
僕は子供らに頬笑み
焼き芋でも作ろうか
子 ....
べに椿
くびから落ちる
悲しさに
静かな余韻
我が身を映す
無い
無い
なんにもない
帰ろうか…
帰らない
ボヘミアの森深く
小人たちが踊る饗宴

小麦の薫るパン
燻したソウセージ
キノコのスープ
厚切りのハムステーキ
クリームシチュウ
ドングリのクッキー

いつまでも終わらない
 ....
レタス(1128)
タイトル カテゴリ Point 日付
中国膳短歌115/11/19 0:26
旅先に俳句015/11/19 0:15
審判自由詩215/11/19 0:10
化学工場自由詩315/11/18 23:33
深海自由詩115/11/18 23:12
中華そば短歌115/11/17 23:32
焼肉短歌115/11/17 23:27
バス停短歌015/11/17 23:19
自由詩6*15/11/17 23:06
ジョバンニ幻想自由詩415/11/17 22:49
錆びた街自由詩415/11/17 22:33
夕暮れ短歌0*15/11/16 21:56
冬空に短歌115/11/16 21:52
晩秋短歌015/11/16 21:49
明日を占う自由詩1*15/11/16 21:35
明日自由詩2*15/11/16 19:01
自由詩3*15/11/16 18:49
食夢自由詩515/11/15 1:20
天空へ自由詩4*15/11/15 0:39
深秋短歌2*15/11/14 0:48
紅葉俳句015/11/14 0:41
四国短歌115/11/14 0:33
Bへ自由詩115/11/13 23:53
ドラゴン自由詩315/11/13 22:21
素朴な疑問自由詩115/11/13 21:42
夕映え自由詩4*15/11/11 23:14
短歌2*15/11/10 2:53
過去俳句115/11/10 2:48
夕方俳句115/11/10 2:45
豊穣自由詩115/11/10 2:38

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