トマト
セロリ
タマネギ
ニンジン
ジャガイモ
インゲン豆
マッシュルーム
鶏モモ肉
ベーコン
ニンニク
ショウガ
パセリ
ローズマリー
タイム

大地の恵みをシチュウ鍋 ....
透明な水に立ち入り
透き通った魚を釣る

だし巻きと
ウインナー
ミートボール
大きな梅干しおにぎりが美味い

都会の喧噪を離れ
心に溜った濁りを
ろ過してゆけば
明日の日は約束 ....
死を迎えるまで
重圧と責任を全うすることなど誰もできない

ある部分
食を楽しみ
音楽に耳を傾け
美術に見惚れ
様々な香りを精査し
荒唐無稽な朝方の夢をみながら
見えない触覚を巡らせ ....
この骨格を焼いてくれるな

使い慣れた体なのだから
大体の様子はわかっている

柔らかな肉に閉じ込められた結晶を埋めないで欲しい

おれの血管とホクロを知り尽くしたおまえだけが知っている ....
事業管理者としてデスクを構える姿はぼくの影

朝のチャイムが鳴るとスーパーの袋に詰め込んだふりかけをぶら下げ
脳汁を垂らしながら
亡者たちと列をなし
鈍色の光に照らされた回廊に並んで
プラ ....
大きな水槽を買った
その中に飼う魚が問題で
タナゴを飼うのか
金魚を飼うかが問題で

タナゴを飼ったら静かな虹色を楽しめるし
金魚を飼ったならゆっくりとした時を過ごせるだろう

タナゴ ....
夕食を採り
ぼくは二時間ほど浅い眠りに沈んだ
眼が覚めるとすでに妻は眠りに就いていた

割れた中指の爪先が気になって
パチリ パチリと
爪切りを使う
独りの時間

消えかけた夢を少し ....
砂漠を歩き続けながら
一輪の花を見つけたのは
千里を歩いた頃だった
水を飲みたくて
飲みたくて
彷徨ったあの頃

ぼくは渇きとともに
飢えていた

一輪の花をさがすために

酒 ....
亡くした夢をかなえてくれた
娘の頬を撫で
一滴の涙を流した

義理で並んだ葬列は
わたしにとって意味も無い

ただ
少しの救いは一曲の短いパヴァ―ヌだった
そのオートバイはギターをかき鳴らすように
大陸を横断してゆく
絶え間ない鼓動が指先に繋がり
陽の沈まない西の空を目指す

髭を蓄え
風にカールする髪を靡かせて
終わりの無い旅を続ける
 ....
厚揚げを肴に一杯やろうと思い
小銭入れを握りしめて
商店街へと向かった
近道をしようと団地の公園を横切ろうとしたところ
厚揚げに似た薄茶色のぽってりとした猫がニャァと誘うので
ぼくは猫のあと ....
温かな陽射しを浴びて
細い腕の静脈が
緑色の葉脈となってしまったのは何時のことだろう
そう
苦しみのない世界に来てしまったのだ
父が死に
母が死に
弟が死に
妹が死に
失うものはすで ....
仙台味噌に小松菜のナメコ汁 明日のは朝好物のたたきゴボウ 花筏に娘を乗せて月眺む 重い銀のライターで炎を灯した刹那
冷たい過去を浮かべて
薄笑いをした

紫煙に過ちを想い出し

真紅のドレスを纏ったマリーに
こうべを垂れて
俺はただの苦笑い

グレンリベットをも ....
誰をも許さない鋼鉄の精神を
保ち続けていけるのか
いまは我慢比べをしている

だが
脆弱な精神は
柔らかなパールの首飾りに溶けて

沸き立つ性欲が勃興する
生きているということはこう ....
おでんの季節は終わって
次にくるのはもり蕎麦だ
やがて素麺がやってくる
そして鴨南蕎麦の到来だ
ふうふうと鍋焼きが誘う
天界の桃を食べてしまったのは
大きな間違いだった
帝釈天は怒り
死ぬことのできないぼくは
闘いを続けなければならない

ほんの少しの過ちは
誰にでもある事なのに
後戻りができないことが ....
病棟の廊下を行き交う
光を亡くしたオブジェたちは
意味のない言葉を呟きながら
閉ざされた空間を彷徨っていた

秒針の動きに従い
その営みは飽くことなく続けられる

影さえ失った彼らは
 ....
セブンのおにぎりとおでんに焼肉弁当
食べることが不可能な粘土の食感
大好きなポタージュ吐く
最後には せめての梅昆布茶
食べられないから竹鶴あおる真夜中
明日から健康の一歩が始まるだろう
2Bの鉛筆を走らせて
刹那に頬笑む君の横顔を滑らせて
想いでの湘南海岸を語るいま

明日はしばしの別れ
必ず戻る
ぼくはきっと千の文字を書く
味噌選ぶ旅に妻誘う

懐かしい京漬物

鮭茶漬けは天下逸品

昆布と鰹節があればそれで済む

鱈ちり食べたし喉細く

ぷりぷりのワカメ味噌汁

里芋煮詰める母の味

ニンニ ....
何時かまた
サッポロ一番
くつくつと
モヤシバターの
味噌ラーメン

なんだかな
昔は美味かった
チャルメラが
どうでも駄目で
トイレに流す

お湯を入れ
三分待てば
食べ ....
十日以上食べられなくなって
明日から入院
多分2カ月くらいは仕事もお休みだろう
しばらくは様子をみるため監禁される
自殺願望も攻撃意識も無いのに
せめてパソコンでも持ち込みたいのに
スマホ ....
一人の母親から生まれた兄弟たちが
殺戮を繰り返している

遠くにいる母の涙は絶え間ないだろう

宇宙の法則は静かに無常を湛え
現象をただ見つめているだけ
キンピラは
豚バラに
甘い砂糖と
濃いめの醤油

オムレツに
隠したベーコン
パリパリと
朝のニュースに
妻と語らう

コトコトと
煮詰める
ビーフシチュー
デミグラスソー ....
スーパーで
里芋 大根 葱 人参 牛蒡 コンニャク 油揚げをカゴに入れ
最後は豚バラを見定めて
鰹節と煮干しの出汁煮込み
信州味噌を溶き
妻に捧げる一椀の思い

のどを通らないのはしょう ....
痩せ細り
食べない身体
土曜日に
やっと始まる
治療に期待

商店街
ぽちぽち歩き
ニンニクの
香りに誘われ
焼肉おもう
この時間
どこを歩いてみても
ラーメン屋はやっていない

乾燥したファミレスが灯りを灯しているだけで
目的のラーメンは何処にもない
彼らもきっと眠いのだろう
けれど
キツネ顔のチャルメ ....
レタス(1128)
タイトル カテゴリ Point 日付
晩祷自由詩6+16/4/23 17:35
渓流自由詩016/4/20 20:58
雑感自由詩216/4/20 20:49
ナルシス自由詩216/4/17 1:28
B1病棟自由詩216/4/16 9:29
面倒なこと自由詩216/4/16 0:00
浅い眠り自由詩216/4/15 23:40
お茶の水界隈で自由詩216/4/12 23:15
パヴァ―ヌ自由詩116/4/12 21:24
流浪自由詩016/4/12 20:45
夕暮れ自由詩216/4/10 18:45
春死なん自由詩216/4/10 5:07
妻の優しさに俳句116/4/7 23:09
朝餉俳句016/4/7 23:05
川面にて俳句016/4/7 23:02
酒場にて自由詩216/4/7 22:57
鉄人(或は願望 笑!)自由詩216/4/7 22:21
四季自由詩016/4/7 21:31
煩悩自由詩216/4/5 23:55
病棟幻想自由詩216/4/3 0:11
どうしても俳句2+*16/1/16 1:33
素描自由詩4*16/1/16 1:15
夢の食夢俳句116/1/15 23:05
明星頑張れ!短歌116/1/15 20:28
閉鎖病棟自由詩4*16/1/15 15:29
何故自由詩2*16/1/15 14:44
私のレシピ短歌216/1/14 9:15
豚汁自由詩316/1/14 7:09
今日短歌116/1/13 19:12
徘徊自由詩416/1/13 1:59

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