押入れ整理中
たまたま 小さい頃の写真見つけて
片付けほっぽいて見始めた
あなたとの写真がいっぱい
笑ってたり
泣いてたり
とても懐かしかった
その分
ちょっぴり寂しかった
....
思い返せば、一年まえは布団の中が自分の居場所だったように思う。あるいは漫画喫茶か。心を漂う不安はきっと許容量の限界をすでに越えていて、何かを切り捨てる事で自分の世界を守っていたのだと思う。
いま心の ....
当時家はとても貧しかった。
父は私が産まれてすぐ他界した…
女手ひとつ‥母は地獄を観た。
思い出す‥
あれはクリスマス時期だった…
夕食の買い物、幼い兄弟の手を引き近くのスーパーに出 ....
わたしは今日はねむるよ。
いろいろな人に会えた。
笑いあえた。
なつかしい場所で、ゆったりとした空気で、
京都の澄んだ雰囲気のもとで。
わたしはいま、迷っている。
N君もまた、迷っ ....
やりたかったことが
やってみると
以外に
なんだかつまらなかったり
ほかに
別な気がかりが
かくれていたり
時が経っていろんなこと
知ってしまったから
とか
何がしたいのか ....
わたしは道具です
あんたらにとっちゃ
わたし等は
道具でしょう
ろくに手入れもしないで
使いものにならないなんて言うな
安物買いの
なんとやら
高くても
不便なものも ....
かた
もんでくれ
かたもんでくれ
だれか
かたもんでくれ
たのむ
だれか
かたもんでくれ
叩かないで
くれぐれも
わたしは
デリケイト
いたわりの
....
右手に機関銃
左手にカッターナイフ
束縛を撃ち殺す
束縛を刺し殺す
束縛とは名詞ではなく
束縛とは代名詞
いらないから消えてしまえと笑われて
俺もお前がいらないよ
結局互いに消 ....
一人でいるのが好き
傷つかないから
誰かと一緒にいたい
寂しくないように
誰といても寂しくて 苦しくて満たされない気がする
一緒にいる人を傷つけてしまう
自分をどんどん嫌い ....
一人 は
まだ いい
独り は
有無を 言わせない
香港ノートとかいうのがあったんだけどなー。もう10年以上前だからなー。チリに返っってるんだろうなー。・・・・。引越し前のあそこを探せばひょっとして・・・・。いや、でも、まあ、ないほうがいいのだ。これは ....
愛している
心の底から
愛している
いとおしい
何もいらない
貴方だけでいい
何もいらない
話しを聞いて
心は澄みわたり
心は穏やかになり
体は責任を負い
体は喜びが満ち ....
私はあなたの絵がもっと見たかったのかも知れません
あなたに幾度好きですと伝えたかをもう覚えてはいません
ある日私の家の飲み会の時にそっとキスをした事を覚えています
あなたの家にいきなり住み着いて ....
だが
落葉の時間をへて
絶え間ない先送と 既了の境域へ
戻るか
コウシュの旅人
蒼茫の中、
一際
あおく、沈んで
そこで意味の果実は
割れ、
残照 ....
{引用=風が、何度もしみわたる
夜だから、
キョウシツとかツウガクロとかイエの
水槽のなかで、
わたし、
うまく息継ぎが、できなくて、
ホント、苦しくて、
ハダカのまま、
濡れています ....
子供のうちだけだよ
思いっきり泣けるのなんてさ
あなたのその言葉は
あの頃の私には難しすぎた
でも
大人になってみてわかったんだ
あなたの言った言葉
実際に 私は泣けなくなった
....
言葉にならないことが多くて困るんだよ
だってキミを思うと何も言えなくなるし
ましてやキミの前なんて立ったらどうよ
棒のようになっちゃう自分が楽々に想像
言葉にせずに伝えられないものかしらね ....
抱き合うことは
難しくなかった
ただ服を
脱ぐだけだった
あとは
なるようになるだけだ
自分が
気持ちいいことは
相手もそうだと
信じ込むこと
そこから
始まる何かの方が ....
冷たく重い雨が降ってきて
僕らは迫害されるように
俯いて足早に穴倉へ戻った
雨粒が地面を打つ音に耳を澄ませば
世界が広がっていることを想像できるが
穴倉は狭く隔絶され誰からも見 ....
ちっともじっとしていない翅
マカロンのような夢の中で
お前が歌うのを聴いた
ピンで止めてもいいけれど
罪はもう足りている
うっすらと閉じた
まぶた(まつげ)から
真白き炎
ああ、彼女は
恋をしている
許してください
年の差が心を止め、涙を飲み込み、
貴方の大事な方の存在を知り
私はもう離れようと決めていたのです
貴方の暖かく穏やかな声と美しい文章を時々思い出すことが
幸せと思っておりまし ....
不穏にダンス踊ろうホイ!
大砲ぶっ放せバンバン!
ドンドコドンドン
ドンドコドンドン
ドンドコドンドン
ンドンド走れ!
ピーヒョロロ!
乾パンなんかもうどさどさ食べるがいいよ!
食べる ....
影を慕うように歩いた
いつか座ったベンチは
同じ赤色のままで
覚えてるかい
と問うので
耳を塞ごうとして
その中途で迷った
ギターを弾きたい
ギターを弾きたい
こんな夜には ....
初雪の日には
浮き世に慕情
あいかわらず
と笑いながら
かのかおりに
御辞儀をする
ほしいものがない人に
ほしいものはない人に
新聞紙に包んだ焼き芋を
押し付けるように手渡 ....
冬風や
身を凍らせる精神の
世界に包まれ
和を重んじて
また我を信ずる
合わせた両の手の
粗雑な隙間から
滑らかな液体が
落ちてゆき
跳ね返る硬さの
音 確かめた
深夜の台所
よりよい
冷たさへ
柿を喰おうと蔕を取ると
そこに芋虫が居りました
体をCの字にfitさせ
くにゃん くねくね
ぱたん くにゃくにゃ
愛嬌振りまく
素敵な身のこなし
でしたが
ゴミ箱へさよ ....
雨の日は空を見上げてぐるりと回れば渦巻いて
瞬間の輝き保てず傘を開く音を聞いた
ナッツの袋は雨に濡れてさっきからキャンディーは口の中溶けようとしない
ごつごつした指ときみは言っていた ....
気持ちが久しぶりに揺れる
それはちょっと前なら毎日のこと
でも実家に帰ってからは
なんだか揺れが少なくなって
だけれど今日は綺麗に揺れている
世界は静かに動き出した
もしかすると
一瞬の ....
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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
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