あなたが与えている幸福のぶん、あなたは幸福になる
僕はあなたに幸福にしてもらったぶん、あなたを幸福にする
貴方の笑顔が大好きで
少しでも貴方の闇を凌げたらと
私は必死に没頭した
突然の吉報で
貴方を喜ばせられる術を
散々考えてね
やっぱり僕には
こうするしかなかった
僕の大切な龍
ずっと時間が止まったままだった
だけどね貴方の龍は
僕の中で今も元気に暴れているよ
だから
僕は今も必死でいられるの
もしかしたら
僕の龍も貴方の中で暴れるかも
す....
僕の小さな幸福論
TSUTAYAでアランの幸福論を探したもちろんヒルティの幸福論でも良いのだ
幸福な気分になりたかったんだしばらく味わっていないような気がするんだ
幸福は乾いた日なたの匂いがするのだろうかそれとも母の乳房のように懐かしい匂い
僕の幸福論は単純だ生きてさえいればなんとかなるものだ幸福になるのは案外たやすい
ギター一本と酒と時間があればそれで事足りる....
朝陽光と爽やかな風に気づいて
眼を醒ます
ふらりと入った喫茶店の
偏屈そうなマスターの淹れる珈琲がすこぶる美味い
擦れ違った女性の残り香は
懐かしい女性のディオリッシモ
他人様からみれば馬鹿みたいなことだけど
それが幸せだとようやくに気づく
生はそんな些細な幸で
できあがっているものだと知る
別に豪邸に住まなくとも
口座に何億という数字は幸を測るものでは....
また幸福の木枯らした 涙がとまらないよ
どれだけこの世が淋しいところか知ってるよ
それをみんなに気づかれように
ふたりでありがとうって言葉見つけ出したよ
いっつもごめんな
幸福は状態じゃないんだ
幸福を感じる能力のことを言うんだ
だからありがとうなんだ
涙がとまらないよ
どれだけこの世が淋しいところか知ってるよ
それをみんなに気づかれように
ふた....
中学生のころ
幸福という映画を観にいった
当時映画といえば二本立てで
アモーレの鐘というのが同時上映だった
あのころぼくはさびしかった
じぶんを置いてきぼりにして
ひとはこころを目まぐるしく変えてゆく
みんなぼくより大人で
みんなぼくより我慢していた
そして世の中をうまく生きていた
でもひとは理不尽で残酷で
ぼくのことが疎ましそうだ....
ポケットのなかで
45分しゃべりつづけた
書類のしたで
45分しゃべりつづけた
せまい湯舟に
ぼくとあなたと
あなたの児と
さんにんでつかって
慌ただしい日常をそこで洗った
ポケットのなかで
45分しゃべりつづけた
書類のしたで
45分しゃべりつづけた
なぜなら奪うものは最終的に奪われる
不幸のうえに成り立つ幸福などありはしないのだよ
これは友人のこくはくなのだが
彼女はぼくに聞いたかつてちょっと好きだった人だが
彼女は僕の後輩と浮気をして彼の妻のこころを傷めたのだ
彼女は聞いた僕に
幸せってなんでしょうね
僕は明快に答えるそれはあなたのやっていることの真逆だってね
もちろん言いはしなかったが
かれの
方が....
椅子に腰掛けて目をつぶって。
ほら、これが私のあげる幸せよ。
くちびる、柔らかい感じだったでしょ。
そうかい、僕は、君とともに生きるよ。
そうすることで君の心と体に、答えたいんだ。
愛していますと愛してる、二人はとてもいい具合。
幸せを紡ぐことは、雛鳥のように求め合うこと。
弱さも強さも持ち寄り合って、心を通じ合わせようと一生懸命。
相手がある間に、幸福を、感じ続け....
「ねえ、この身体のいったい何処に住めるっていうの?」
「身体に住むのかい?」
「そうよ、髭があれば荒れ野原だし、屋根もないし」
「眉毛の中はどうだろう。髪の毛の中だとか」
「不潔よ」
「でも、人類も最初はそうだったんじゃないの?なにもない地球で」
「そうね地球も隣の惑星から質問されていたかもね」
「人間は地球から材料を採りだして家をつくったんだよ」
「じゃあ、私もあなたの皮膚をえぐ....
{引用=
昨日の雪
明日降るそれとはちがうことを
今日の私が、気づきはじめる
堕ちてくる雪のやむことのない語らい
一つの声か言葉らしきものを手繰りよせれば
つながる白いサダメを紡ぎ
雪の繭を編む
森の精霊か、雪ん子が好奇の目をむける
繭のなかで安らかな胎児のように
まるくなり、
なぐさめに
幸せになろうと心をさだめ
この世のありうべ....
新宿のマンション建設予定地で11人の白骨化した遺体が見つかった。
この推定4000年前の白骨が、1÷3×3の答えが=0.9999・・・であることと1/3×3の答えが=1であることの不思議の意味を、ぼくに教えてくれたような気がした。
0.9999・・・なんてほぼ1なのだ。ほぼそうならそうなのだ。
だから4000年なんてほぼ永遠だ、ぼくは幸福な気持ちになっていった。
4000年....
生易しいことも優しくないことも
最後には過ぎ去ってしまいます
人の血や肉は
入れ代わらないから
お医者様が大変です。
代わりましょうか?と葬儀屋
その日、姉が死にかけていたのは手術室。
息子は見つからず
幼い姉妹だけが震えていました。
私にしがみついてきたその子らよ。
時は過ぎます
そんな時も。
お医者様はどきませんでした
姉は明日、祭で姉妹と太鼓....
燕は何故に
王子の頼みを受け入れたのでしょう
王子の目指すのが不幸の撲滅だったから

わたくしは考えます
命をかけた燕の最後は悲惨でしたが
王子も悲惨を極めます
投げ与える事
それが命であっても
優しさは与える事に止めを刺す
王子は人を型取り作られた
それは人間性を詠う為だ
作者は言いたかっただろう
偶像であれ魂が宿り....

幸福はもう手垢まみれである
そしてもう二度と清潔にはなれない

幸福はあらゆる種類の人に弄ばれる
産声に弄ばれ初恋に弄ばれ健康に弄ばれる
見えようが見えまいが歌手は歌をうたい
作家は書くのをためらわず
成金の笑いはいよいよ止まらない

もし幸福が臭くて臭くて死ぬほど臭くても
あなたは愛することができるか?
枕元に....
「愚者の幸福」
木の若芽
憎まず嫌わず怒らすにいるのはやさしい
仲良く思いやって許し合うのはやさしい
それが
もともとのありかただから
争って悲しませて傷つけるほうがめんどうでむずかしい
それは
そもそものありようではないもの
わたしむずかしいことは考えられないから
憎めない
わたしめんどうなことはできないから
争えない
愚かでしょう....
雲が湧く

あの水分はかつてどこでなにをしていた

洗顔の水

水溜まりの水



せせらぎ



こぼしたジュース

幸福というものもそういったものなのだ

幸福というものも

あの優しさやあたたかさも

彼女のまわりに日々現れていたのだと
ぼくはそう思い込みたかった

彼女の苦しみの日々に

ささやかな優しさや

ささやかなあたたかさがあったことを

死のてまえまで

ささやかな優しさ....
幸福だ
カーテンを開けさせる
お天気を確かめさせる
朝を食べさせる
歯を磨かせて出掛けさせる
朝の空にきみは
いくつの星を見つける
才能を預かったことが
幸福だ
星を見て涙するハグレ者
素直な気持ちなんか
もう分からなくて
失うことにも鈍感だ
煤けた背中が歩いてゆく
幸福だ
カーテンを開けさせる
....
お父さん背負って母さん歩く
私ら足の下
裸足の足の裏には
日に焼けもせず白い肌
サクサクと音がする
甘さひかえめビスケット
よく振ってお飲みください
沈殿することばなど
私らの背中には
足跡つけられた
苔むす丸太の橋渡り
山ひとつ越え
潮の香りがしてきたのなら
新たに生まれるのだったか
サンドイッチを食べたらすぐ出かけましょ
波は寄せては返すけど....
自分さえも気付かない、小さな小さな不安
それを誤魔化す様に、食べる食べる食べる…
腹は膨らみ、もう何も入らない
「人間て、性欲と食欲を近い所で感じるんだって」
ああ、だから下に手が伸びるのね
袋に手が伸びるのね
「油を摂ると幸福感を覚えるんだよ」
成程、だから私は唇を光らせているのね
「でも、取りすぎたら中毒になるみたい。
何事も、適度が一番て事ね」....
今日は午後から息子を連れて、秋田県児童会館みらいあへ。館内全体が遊び場になっていて、息子もたいへん楽しそうだった。また来ようねと、汗だくになって笑った。
プラネタリウムも見てきた。平原綾香の歌とナレーションによる上映で、息子も口をあんぐり開けて、宇宙の旅を楽しんでいるようだった。
上映中、あたりから子供の、ちきゅうってなに?という質問に答える母親の声と、父親のいびきの音。お....
地面におちてはじけて消える雨粒は幸せである
夜が明ければ溶けて消える雪だるまは幸せである
では、溶けて消えることができない、このわたしは……?
ああ、はじけて消えることもできないのか……?
たとえば僕が
宇宙人にさらわれたとして
僕の不在に
気がつかない人は多いだろうが
僕の不在を
嘆く人は片手で充分数えられる
別に怨みごとを言うつもりはない
そんなものだといつも思っている
たとえば涙を
流してくれるのが君だとして
君は1日に1回
僕を子供のようにたしなめるし
僕は1日に3回
君に上目遣いで許しを請う
君は毎朝
僕のスーツのポケットに
....
あめあめ降れ降れ
もっと降れ

花を咲かせることが人生ではない
咲かせたあとこそ人生なのだ

あめあめ降れ降れ
もっと降れ

あたしのいいひと
つれて来い
幸福とは宿命の転換をいうのではない

幸福とは

幸福のうえに幸福を重ねてゆくということだ
あめあめ降れ降れ
もっと降れ

花を咲かせることが人生ではない
咲かせたあとこそ人生なのだ

あめあめ降れ降れ
もっと降れ

あたしのいいひと
....
その娘はいつの間にか貴女になっていた
貴女の全部を愛しているから
こんな気持ちになれるのだろう
貴女の全部を愛してゆくから
こんな気持ちになれたのだろう
出勤中いつもの小道を車で行く
赤いランドセルのちいさな女の子が
ガードレールにもたれて多分友達を待っていた
なんの脈絡も縁もないのに
その娘の幸福を強く祈っている自分がいた
その娘が....
いやなことを幾つも並べて離れるよりも

憧れの気持ちを受け入れて傷ついていたい

人間の幸福なんて百年も残らないのだから
信じてもらえなかった原因を考えるよりも

今日一日どう生きるかを考えていたい

いやなことなどどうせ何一つなかった

お別れの話でさえ楽しいことばかりだった
いやなことを幾つも並べて離れるよりも

憧れの気持ちを受け入れて傷ついていたい

人間の幸福なんて百年も残らない....
この星に住むぼくたちに
オセロがすべて裏返しになるような
裏切りやもてあそびが訪れないことを
心底はぼくは祈りもしなかったのだ
心底はぼくは願いもしなかったのだ
そうだったんだ
ちがったんだ
ぼくらは違ったんだ
きみもいま
幸福な経験をしていることを祈った
きみもいま
幸福な経験をしていることを願った
ぼくはぼくよりも
....
いつの間にか
消えていた
もうずっと
言葉を失くしていた
大事なものが
人ごみにのまれていた
ぎこちない優しさが
哀しみになった
それを
空っぽの肉体だけで
つなぎ止めていた
ねぇだけど
あと少しすれば
私の世界が消え去るのなら
君の世界が消え去るのなら
ど....
庭は
しめっている
しずかに
でも
着実に
窓際には
枯れた花が
咲いている
わたしは
濡れた戸を背に
立っている
あなたが
部屋のなかにいるのがみえる
湿度も
温度も
色もにおいも
調えられた部屋にいるのが
みえる
庭はしめっている
空はたかく
草はやわらかい
鋼鉄を背に
水中を感じている
日差しのふる午後
夥しい誘....
タイトル「幸福」の検索結果
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
幸福のぶん北大路京...自由詩413-9-15 22:08
必要悪から幸福へ紫蓮自由詩213-7-23 5:40
小さな幸福論梅昆布茶自由詩2113-6-25 1:48
ちっこい幸福論HAL自由詩13*13-6-21 11:41
また幸福の木枯らした北大路京...自由詩413-6-11 20:40
幸福吉岡ペペ...自由詩513-4-18 0:39
幸福吉岡ペペ...自由詩513-4-10 0:12
たった幸福吉岡ペペ...自由詩613-4-1 0:42
誰も幸福を奪ってはいけない梅昆布茶自由詩813-3-19 22:47
愛する幸福杉原詠二...自由詩2*13-3-9 18:18
幸福と髭野原と時限爆弾阿閉真琴自由詩213-3-4 10:40
幸福な繭月乃助自由詩413-2-22 18:06
幸福な気持ち吉岡ペペ...自由詩113-2-10 16:39
幸福論月形半分...自由詩613-1-31 1:33
幸福の王子ドクダミ...自由詩2*13-1-7 20:16
手垢まみれの幸福綾野蒼希自由詩1*12-12-13 9:54
愚者の幸福木の若芽自由詩312-10-13 14:38
幸福吉岡ペペ...携帯写...412-8-17 22:20
幸福だ吉岡ペペ...自由詩312-6-13 14:36
幸福家族こうだた...自由詩1*12-4-8 17:14
幸福姦(こうふくかん)ala自由詩212-4-4 1:24
幸福談小川 葉散文(批...312-3-25 20:43
幸福論高原漣自由詩3*12-3-12 0:36
幸福nonya自由詩27*12-1-26 20:53
幸福への慕情吉岡ペペ...携帯写...111-12-24 21:24
貴女の幸福吉岡ペペ...自由詩5+11-12-5 19:24
人間の幸福吉岡ペペ...携帯写...11*11-11-15 15:44
幸福な経験吉岡ペペ...携帯写...111-9-3 12:03
幸福論COCO自由詩211-8-30 18:09
致死量の幸福はるな自由詩411-8-5 15:18

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