暑い
とにかく暑い
冷蔵庫のなかに入りたい
冷凍庫では寒すぎて
毛皮なんかを着込まないといけないから
やっぱり
冷蔵庫がピッタリだ
野菜室なんかが
丁度よい温度で
きっとスヤスヤと
熟睡できるだろう
なにもかも
冷蔵庫のなかにあればいい
台所もお風呂も
もちろんトイレさえ
熱帯夜の寝苦しさを忘れ
野菜室のニンジンや新ジャガイモ
....
真夏になると
きまって
いろんなお客が訪れる
お客様と呼びたいほど
ありがたいのは
開け放った窓からやって来る
涼しい北風の群れ
真冬は上客でも
真夏は嫌われ者の
スダレで防いでもなお
射し込んで来る
焼けつく太陽光
何をしにやって来るのか
ひと夏に
スズメバチが必ず一二匹迷いこむ
こんな危険な客には
悪いとは思うけど
殺虫剤で....
ライカが半世紀以上も前に
レンジファインダーのカメラを完成させたことで
他のメーカーは
異なる方式の開発へと向わざるを得なくなる
当時一眼レフカメラは
撮影の際にブラックアウトするとか
絞り込むとファインダーが暗いとか
いろいろ欠点として言われていたが
クイックリターンミラーや
自動絞り機構の開発により
なんとかこれらの欠点を
克服しようとした
それ....
相場でもうける秘訣は
安い時に買い高い時に売ること
バカでもわかる
当たり前の事だ
ところが
これがなかなかむずかしい
例えばある株が
狂ったように値上がりし始めると
最初はすぐに下がると静観していても
ドンドン上がると
こらえきれずに買ってしまう
そのあたりが高値の頂上で
すぐに下がり始めて高値をつかむ
そんなふうにして持っているのは
塩漬....
ライカのオールドレンズたちの
狂ったような大幅な値上がりに気をよくし
中古品との相性の悪さを
知っていながら
またしても
バカをやってしまった
もう撮影には興味がなくなっていて
単にライカのオールドレンズたちの
チェックだけのために
新品を買うのもいかがなものかと
安くなっていた中古の
フルサイズのミラーレス一眼を買ったのだが
これが案の定
....
私がライカの新品を購入して
撮影に出かける時
いつも感じていたのは
もし落としたり何かにぶつけたら
大変だなぁという事だ
すべてのものを保険に入れるのも
うっとおしいし
かといって何かあったらと
撮影していても
ふと
そんな思いにかられたものだ
当時60万円くらいのカメラでも
そんな心配をしていたのが
バカのように思える人がいる
なんと時....
世の中には変わった人がいるものだ
とはいえ
かくいう私はその人のおかげで
新品同然の高価な
ライカのカメラやレンズを
2割ほど安く手に入れることができたのだから
感謝はしても非難はしないが
世にいう
新しもの好きの人なのかも知れない
新製品がでると必ず買い
それを味わうがすぐに売り払う
結構高く売れる
1、2ヵ月しか経っていないので
新品同然で....
使い古されて
真鍮の地肌が
所々現れた
ライカM3ブラックペイント
この半世紀以上も前のカメラが
なんと数百万円もの値段をつけ
今もなお毎日値上がり続けている
ゴミ箱に捨てられていてもおかしくない
こんなもののために
これまで収集した
カメラやレンズをすべて売り払い
専用のフードだけで数十万円もする
これまた百万円をはるかに超える
同時代の35mm....
持っていた
ライカのオールドレンズたちの
狂ったような大幅な値上がりに
気をよくして
ご祝儀買いにと
フルサイズが安くなっている
デジカメを買ってみた
もちろん
値上がりした
ライカのオールドレンズたちが
すべて取り付けられる
ミラーレス一眼だ
中古でわずか6万円弱で
M型とRのマウントアダプターが5000円
合計6万5000円ほどで購入できた
....
驚いた!
ただただ驚いた
半世紀も前のレンズたちが
突然に
狂ったように
値上がりしていた
久しぶりに
中古市場をのぞいてみたら
値段のケタが
1つ違っている
それも所有するM型ライカ用の
ほとんどのレンズが一斉に
最低でも2倍に
最高で4倍にもなっている
合計すると
かるく100万円をこえる
利益がでている
所有するレンズ....
最近の扇風機は
とても安い
もう一台あってもいいかな
と思って買った
電源を入れてみて
風量が少ないと感じ
3段階あるなかの
最高にしても
音がうるさい割に
風量はそれほど増えなかった
安いのだから
こんなもんかなと
結構使用していた
そしたらわずか数年で
掃除のために
分解を繰り返していたら
羽の軸にヒビが入り
年を経るごとに....
オレの名前は無色という
ちょっと変わった
名前だ
みんなオレの事を
わかっているようで
ぜんぜんわかっていない
例えば
プラスチックやペットボトルのごみ出しに
無色透明か無色半透明の袋に入れろと
バカな奴がわめいているが
そんな名前の袋が
この世界にあると思ったら
オオマチガイ
ウソだと思うなら
WEBを検索してみろよ
無色透明や無色半....
好きなのはどっち?
どっちもなんて
許さないから!
そんな意地悪な質問を
ニタニタ笑いながら
きいてくる
君と一緒のミステリ―談義
クリスティは
ホームズが嫌いだった
なんて
説があるけど
実は
ホームズの
大ファンだったのさ
先輩ホームズの
科学捜査の手法が
当時は初めての試みで
画期的な事だった
それで
聖書の....
クレジットカードの
ポイントや
ドコモの
dポイントは
使える店が
かぎられていて
欲しいものが
ほとんどないから
いつも
イオンのポイントや
イトーヨーカドーのポイントに
交換して
インターネットスーパ―の支払いに
あてている
現フォのポイントって
何に交換できるのかな?
交換所にきいてみた
そんな気まぐれで
軽い....
私のような低ポイントばかりの者は、TOPになった詩については
、いろいろと関心がある。そのほとんどに、実は興味はなかった
。しかし、ここでTOPになった詩が、ちょっと改訂したとはいえ、
別の場所に投稿された時、ほとんど評価されないとは、あまりに
極端でひどすぎる。そこでいろいろと調査したのだが、ここでポ
イントを入れた人が、別の場所では同じには評価していない。こ
れは恐らく、新鮮味に欠....
花びらがアンテナだ
なんて
だれも気がつかないよね

花たちがざわめく
よく見れば
パラボラアンテナに
にているのが
わかるだろうに
世界の鼓動も
宇宙のハーモニーも
花たちは
なんでも聴ける
ミツバチの羽音が聞こえたら
すぐに
蜜の甘さを増加する
動けなくても
そんな行動はできるのさ
本当にすみれが
羊飼いの....
桜が満開だ!
あまーいあまーい蜜の味
それも
チェリーの香りいっぱいの
一年ぶりのご馳走に
群がるメジロが
いそがしい
おやこれはもう
あんまり残ってないな

次から次へと
小枝を渡る
見ているほうも
いそがしい
あっという間に
となりの木へと
ちょっとは
止まってくれれば
いいのに
シャッターチャンスなんて
おかまい....
Tシャツと半ズボンが
歩道をあるく
ピンクのワンピースも
一緒にあるく
とっても楽しそうだ
だっていつも
汗をつけられたり
コーヒーをこぼされたり
いやな人間から
開放されて
自由を満喫しているんだから
街をあるく
二人を見ても
だれも気づきもしない
いっそ
この世から
人間なんて
いなくなればいいのに

ピンクの....
あの日
君と別れて仕込んだ
涙のしずく
断ち切れない
未練の想いで
気づいたら
10年物の琥珀色
ブランデーグラスのなかで
香りたつ
今も
変わりはしない君への想い
体のなかで
燃え上がる
今も
変わりはしない君への愛
もう10年は寝かすから
きっとまた
どこかで逢える
こんな素敵な涙をくれて
ありがとう
....
昨日の夢は
ふるい時間の
においがして
いたるところに
ふるい時間が
しみ込んでいた
やさしく迎えてくれた
さびれた建物の部屋のなか
机の上に
ポツンと置かれた写真に
なぜか泣けてきて
音もなくまわる映写機が
セピア色の映画を映し
いつか見たことのある
美しい少女が
たわむれていた
春まだ浅い庭の
咲き始めたばかりの....
素直さは美徳だろうか?
ねじれる事は本当に
悪徳か?
ちょっと世界を見てみよう
川はねじれて蛇行しているし
上空の気流も
蛇行して流れているよ
それに
ねじれた螺旋は
ミラクルだらけ
DNAの二重螺旋構造は
遺伝情報を複製するミラクル
なんの動力源も持たない
グライダーが
上昇気流にのると
螺旋を描きながら
高い空へと楽々と
舞....
魔法使いの呪文のように
自明!
という一言で
日常の会話から
厳密な数学の世界まで
誰もがみんな
納得してしまう
自明とは
なんという素晴らしい
魔法の力を持った
言葉だろう
あやしい魅力が
一杯だ
さっそく
僕も使ってみよう
皆さん
宇宙は1つではありません
マルチバースは
自明です!
だって
宇宙は膨張し....
やあ
おはよう
詩集を読んでいるんだね
リルケか
どうだい感想は?
そうか
つまらないのか
世界には
リルケを楽しめる人が
大勢いるのにね
そう君は
リルケを読んでいるんじゃなくて
自分を読んでいるのさ
この詩は君を映す
詩の鏡
リルケの詩句を
つまらないと思う
自分を見ているのさ
この世界は
いろんな鏡だらけという....
君は絹ごし豆腐のファンだったね
僕は木綿のほうが好きだよ

話しかけると
どうして
木綿のほうが好きなの

君はふり向いた
コロナの時代は
何が起きるかわからないから
長く保存できて
おいしいものを研究してるのさ
両方とも冷凍すると
ぜんぜん
別物の味わいになるけど
木綿豆腐は
高野豆腐に似た
とってもおいしいも....
冬の檻のなか
白一色に閉じこめられて
どんどん貯まった
色彩たちのエネルギー
春の息吹が
その導火線に火をつける
フキノトウで始まった
ささやかな爆発は
淡い
新芽たちの若草色
さそわれて
爆発しはじめたのは
水芭蕉たちの花の黄色
やがて梅たちが
花を咲かせる
濃いピンク色
桜たちも負けじと
街じゅうをわたあめのように飾る
....
極寒の世界から
春の視界を切り開く
早起きになった
暖かな陽光が
まだ固く閉じている
桜のつぼみたちに
語りかける
さあみんな
もう春だよ
今年は大雪で
ウソに食べられないかと
心配していたんだよ
でも
みんな無事なようで
よかったね
やさしく
ふりそそぐ陽光と
そよ風のハーモニー
まだ固い
桜のつぼみたちは陽光....
一年中買えて
値段も安く
飽きの来ない美味しさ
やわらかくて
歯の負担が少なく
栄養豊富な
すぐれもの
一本づつにわけてから
一本ごとにアイラップを使って
包み込み
冷蔵庫の野菜室で
1ヵ月は保存できるよ
ねえ
聴いてるかい
こんな時代で
頻繁に
買い物もできやしないから
いろんな物の
保存方法を研究してるのさ
食べ....
人間の記憶というものは
とても不思議なものだ
記憶のふるさとを探しに
人間の体のなかへと旅にでる
(脳への旅)
おおかたの記憶は
脳にある記憶の倉庫の
無数の抽斗のなかにあるらしい
ほとんどの記憶は
睡眠中に整理されて
無数にある抽斗の
該当するところに
仕舞いこまれる
また
よくよく考えると
脳の記憶の倉庫の抽斗に
意識してアクセス....
そりゃあ
ガトーショコラのほうが
おいしいでしょう
もちろん
ザッハトルテのほうが
豪華でしょう
でも
毎日食べるとなると
チョコパイさ
値段も
パーティーパックを買えば
一個わずか30円くらい
3ヵ月以上も日持ちがして
買い置けば
いちいち
お店に買いに行かなくても
だいじょうぶ
ガトーショコラやザッハトルテには
負けるけど
口の....
春一番が
誇らしげに吹き荒れて
木枯らしはヒューヒューと
三日天下とあざ笑い
季節の戦が始まった
春一番は
冬将軍の
連戦連勝の疲れをついて
ひと暴れ
煙突の煙が
南向きにたなびき
今日の戦は
春の勝ち
されど生き物全てが
待ち望む
うららかな春は
いまだ三日天下
気温18度の日がきても
すぐに零下の日に逆戻り
....
投稿者「st」の検索結果
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冷蔵庫のなかに入りたいst自由詩221-8-4 4:16
真夏の訪問者st自由詩421-7-27 10:59
プロも夢中になるライカの魅力とはst自由詩321-7-24 6:26
売買でもうけるにはst自由詩321-7-21 4:23
中古品との相性の悪さst自由詩121-7-17 5:48
時価一千万円を超えるカメラを持ち歩く人st自由詩421-7-15 7:04
新品を味わうだけの人st自由詩221-7-13 4:11
ビンテージの魅力とはst自由詩221-7-12 3:40
デジカメの落とし穴st自由詩221-7-10 7:25
さすがライカのレンズst自由詩221-6-14 11:28
昭和の扇風機st自由詩321-6-10 4:14
無色の嘆きst自由詩521-5-27 7:35
ホームズ VS ポワロst自由詩421-4-12 12:15
ポイント交換st自由詩3+21-3-31 4:11
ポイントに責任をst散文(批...5+21-3-29 5:41
花たちが聴く銀河の便りst自由詩621-3-26 11:34
食い気に負けたシャッターチャンスst自由詩321-3-25 11:08
歩道をあるくファッションst自由詩521-3-23 6:41
琥珀色の涙st自由詩321-3-21 5:48
セピア色の約束st自由詩521-3-20 3:57
ねじれて行こう !st自由詩621-3-19 8:54
魔法の言葉st自由詩521-3-17 10:59
詩の鏡st自由詩421-3-13 6:43
木綿豆腐讃歌st自由詩421-3-8 3:54
色彩のダイナマイトst自由詩521-3-3 9:51
春の視界st自由詩821-3-1 5:48
バナナ讃歌st自由詩521-3-1 3:40
記憶のふるさとst自由詩321-2-26 4:19
チョコパイ讃歌st自由詩921-2-24 5:29
季節のいくさst自由詩221-2-22 4:10

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