長い裳裾をひいて
夏が去り
あとに
秋がひっそりとやってくる
土間のすみで
地虫が ....
一雨ごと秋が
次第に充ちて来る
野道行く行く
さらけ出す
心一つは鋭きもの ....
カラッポの天空 只ヒビキの綴り在り
わたしは空飛ぶフライパン
行為努める意志を担う直観
待ち構 ....
空ただしさは病んでいるが澄みやかだ
夏の果駅を出て前にばかり広がっていく距離
南薫過去は ....
お楽しみを一杯
詰め込んで
一つ一つそれに火を付けて
花火のようにきれいに燃えると
期待して ....
つかまえて
響き奪い合う あの 声のもつれ
贄になり損ねたひとつのくびれを
ハマナスの実を煮 ....
白眼と白眼、バランス崩し
黒い輪郭に青白く輝く肌
何かに呼ばれるように
何かを呼びながら
無 ....
私は、空を置いてけぼりにして飛ぶ、
笑ったままで、
息を止める、（血が乾いていく
息を止め ....
現実はゆるぎなく ゆるぎなく ゆるぎなく
存在している
僕はただその中にいる
皆が連関して ....
詩を書いてあげる
いっぱい詩を書いてあげる
あなたの存在を信じさせてあげる
私の病気の重さに比 ....
２０２３年は
関東大震災から１００年である
１９２３年に発生した震災の第一報を
アメリカに伝え ....
命の果ての地平線で
百億の虹がいっせいに開く
真っ白な光の裏側で
音が凍りついて花みたいに燃え ....
びんぼうでもびんぼうなりのよろこびある
びんぼうだからってなげくことない
びんぼうに ....
おつむよすぎてかえってじゃま
おつむよすぎるのがたまにきず
おつむよすぎるのだけがと ....
おつむのよわいわたしゆえの悩みがちらつく
頑張っても普通さえ見えてこないおつむ
おつ ....
○「人生百年時代」
長い人生を渡っていくには
真面目さや有能さだけでなく
人生を楽しむ力が必要 ....
物欲を干したい
物欲いらない
物欲をゴミ箱にポイだ！
よーし
これで
物欲とは お ....
テレビに出るくらいの俳人歌人詩人は最近でも解釈は人それぞれ
いろいろあって良いのだという人達が現在 ....
深夜二時に起きて、トイレットペーパー補充して、
洗濯物干して、コーヒーの木に水をあげて、朝食、 ....
同じ気持ち
同じ思想
同じ価値観じゃなくてもいいの
多様な社会
それぞれ違う みんな ....
清廉さ
だがこれはどうも本当らしく聞こえない
我が身可愛さ
これだったのではないか
....
あの青い空の下に もう季節はかえらない
愛は贈るものではなくて
....
22rows, 0.99sec.
