遠雷鳴る待ち合わせ場所に独り立ち
身震いの中あの人を待つ

駅のホームさよなら告げる切ない風
 ....


僕の話をしようか
僕の話は、たとえば
レッド、グリーン、イエロー
いろんな色の林檎から ....

卵がない
と言うのとまったく同じ重たさで
愛してない
と言う
君は
軽やかに靴を脱いで ....

ガレージのシトロエンに火を入れる
ダウンタウンの高層が切れて
海の気配がする
カーラジオか ....
スギナ

麗し

ピストルを乾かす冷たき残酷の
世界の果てで胸を裂く日々

ナイフ刺しその心臓を止めたとき
深 ....
初めて
お会いした時と
同じ
仏頂面で
同じ
淡々とした
口調で
同じ
音階で

 ....



  


夜よりも
悲しい嘘があるのなら
スマホを手に取りググれもしないさ
だらしなくおならする
なんでだろ
ふしぎだな
ぷぅぷすっぶりって
よるがふけるほど
ぷうぶ ....
君に出会う前の僕は
腕を組んだまま
解けない闇を抱えていた 

今の場所から進めない時
君 ....
飛び立っていく音響の群れ
ぶちまけられ飛散する色彩たち
対象欠いて踊る躍る、
貫通する直線に引 ....


  

  夏

生きたいと
ただひたむきに汗流し
熱風切り裂き走り切ったぜ
 ....

 

あたし
くるっちまいそうなくらい
ホンキのこがねいろの恋を
してしまっている
 ....
つめたい
匂い、縁取りは
複数のかけら
こぼして
きらきらと、して
積もったことを
そん ....
憂国の思い握りし日本刀
血渋き刃に未来夢見る

亡国に響く死の鐘の音
青雲の向こうに夢想の兆 ....

殺し方知らない殺し屋

謎と一緒に死にたい刑事

腹が壊れるほど笑ったら盲腸になった
 ....
世の中でMMORPGなるゲームジャンルがある 

自由に振る舞い、マナー要求はあれど概ね過ごしや ....
鏡を見ると寝ぐせがひどいので鏡を見ないことにして表へ出て注目を浴びたあの頃が懐かしい。
すっかりそ ....
 露出した涅色の空に、金平糖にもなれず流される星屑だろうか、今年も拾い集めては又恙なく過ぎていった。 .... ひだまりの中に佇んで
樹々の芽吹きのささめきに
聞き入るように目を閉じた
少女の髪をゆらす風
 ....

すましてる
あの子を指で
弾きたい
恥を知らない
はい
ごもっとも
共働きじゃない
 ....
熟年離婚が珍しいことでなくなっている昨今
時には美しき老夫婦愛を垣間見る一瞬がある
登山を終えて ....

熟年離婚が珍しいことでなくなっている昨今
時には美しき老夫婦愛を垣間見る一瞬がある
98歳の ....
殺したい
殺したい
殺したいと右手が唸り
思い切り壁を殴りつける
ふりをして ほんのあと1セ ....
時計の針が進みゆく沈黙の中
海岸に漂うレモンの香りに惹かれ
彼女は目を閉じて深呼吸をする

 ....
 或日 遠い湖北の外れ町
 心を病みどこへとも行くあての無い 
 たびの子が街からやって来た
 ....

なんでもこいのアラフォーだ

来た魚は逃がさず素手で掴む気満々な私

結婚してから他に恋 ....
バーの中でウイスキーを一杯
ボクサーのような男が、血の滲む傷を舐める

ジャズの音色が深い哀愁 ....
太陽と月が天空を照らす
神々の力が海辺を包む

信仰は愛を育み、未来を照らす
しかし、残酷な ....

 前に進んでいれば

 迷っているわけじゃないから

 ちょっと覗いて見たくなる後ろ
 ....
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2023年4月23日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
AI短歌3花形新次短歌3*23-4-23 23:07
拝啓カフカねことら自由詩223-4-23 21:53
卵たちはるな自由詩623-4-23 21:19
死から始まるmizuno...自由詩223-4-23 20:54
令和5年4月23日(日)みじんこ自由詩2*23-4-23 20:51
AI短歌2花形新次短歌223-4-23 20:49
カウンターにて北村 守通自由詩223-4-23 20:20
去水秋葉竹短歌123-4-23 20:18
どうですか?ひだかたけし自由詩4*23-4-23 20:07
butterflyミナト 螢自由詩123-4-23 18:57
ノンセンス3ひだかたけし自由詩7*23-4-23 18:52
奇矯の生秋葉竹自由詩023-4-23 18:37
いっしょにいようよ自由詩123-4-23 18:33
カフカねことら自由詩223-4-23 18:09
AI短歌1花形新次短歌2*23-4-23 17:15
殺し方知らない殺し屋ルルカ俳句6+*23-4-23 15:31
世界救済と鰯短角牛自由詩4*23-4-23 14:48
見送る夏白書居自由詩1*23-4-23 13:58
畷の石(ナワテのイシ)あらい自由詩023-4-23 12:44
胡蝶──少女遠景ただのみきや自由詩1*23-4-23 12:42
見えない病ルルカ自由詩3*23-4-23 9:44
美しき老夫婦愛2ホカチャン自由詩1*23-4-23 9:29
美しき老夫婦愛自由詩023-4-23 9:15
angerれつら自由詩3*23-4-23 9:06
レモン花形新次自由詩023-4-23 7:47
十二時リリー自由詩3*23-4-23 7:07
嬉し涙にしてなルルカ俳句3*23-4-23 5:41
ボクサーのような男花形新次自由詩2+*23-4-23 5:08
太陽と月自由詩1+*23-4-23 4:08
迷いながらも佐白光自由詩2*23-4-23 0:57

加筆訂正:
年代記/本田憲嵩[21:55]
一連目加筆。
年代記/本田憲嵩[02:41]
3連目加筆。その他細かい箇所修正。
30rows, 1.04sec.