青く照らされた砂浜に
微かに残した面影は
君が海へ帰る時
足跡は波間に消えて
涙だけ ....
どよめく夜に
意識持つ
風がちりちり
肌を刺す
ざわめく、さざめく
わたしのこころ
....
蓋然性でしか語れぬ「現実」は根拠なき「真実」に勝てない
『5わのアヒル』という子供の歌をききながら
水溶き片栗粉をこしらえてる
トロミというのをしっ ....
深い緑の
瞳に牽かれて
その影を追った
遠い夏の日
忘れたままで
終われたならば
何 ....
微睡みの中 よくわからない場所にいる
誰も覚えてない人の卒業式
モニュメントもに ....
○「リラックスする言葉」
学校の先生は時には
反対の言葉も言う必要があるのではないだろうか
「 ....
守らなければならないのですよ
汚れた手はそこで拭かないとか
そこに座ってはいけませんとか
....
地元にある県立病院に
予約一日目は電話がたぶんつながらないだろう
と思って
2日目に電話したら ....
おととい 小さなせせらぎを見つけて
家に帰ると
網戸に黒い揚羽蝶がとまるのを見つけた
そして
....
いかんせん この雨
出るに出られんわ 風
ますます出れんわ
カミナリまで
鳴る始末
....
毎日
踏んだり蹴ったりで
激し過ぎだわ
わし
そんな
かわいいんか?
そろそろ
認めて ....
よく
耳を澄ませてみるんだよ
この世でどんな
音がしているか
君の耳はと ....
目覚め
とりあえず
しょうがない
仕方ない
ペットボトルの口が開いて
水蒸気舞い上がればイルカが波に乗ってやってくる
街のカラスが餌を ....
海を見つめながら砂漠のことを考えているのだ。海は目の前に確かに存在するのだが。砂漠を歩き疲れて倒れた ....
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