俺だって この世知辛い世の中で
余分なものなんて持ってないぜ
たとえ持ってたとしても
....
私という何かしらがある幻想を維持するために昼飯を食う
いとこの子供が
この春から国立大に行くそうだ
理系らしい
現役でだ
ぼくはといったら先日
....
あんな、人が死ぬって全然きれいやないねんで、じいさんの葬式でも、ばあちゃんの葬式でも、どっちでも思っ ....
犬
朝の静けさの中で
犬が吠えている
すべてに届くように
昼のざわめきの中で ....
春風にこのヤケの空もってかせたい
脳の湖底へ春がするん
手枕痺れていてもその儘の骨肉
....
あの人は日記のような詩を書く
あなたは詩のような会話をする
その人と会話のように目配せる
かの ....
浮かんでは消えていく
あの微笑みが
胸の真ん中を
射抜かないように
ぼやけて残る
マグ ....
印象が色彩に溺死していた 絶え間なく腐乱する光の ── 氾濫 、或いは復活の反復に
生存のための
ビニールハウス
苗箱
芽が出て
ビニ紐で
綺麗に揃えられた
私達の歪みは
....
桜が満開だ!
あまーいあまーい蜜の味
それも
チェリーの香りいっぱいの
一年ぶりの ....
「流木は言った」
ここまで まるで散文のように 諸国をめぐり歩いてきたが 詩の路地裏には この ....
望む
信じる
湧き出す
パワー
無限
後世に残す(遺す)、資料(史料)になると思ったので。
ルール1
どこにいたのか、できるだ ....
昔僕が新入社員だった頃
でも 僕は学生時代の友人とロンドンの街を歩いていた
そして有名な大きな観 ....
思いもよらないところがから
血が流れだして初めて自覚しました
あたし
一人前に女になれたわ
....
本当は優しい言葉でもかけてあげたいけど
誰よりも覚めた、突き刺すような視線が痛い
テーブルを挟ん ....
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