この服を脱ぎたい
そうしたら
気のいい単語と
すこしの助詞や助動詞たちを連れ
ピクニックにい ....
夢の夜空に星々は
巨大に不穏に輝いて
渦巻く星雲が三つ四つ
眩めく明るさに発光し
それぞれの ....
シラフでいられる奴の気が知れない
アホみたいなことで
大騒ぎしているが
その実何とも思っち ....
寒さで萎れた花壇にスコップを刺した
霜が降りたから もうしょうがないから
厚手のダウンジャケット ....
｛引用＝「すべての月曜日は青い」｝
Cerurean Blue Monday
｛引用＝セルリ ....
原発事故から十余年
突然変異でタマキンが四つある
男子が生まれるようになった
彼らはＴ４と呼ば ....
うちの仔は地球生まれや冬うらら
オリオンの夢を見てるか猫眠る
罪の数だけ歌って星が降るよ 涙零した背中だけ
手に濡らし揺らす痛みあなたを前に少しほどけて
彼方 ....
地球を一周して君に届いたら少し笑って少し泣いてそうだねと目を伏せる
それができる君だから今ここで黙 ....
裏路地にもう何十年も転がってる自転車の
茶褐色に錆びた車輪が真夜中に一度だけ軋んだ
生き過ぎた鳥 ....
此処は何処よりも静かで
憎んだら自分が駄目になる
森の奥、新緑のラグーンが囁く
｢もういいんだ ....
人ってどんなときに自尊心が危うくなると思う？
「本来ならできることができなくなったとき」
「 ....
「ひとつだけ、たしかなことがある。たしかなことなど、どこにもない、ということだ」 Ｈｅｎａさんが、好 ....
やさしさだけがあるひとのなかに
太陽(コロナ)がおちて
夕焼けがおわった。
冬の空より退屈 ....
白い人生
悩み
トラブル
ブルーな生活
誰かが手放した幸せを前に逃げ出してしまった自分。
誰かがおくりたかった日々を生きている自分。
誰 ....
目を閉じても町の喧騒は消えない。景色と化した窓に映る木々や魚の群れを、誰にも説明できずにいる。
....
生物は利用して生きている。弱肉強食であったり共生であったり。生き方はそれぞれである。ただ人間のように ....
誰も僕のことなんて考えていない
誰も僕のことなんて気にも掛けない
20には20なりの
青白い燐 ....
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