内なる外が押し寄せる
外なる内が押し寄せる
誰もいない、繋がりはない
白い空間奥まる深夜 ....
簡単に吐ける言葉たちが
ありとあらゆるところに
飛び交っている
いとも簡単に実現されること ....
お陽さまの彼方に また
お陽さま
何処かの星のお陽さま
そのまた彼方に
....
この星に現れた人間
現れて営んでいる今日も
乾いた唇に時々水をくれて
今日もや ....
雲の切れ間から
青が光って覗いている
俺はくたびれ脱力して
道端に腰掛けている
)わけの ....
きみたちとぼくが
笑顔でしかつながってないのは
もうわかってるだろ?
握手に置き換えられる ....
ジュブナイルジュブナイル
どうにもこうにもわしにもあんたにも
いくらおとなになっても ....
夜 窓に至る暗がりに
幾つかの鉄柱が立っていて
ここからは月の檻です
と言う
....
パクる、パクる
ひたすらパクる
名の知れたもんでも
平気でパクる
どうせ誰も
まともに読ん ....
掴んだものがぼやけてしまって
咲かないまま枯れた
もうすぐ夜がやってきて
僕らの時を奪っていく ....
世界より大きな夢をもっている
おやすみの後でめちゃめちゃネットする
来世でもしょうゆラー ....
干上がりかけた沢の縁
山椒魚は怒るまい
ペンケのダムもパンケの家も
知らずに不幸と泣くだろか
....
木立の合間から
空の青が覗いている
木立の緑は裏光り
鳥達の群れが過っていく
ああ全くそ ....
青菜摘みの乙女の墓は、ただの土くれの土饅頭で、その骨さえも焼かれなかったかもしれない。青菜摘みの乙 ....
少し長めのマフラーを
砂漠の上で
引きずり汚した
誰かの踵だったかも
知れない
何 ....
プライベートでは、入社5年目の35歳のと
きに結婚した。お相手は、2歳年下の札幌市
の小学校の ....
朝日がゆっくりと
木々の枝と葉を
一つ一つ
赤く染めて昇る
朝露を浴びて
赤く透き ....
書き損じた天気図の余白に
僕らは昨夜見た偽物の夢を書き続ける
筆圧があまりに強いものだから
....
幸福の定義はない
と言うのが一般論でしょうか
人生と言う個人個人の歴史
その
一人一人の ....
天窓にひとり
夕日に火葬されてひとり
赤とんぼひとり
馬鹿な詩人なら
まるで自分のよ ....
出會い飽く草木
やあ、ターナーの{ルビ霧月=Brumaire}よ
星
....
今日も郵便受けによけいなチラシが差し込んであるのだが、あの赤いジャージ姿の少女なんだと思えば許し ....
正義は海ではなく
正義は魚ではなく
正義は船ではなく
正義は風のようなものであった
正義 ....
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