時間がなくなるって

時間って減っていくんじゃないの
減った分足されていくんじゃないの

 ....

ビー玉を一つ
如雨露の中に忍ばせて
散歩にでかけたら
まるで知らない人たちが
僕のことを ....
雨の一滴が右手の甲に 落ちた
ズシリと 重たかった
ミシリと 胸の空洞が鳴った

私は慌てて ....
オリーブ


明滅


ギャラリーにて


同居人


夜毎の腕


 ....
あなたには雨は全然似合わない

水底に綺麗でかなしい夜がある

傘を差す 君の涙を守るため
「絶え間ない夕刻」


このままどこへ行くのか
俺はどうなるのか 教えてくれ 包茎

変 ....



なまぬるい くひねろうかと かぜのよる

むしのこえ よんどころなく かきさらし ....

丸い蕾が一つ開くたび

匂う夜風が迷子になる

今夜はどの子と眠ろうか

三日月にリ ....
目をとじて夜を待つから大丈夫

街の中 想像力が暴れてる

とりあえず次の駅まで起きててよ
自称詩人はD級人間だ
しかし、こいつら
自分では
少なくともB級
いや、ひょっとすると
A ....
金木犀のかおりがゆっくりと剃刀をすべる
あらゆるもの
そう、あらゆるものを新しくするために
血 ....

同じ方向をみている
静止したまま
なにも言わずなにも吐かず
同じ方向をみている
そのまま ....
雨が盛んに降っていた
暗い空から降っていた
俺の心は憂鬱に
蒼く震えるネギ畑、
踏んづけなが ....
 光にむけて祈るあなた、おとなしく、おとなしく、草のようにほほえみかわして吹かれてゆくあなた。海まで .... 天が下りる
肺を圧し潰す
耳裏の風切り羽が散る

音はもう無い

手足を置き去りにして
 ....
甘樫の丘を登り、散策する
眼下には飛鳥、万葉の遺跡が点在
私は古代へと時をさかのぼり
ロマンの ....

巫女が旋頭歌を月に歌う
紫の花を付けた韮が
秋風に踊り聞いている
何度足を運んだこと
少 ....
大根は足で
白菜は体

生まれて間もなく
捨てられた子供

口があったなら
哀しみの言 ....
待ちわびても待ちわびても
信号が赤だったから
ひとり仰ぎ見て立ち止まっていたの

青空は雲ひ ....
私は何を遺して
この世を去ってゆくのだろう?
子や孫を残して?
しかし、彼らは別の人格を持ち
 ....
だとすればこれは暴力だと思う
冷静さを保とうとする僕を尻目に
身体はぶるぶる震えているんだ
寛 ....
あたしの新婚初夜はどんなだったかな?
すっかり忘却の彼方へと行ってしまったけど

手をどこまで ....
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2019年10月11日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
時間がなくなるってこたきひろし自由詩419-10-11 23:47
如雨露。ビー玉。くそったれ。竜門勇気自由詩0*19-10-11 23:25
哀しみ一滴(改訂)ひだかたけし自由詩1019-10-11 23:00
地底湖春日線香自由詩119-10-11 22:20
みずいろの夜水宮うみ川柳2*19-10-11 21:47
20191011Naúl自由詩019-10-11 21:38
なまぬるくAB(なかほ...俳句319-10-11 20:52
ルクリアの妖精丘白月自由詩219-10-11 20:00
現実で眠る水宮うみ川柳1*19-10-11 19:38
D級人間花形新次自由詩019-10-11 18:59
けさすいせい自由詩119-10-11 16:32
火照り自由詩319-10-11 16:20
ひだかたけし自由詩6*19-10-11 14:52
光纏処女(ひかりまとうおとめ)la_fem...自由詩6*19-10-11 13:49
夜長水知鴇都自由詩319-10-11 11:49
甘樫の丘から日比津 開自由詩019-10-11 11:33
瑠璃二文字の妖精丘白月自由詩219-10-11 8:08
間引きミナト 螢自由詩2*19-10-11 7:50
とうとつの告白立見春香自由詩819-10-11 5:01
私は何を遺して?日比津 開自由詩319-10-11 3:46
化けの皮福ちゃん自由詩119-10-11 1:37
花嫁は夜汽車に乗らないこたきひろし自由詩419-10-11 0:32
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