少し射に傾いて
右肩の方だけを床について
身を縮こませて
寝転んで見る

右目の玉だけを動 ....


まぼろしである
しとどに濡れる街が
明滅する赤信号が
交差点にあふれた人びとが
舗装 ....
鈍よりとした黒雲は流れて
幾分晴れ間が見られたが
風はより冷たく強く
冬枯れの並木道の両脇は
 ....
黄色のパーカー羽織った
少女のきみが
駅の改札から出てきたとき
胸が高鳴ったの 覚えてる
ほ ....
 

群れを離れたコヨーテなら
後足の
仕留め損ねた獲物に嚙まれ
血を流し続ける傷など舐め ....
押し入って奪ったものは心だけええい憎(にっく)き恋泥棒め バスのなかも

入院棟の廊下でも

ベッドの加湿器の煙りにも

だれかのためなら何でもで ....
現の日常の表層が
呆気なく転覆される
その瞬間、
異界の地に
熱風吹き荒れ
在るものすべて ....
線路はどこまでつづくのか
トンネルの向こうに
白い世界が見えるが ちかづいてくると
どうやら画 ....
成人の日の予備校の授業かな
市の大手建築会社の、一大プロジェクトとして作られた街外れの巨大な新興住宅地は、建てられたもののろ ....
いまという過去の最前線が

いまという過去の最北端が

灰色の海原と見分けのつかない蒼空に
 ....
押入れを開けて毎朝迷う
今日はどの冠をかぶろう
何もない日はわかんむり
冴えてる時はうかんむり ....
普段から陽気で賑やかな人も
そうはなれない人も
皆それぞれの胸の内に抱えているよさびしさは

 ....
鮎を釣る最初はあまり釣れなくてもう止めようと思ったら釣れた

対岸の宮島を見て神聖な空気と神の雰 ....
進みたかった

やり直したり
足踏みしたり
違うルートを突き進むのではなく
ど真ん中を正し ....
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2019年1月15日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生態模型坂本瞳子自由詩2*19-1-15 23:17
まぼろしである新染因循自由詩10*19-1-15 21:37
ニットしょだまさし自由詩219-1-15 21:16
0424もり自由詩119-1-15 20:31
憧憬Lucy自由詩13*19-1-15 18:47
無題短歌219-1-15 17:42
シグナル―青の洞窟―ペペロ自由詩119-1-15 17:33
異界の地にひだかたけし自由詩919-1-15 16:50
シティるるりら自由詩4*19-1-15 16:41
成人の日chihar...俳句1*19-1-15 16:10
さやかに星はきらめきホロウ・シカ...自由詩1*19-1-15 14:35
シグナル―時の墓標―ペペロ自由詩219-1-15 14:00
冠者やまうちあつ...自由詩019-1-15 13:50
この世界に存在している、偶然にこたきひろし自由詩319-1-15 6:33
夏川ゆう短歌319-1-15 5:03
したいのそばに咲くハな 捨て息 それは赤い狩心自由詩219-1-15 0:53
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