秋の夕陽のふりそそぐ
歩道の人々に紛れて
ひとりの妊婦が傍らを、過ぎた。
――そっと僕は祈る。 ....
函館山の{ルビ麓=ふもと}で腰を下ろし
遠い山間から、昇る
夜明けの太陽に瞳は滲み

ぼくは ....

 清らかな川辺に降り立った白鷺を見た。
 しばらく彼の美しい立ち居振る舞いに目を奪われた。
 ....
  断捨離


芸術家とは無駄な作業をする人のこと

陶工は焼き上がった作品を
ほとんど ....
ゴジラが出て逃げ回るなんて
嫌だなあと思いつつ
きっと実際は
あわてふためいて
ギャーギャー ....
熟れた蝉地球はつまらない男 自転車のサドルが蝉へ化けにけり 飯盒に詰められるだけ残る蝉 世界はありますか



 貴女滑稽で妖しい

 またこんな季節が巡ってきた
 名月を仰ぐ野分の風も乏しく
  ....
 久しぶりに訪ねたカフェは、何も変わっていないはずなのに、やはりどこかが少し変わっているような気がし .... 人は皆一人前になると
船の一艘や二艘持つものだ
実際わたしの同僚たちも
それぞれの個性に応じた ....
◯非正規婚
◯タイムリミット婚
◯駆け込み婚
◯レンタル婚
◯グループ婚
◯週末婚
◯コ ....
母は金曜日に 毎週 カレーを作る
金曜日の夜はカレーだ
食べても
食べなくてもいいからだと
 ....
あなたが動けない朝
わたしの空気も重くなる
言葉にできない気持ち

心の病気もみえればいいの ....
忘れていた
左側の肩甲骨の少し内側の背骨に近いところ
ここに熱を感じるときは高熱を発する前兆
 ....
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2016年9月16日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ポプラの唄服部 剛自由詩316-9-16 23:59
日向の本自由詩216-9-16 23:56
白鷺と太陽ヒヤシンス自由詩5*16-9-16 23:44
断捨離イナエ自由詩3*16-9-16 22:05
ゴジラの名はシン。花形新次自由詩016-9-16 20:14
熟れた蝉地球はつまらない男北大路京介俳句016-9-16 20:13
自転車のサドルが蝉へ化けにけり俳句116-9-16 20:13
飯盒に詰められるだけ残る蝉俳句116-9-16 20:12
ありますかもっぷ自由詩116-9-16 17:12
貴女滑稽で妖しい朝焼彩茜色自由詩9*16-9-16 14:37
夏の終わりに高林 光散文(批評...3*16-9-16 11:33
わたしの方舟やまうちあつ...自由詩316-9-16 10:52
さまざまな結婚ホカチャン自由詩116-9-16 10:40
母は金曜日にカレーを作る朧月自由詩316-9-16 9:41
固い扉自由詩116-9-16 9:24
いつもの前兆坂本瞳子自由詩2*16-9-16 0:52

加筆訂正:
恋のようなもの/ただのみきや[21:32]
三文字削除しました。
夏の終わりに/高林 光[16:46]
誤字を訂正しました。
鳩の家/そらの珊瑚[08:32]
加筆しました。
恋のようなもの/ただのみきや[00:24]
二か所語尾を訂正しました。
恋のようなもの/ただのみきや[00:20]
「印」から「徴」へ修正しました。
恋のようなもの/ただのみきや[00:20]
「印」から「徴」へ修正しました。
16rows, 1.04sec.