どうしてだろう

 「ごめんなさい」が言えない

 どうしてなんだ

 「ありがと ....
カーテンの向こう暑くなると告げて
にわかに泣きだすそら

すぐに澄み
そこなしの青の静けさ ....
カーテンにくるまって

部屋のなかに飛び出せば

暗い廊下に佇むばかり

小学校のパイプ ....
夢を見て目が覚めて
もう一度目を閉じ
夢を見よう
同じ夢を
死にたいと思いつつも今日もまた生きてしまう 甘えたい
 
 だから今から夢仕掛け

 甘いお菓子ばかり食べている



     ....
アタシの楽しみ
それは
熟睡している息子を襲う事です

中学生ですので
さすがに起きてる時 ....
五線譜にのらない音楽
数学的解決を持たない生命

リズムもない詠唱
楽器を持たない自由

 ....
ねえ、いいから
と手を引っ張られ
誰もいない女子トイレに連れて
から
 か
  ら
   ....
ぼくはスパイの仕事をしたい

アメリカに留学して

英語でディスカッションしたい

その ....
ノースリーブで
吊革に掴まる彼女
ちょっと
ワキを閉め加減なのが
まるわかりだぜ

どう ....

眼の奥に
雲がかかり始める
末期的な
眠気の沈澱

鼻孔の通りが
苦しげに詰まる
 ....
畑の畝を踏みつけて歩くような
大きな台風が過ぎていったあと
庭中にたくさんの青柿が落ちている
 ....
このなかで白黒のゴジラを見たことがある人は挙手で
天皇陛下のおきもちを聞いた人
スマップにも森君 ....
ライカ病という病気は    一度かかったら
なかなか抜けられない    重いやまいだ

まずそ ....
速報に躍り出た文字 どうか君いないでくれよ "震度5 花巻"


背を向け ....

油まく模様のみなもには色々がくる
熟れた椅子の脚や膨らんだ仔ねこらが
うつした空を破りながら ....
◯(幸せ)
なんでも話せる人を持っている人は
とても幸せだ

◯(愛)
愛がないと
与え ....

わたしはふーせんだ。
ちっちゃなこどもに捕まえられている。
わたしがその子に「自由になりたい ....

ふでばこのなかにことばがある。
えんぴつはかつての旅人だ。
あなたがえんぴつを手に持たないあ ....

風のなか草原を走る猫バスはみんなが知ってるうたをうたってる

天井が身体にふれるわたしたちふ ....

眠らない秒針に
わたしは度々起こされる


なかなか寝付けなくなり
夜の部屋に響く針の ....
予感は、急角度に侵入する胎児だ


樹々が複雑に伸ばした細い腕の先のほうに留まると、其処で眠る ....
ヌメヌメの蝉や踏切警報機 第三の眼を開けない 蝉がいる 傷心の蝉ピノキオの鼻の先 ルージュ未満のままに手持ちの籠には
瑞瑞しい実りも僅かとなった
朝夕の風を聴く意味を喪い ただ
 ....
石壁の家の裏手に枯れた葱ほんの四方に人は生き抜く 山青なり枝芽つき
川縁に掃除機が壊れてあり
もう駄目やった三月とくたびれた俺
要塞に割り ....
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2016年9月7日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
言えない佐白光自由詩216-9-7 23:51
くすねた財宝ただのみきや自由詩9*16-9-7 23:43
あのときの吉岡ペペロ自由詩416-9-7 23:13
休みの日リィ自由詩016-9-7 22:40
生命fujisa...短歌116-9-7 22:14
Wasabi...短歌016-9-7 21:28
ワンちゃんの匂いがするまいこプラズ...自由詩4*16-9-7 21:19
タルカスの夕べ梅昆布茶自由詩916-9-7 20:49
蛾になりたいピッピ自由詩616-9-7 20:43
神とスパイfujisa...自由詩016-9-7 20:18
夏の終わり花形新次自由詩216-9-7 17:27
終息シホ.N自由詩216-9-7 17:15
青柿春日線香自由詩216-9-7 16:47
「オキシジェンデストロイヤー」モリマサ公自由詩316-9-7 16:15
ライカ病st自由詩3*16-9-7 14:39
逃亡者町田アキラ短歌2*16-9-7 12:47
矢部川 借景soft_m...自由詩5*16-9-7 12:18
独り言集2ホカチャン自由詩116-9-7 11:39
ふーせんと青空水宮うみ自由詩1*16-9-7 8:35
ふでばこ自由詩1*16-9-7 8:15
うた・ことば短歌016-9-7 8:09
秒針葉月 祐自由詩1*16-9-7 1:59
 純粋な記憶ハァモニィベ...自由詩5*16-9-7 1:07
ヌメヌメの蝉や踏切警報機北大路京介俳句316-9-7 0:40
第三の眼を開けない 蝉がいる俳句216-9-7 0:40
傷心の蝉ピノキオの鼻の先俳句116-9-7 0:40
今日の風もっぷ自由詩1*16-9-7 0:37
石壁の家の裏手に枯れた葱ほんの四方に人は生き抜くフユナ短歌616-9-7 0:24
どないにでも奥畑 梨奈枝自由詩5*16-9-7 0:18
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