もうこんな季節だねと
誰かが言っているうちに
時は絶えまなく流れているから

いつも気づく頃 ....

廃牛処理の男が日本を飛び越えていくよ

障子の影をゆっくり伸ばして
海峡を横断するほどに細 ....
平和3

手も足も頭も
引きちぎられた人々を
クロゼットや押し入れの壁に
塗り込めてつくら ....
やめたやめた生きることをやめた
やめたやめた死ぬことをやめた
やめたやめた考えることをやめた
 ....



人殺しの夜に
天使が降ってくる





(141204)
奇天烈な手つきで
狐憑き 月のツノ触る

淡い{ルビ間=あわい}の 睦言夜ごと
{ルビ霊=た ....
にくまれっこ
にくまれっこ
にくまれっこがひとり

にくまれっこ
にくまれっこ
みんなに ....
ひつじの形の雲が
めえ めえ
山の上から降りてくる

ひつじの形の雲が
めえ めえ
高い ....
緑色の雨が降りしきる
世界が寝静まる夜更け

聞こえない雨音の
ひどく透明な反響

苔は ....
妻の顔を見ながら
セックスしたのは
もう20年も前のことだ
デブになって
(正確にはデブに戻 ....
『燃えよドラゴンズ』を巨人の選手に替えて唄っている 落ちてくる雪にパンチしながら歩いている




セックスはいいからキスがしたい燃えるようなやつ


殺したいぶっ壊したい
 ....






どんなにか







楽か

でもまだ信じたい

 ....
学校から帰ってきた息子が
窓際で何かしている
覗いてみると、濡れたつまようじを網戸の目に刺し水の ....

はじまりのまりを蹴りました。誰も傷つかないよう、わたしがきみをよびよせるたび、わたしは嘘つきにな ....
遅番の勤務が終わると、すっかり夜の真ん中だ
人も車も絶えた県道
遠くまで並んだ青信号

夜取 ....

世間が騒ぐ 
さくら、さくらの大合唱も過ぎた頃

山際に ひっそりと咲く 白梅が
石段に ....


       ――K.A.へ


僕たちが出会ったのは、僕たちが調和して更に大きな調和 ....



ふるさとの町から井戸水をくむ音がなくなって久しい
町にはじめから祭りなどなかったの ....



いつも僕と逆方向に風は吹く
来た道はもう違う名を名乗っている

立ち止まったそ ....
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2015年1月28日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
きまぐれのみぞれ灰泥軽茶自由詩915-1-28 23:05
廃牛処理の男佐藤伊織自由詩115-1-28 22:53
平和 その三イナエ自由詩12*15-1-28 21:34
やめたリィ自由詩015-1-28 21:16
bless my suicide自由詩115-1-28 20:23
憑き身月見てただのみきや自由詩19*15-1-28 19:48
にくまれっこのうた春日線香自由詩015-1-28 19:24
ひつじ雲自由詩115-1-28 19:23
緑雨とよよん自由詩6*15-1-28 19:06
後背位花形新次自由詩015-1-28 18:05
『燃えよドラゴンズ』を巨人の選手に替えて唄っている北大路京介自由詩115-1-28 17:13
落ちてくる雪にパンチしながら歩いている自由詩515-1-28 17:13
ジャムの蓋が開かないTAT自由詩015-1-28 16:04
夜や既読メッセージ。信頼関係やセックスレス及び降り積もる雪について。短歌015-1-28 15:26
魔法馬野ミキ自由詩615-1-28 13:06
A DOG DAY 阿ト理恵自由詩12*15-1-28 12:45
牛丼屋アマメ庵自由詩615-1-28 12:17
キラキラの藤鈴呼自由詩1*15-1-28 10:02
未愛葉leaf自由詩115-1-28 4:57
闘鶏月形半分子自由詩515-1-28 2:58
自由詩015-1-28 2:53
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