ひたすらに赤
ぐわわっと
縦にぶちまけた
線をひくように
ただ飛沫が四方に遠くはねるよ ....
楽園の門が閉ざされて久しい
寝室には潰れたふたつの枕だけ
ふたりは台所にいる
夏は不快な熱で部 ....
棚の上には
黒いローマの熊が立ち上がる
人形の髪は長く伸びる

わたしは眠いのを我慢して
 ....
すべてが手に入るわけではないから、
わたしは願いました
すべてほしいとは思わないから、
わたし ....
この人間社会で 僕達はたった二人猫だった
その学校なら猫でも入れるというから
僕は早速転入したん ....
どんな奴でも
長生きして
120歳ぐらいまで
長生きして
頭もちょっとしか
ボケなければ
 ....
なぜ夜があるのでしょう
それは星をみるため

星ってなんなのですか
それはいのちです

 ....
祭や 花火の 季節だから
楽しそうな 恋人達が
嫌でも 目につく 夏だけど

寂しく響く 笛 ....
眩しく光る太陽は
喚起ばかりの痛手
仏桑花の花咲いた

日は刻々と過ぎて
暮れては明け行き ....
どんな相手だって
俺にかかっちゃ
いきっぱなしの
天井知らず
凄いわぁ、凄いわぁ
って言わ ....
公園の噴水前のベンチに腰掛け
土鳩に餌やる
みすぼらしい趣味人が
裏では道化をしているなんて誰 ....

今日はコーヒーショップで
売買契約を結ぶことになっている
しかしコーヒーをひと口飲んだ途端
 ....

高原に風がそよぎ、象徴の塔の輪郭を撫ぜる時、
私の感覚はあるひらめきと邂逅する。
詩作の種は ....

素晴らしい朝が来た。私は心から生を満喫する。
創造の苦しみから解放された輝ける朝。
鮮やかな ....

明け方にふと目を覚まし手を伸ばす者は何かを掴むだろう。
ささやかな朝食の後、テラスに出て森の香 ....
生まれてから
綺麗って
一度も言われたことは
ないし
むしろブスって
言われたりするけど
 ....

昨日私はロシアにいた
いたことだけはわかっている

隣のおじさんは虫を戦わせるのが好きだっ ....
なんにもなかった
さいしょからなかった
すべてさいしょから
なんにもなかったんだよって
それ ....
ぼくはきのうまでのじぶんは嫌いだ だからブログをはじめようとおもった

ぼくはあなたのブログがだ ....



一度も私のものだったことがない君を
果てしなく喪いつづけている
その喪失が胸に生む波 ....
年齢に生かされる宵扇風機


夢うつつ水中花に見る未来像


箱庭やとどまる過去といまの ....
紫陽花の色が私を表した静かな時間静かに過ごす

夏を待つ体は汗をかき始め薄着姿に早くなりたい
 ....
いつからだろう じめじめとした部屋で
目いっぱいの力で心臓を鷲掴み
感じるものに侵されたのは
 ....
撹拌されて
まじりあう
フラスコの中の
時間が
わらわらと踊っている

次第に
重さを ....
物書きならワルキューレとか聴くべきなんだろうな
マザーフッァカー
夏の明け方の街に音楽なんてない ....

あじのするオブラートに包んだような物言い
象の柄の蓋をしている赤い色の練り香水、
透明の香水。
「ありはしないと思いながらきらり」
アラ ....
富のなかに財布が埋没した真昼、君は百円玉と十円玉をにぎりしめてコカコーラを買う、きっと雨が降るよ、自 .... いたずらさせないと泣いちゃうぞ

イヌのように

わんわん わんわん 

泣いちゃうぞ
 ....
並んでいた ならんでいた ならんでいる
煙草を吸ってる 昔の わかもの

それにしても昨日の夜 ....

パソコンに保存された
鼻の写真をみていた

持ち主のわからない鼻が
吸ったり吐いたりした ....
揺れるゆれゆく波の中

飲まれ呑まれて潮の中

しょっぱい、いっぱい、しんぱいだ

流れ ....

ひとしきり思い出にふけった
夜の次に訪れた
朝の光は色が欠けていた

切り取った窓に、蜘 ....
日付変更線の相対死する朝に
僕はSTUFF

「また会おう」
朝また会おう。
ひばりは飛べ ....



      暑い暑いと胸元はだけ
      えりあし抜いて横座り
      片手 ....
ガッツポーズで目を覚ますまで、
お台場にカジノがあることを疑わなかった。
陽が照らしつけるバス停の 屋根の下で涼む僕の
隣に座っていたどこかの会社員さんは
今 自販機の側 ....
1.

○月✕日
今日は朝が来なかった
うちで一番早起きの祖父が
起きて来な ....
グランジを椅子に聴かせる乱歩の忌 思い出の指輪遠投夜光虫 グレゴリオ聖歌Alleluja夜光虫
腹を割って本音を口にしない ひとりごとを聴いている耳がある ピンポンダッシュのおかげで捕まえられた 愚かで
弱くて
憎くて
大嫌いで
醜くて汚い
でも
賢く
強く
愛しかなく
全てが ....
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2013年7月29日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
レッドインパクト秋也自由詩4*13-7-29 23:53
失楽園salco自由詩9*13-7-29 23:43
居眠り春日線香自由詩213-7-29 23:25
あなたは一酸化炭素自由詩113-7-29 23:17
人間社会でも猫の事務所Neutra...自由詩9*13-7-29 23:07
長生きは三文の得花形新次自由詩213-7-29 22:43
夜がある理由朧月自由詩413-7-29 22:16
闇は 花火の 背景となる藤鈴呼自由詩3*13-7-29 22:14
インドの憂愁・・・tamami自由詩513-7-29 21:28
性豪花形新次自由詩113-7-29 21:06
晩い道化すみきたすみ...自由詩113-7-29 21:05
九官鳥壮佑自由詩11*13-7-29 20:45
高原の風ヒヤシンス自由詩7*13-7-29 20:04
今、再び。自由詩3*13-7-29 20:01
詩作自由詩2*13-7-29 20:00
美容整形花形新次自由詩513-7-29 19:39
昨日私はロシアにいたSeia自由詩113-7-29 18:10
テンメツ自由詩013-7-29 18:09
君のブログが好き梅昆布茶自由詩413-7-29 17:18
塔野夏子自由詩9*13-7-29 10:36
晩夏はなもとあお俳句213-7-29 9:50
静かな時間夏川ゆう短歌213-7-29 9:00
元気だろうか十二支蝶自由詩113-7-29 8:29
うわずみそらの珊瑚自由詩16*13-7-29 7:17
a poet青園ルカ自由詩213-7-29 5:22
好み兎田 岳自由詩113-7-29 4:56
フューチャー榊 慧自由詩413-7-29 3:21
ゆらゆらスーパーマーケットざらざらざら...自由詩1013-7-29 3:16
なないろいたずらなないろぼう...自由詩413-7-29 3:13
エヴァンゲリオン8小野寺那仁自由詩313-7-29 3:00
止血(鼻)すみきたすみ...自由詩413-7-29 2:51
なみなみ毎日なないろぼう...自由詩513-7-29 2:40
AM3:17すみきたすみ...自由詩413-7-29 2:32
「金だせや」榊 慧自由詩413-7-29 2:18
夕涼みには向かない女石田とわ自由詩13*13-7-29 2:12
お台場のカジノ小猫峰 護自由詩013-7-29 1:41
劣等感のミント感Neutra...自由詩18*13-7-29 1:16
early morning佐東自由詩6*13-7-29 0:36
グランジを椅子に聴かせる乱歩の忌北大路京介俳句213-7-29 0:20
思い出の指輪遠投夜光虫俳句113-7-29 0:20
グレゴリオ聖歌Alleluja夜光虫俳句013-7-29 0:19
腹を割って本音を口にしない自由詩613-7-29 0:19
ひとりごとを聴いている耳がある自由詩1013-7-29 0:18
ピンポンダッシュのおかげで捕まえられた自由詩113-7-29 0:18
ヒト秋也自由詩2*13-7-29 0:11

加筆訂正:
ノラ猫の歌/石田とわ[03:51]
一部変更
ヒト/秋也[00:13]
2013年7月27日 フジロックにてビョークの歌声を浴びて
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