物欲は
ほとんどないんです
何にも欲しくないんですが
実は最近
ひとつだけ
ひとつだけ欲し ....


テーブル、ほんの一秒まえの
カーテンの波を再現できない
難しいことを言わないで
泣いた ....

だんだん死ぬひとを見ながら
それでもやめられなかった
もうおいしくも気持ちよくもなかったけど ....
あいつがコーチした中じゃ
金メダル取ったあたいが
一番の筈じゃない
それが
あたいだけ
指 ....


  汽車にのって
  なまぬるい水筒にぼくは口をつけた
  鞄からとりだしたおむすびは少 ....
謙虚な君 主張する自己を脇に置き

傾ける耳の側に 妖精を瞬きと共に見る

 乾燥した晴れの ....


  しろい壁に
  夏がからみついている
  目に見えないほど小さな
  花々が咲き乱 ....
寄せ集める

時間を

自然を

法則を

さざれ石

意外を

自然を

法則を

寄せ集める

 ....
夜中に
なき声が聞こえた気がして
目が覚めた

流れ星がいま落ちた

祈りの声が
夏の ....
春すぎて、白妙
きみのひとみを覗く
彩られた虹
星のかたちをそのままに


人知れぬ森 ....

運命
振りかぶって何球も、何球も
性懲りもなく くり返し、くり返し


運命
胸 ....
朱き実の

木陰に憩う

病むこの身

日差しなつかし

人もなつかし
最近やけにカタカナが多くないか
訳せない言葉なら致し方はないが

政権公約がマニフェストになり ....
静かに腰を下ろす 吐息のような暖かい風

風使いは風伯の子供

神に習い 風を吹かす 意味を ....
百年の間には
どれくらいの人が土に還ったのか
誰にともなく問うと
最近は火葬ばかりだから
そ ....
夜からの雨は
屋根を洗って海へ抜けた
わたしは誰もいない店で
外で吠えている犬の声を聞きながら ....
     「 流れ星がいま落ちた 」


0の あすなろが あっけなく逝ったとき 流れ星が落 ....
原田さんはクラスメートだ
原田さんは園芸部の副部長だ

原田さんが幽体離脱を繰り返すのは最近拾 ....




水底につづく階段
溶け残るつらら
午後を咬むつらら


羽のしぐさ
空の ....
朝食を準備する君の後ろ姿少し慌ててハムエッグ焦がす

君からの手紙何度も読み返す心を掴み離さない ....
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2013年7月5日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
わたしの欲しいもの花形新次自由詩113-7-5 23:42
(-)はるな自由詩313-7-5 23:26
ぬるぬる自由詩313-7-5 23:09
アラカワの言い分花形新次自由詩113-7-5 23:01
汽車にのって草野春心自由詩913-7-5 22:36
謙虚な君朝焼彩茜色自由詩813-7-5 22:09
赤いビードロ草野春心自由詩413-7-5 22:07
さざれ石吉岡ペペロ携帯写真+...613-7-5 22:00
流れ星がいま落ちた小原あき自由詩8*13-7-5 20:32
春すぎて、橘あまね自由詩313-7-5 19:03
泥臭き爽快komase...自由詩1*13-7-5 17:23
朱き実のめれんげ短歌213-7-5 15:00
カタカナ言葉HAL自由詩1+*13-7-5 14:30
風使いと風伯朝焼彩茜色自由詩4*13-7-5 13:58
ねぎ坊主春日線香自由詩313-7-5 12:26
店番自由詩713-7-5 12:25
流れ星が いま落ちた (他二編)るるりら自由詩10*13-7-5 12:00
原田さん佐東自由詩4*13-7-5 9:45
明るく短い径木立 悟自由詩813-7-5 8:45
朝食夏川ゆう短歌013-7-5 8:41
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