一年間穿き続けた
パンティを
いよいよ川へ還す日がやって来ました
何度となく
黄色、赤、茶色 ....
ゾウのすむ森
という名の運動場
いちばん小さいウタイは
頭を振っている
振り子みたいに夕暮れ ....
充填された
ミルクのような霧の中で問う
片付かない問題を抱えて
森の中
足を浸した水 ....
夜たちと
あなたのことを考えていて
朝がきても
あなたのことを考えていた
世界は朝で
....
夏場に比べ
露出の機会が少ないから
ワキの処理が
疎かになりがちだってこと
俺は知ってるんだ ....
過度な
やさしさを
憩わせましょう
つかの間のわき見に
我を返しましょう
....
私がこうして何かを書けば
あなたは“それ”を読んでくれる。
きっと、そんなに ....
‐‐‐‐ 悪いゆめより その魚は生まれた
風は
葦原のなか
{ルビ老女=おうな}が ....
単純作業をするはずの機械仕掛けは
作業員を工場の雑務要員として従事させ
四六時中の作動を ....
この物件はお客様の望み通りの物件だと想いますがと
手を摺り合わせることはしないけれど声はその通りの ....
ベッドの縁で夜は明けた
琴線は頭蓋骨の中に
そしてそこかしこに
この身が果てなけれ ....
背中のチャックおろして羊毛ふとんにもぐりこむ
きのいい羊たちに手まねきされたら
なつのチョコ ....
(S(HE))
うたうことは すてきだ
そこに 鍋と お玉しか なくっても
共同作業を 続ければ
楽しいもんサ ....
故郷にモザイクがかかる
女子マネがいるとこには負けない
「機知が良い」と言われている
(創傷/創唱)
ことばが砂のようにサラサラ
つぶの気泡になって
おちてくるね
でも痛くな ....
日本語と言う言語のすごさを私は
知りつつある。
まぁ 自分の命が絶えれば 私の中の思想は
また ....
涙腺が崩壊してて飲むスープ味が解らぬウミガメですか
紐パンを口だけ使い脱がしたい小学生は作文を読む
聖樹愛してくれたのは彼女だけ
夜が消えた、ハミガキ消えた 虫歯も。歯医者に行かずにすんだねコラッ 夜は暗く明るいものをくらます ....
子宮がズキズキ痛むのに
ナプキンはまだ真っ白!
鎮痛剤2錠豆乳で飲みほし
カレーでも食べよっか ....
....
白い慰謝が俺の肩を
まるで虎のように喰った
淋しさは秋のように夜の方へ
・・・今、 ....
何のことはない
君自身が落し物なのだ
たとえば君が左のエレベーターに乗る時
....
.
{ルビ二十日=はつか}に年賀状を書き終った。こんなことは初めてだ
なにをかくそう、きみが ....
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