光り箱よ
お前はどこまで明るく壁を照らし出していくのか
ブンブンとうなる様はさながら巨大なアシナ ....
のっぺらぼう
なのです
 
あるひ
かがみをみてみたら
のっぺらぼう
だったのです
  ....
風がカーテンを揺らす
私は誰かの洗濯物をたたんでいる
ふと眼を向ければ
貴方の優しい眼差しがあ ....
君は優しい家庭に 育ったんだな
パステルカラーの思い出を いとおしげに語る その口元
少し気の早 ....
 「上を向いて歩く−はてどこかで聴いたような」

風は丘を越えて吹いている
丘を覆い尽くす向日 ....

その時の川に
入れなくなってしまうのは
水が絶えず
流れてしまうから
川は変わらないじぶ ....
朝の風は向かい風
少し冷たい風
襟元きゅっとしめて
歩かないと飛んで行きそう
(飛びたいけど ....
 夜の図書館

しじまに俯く図書館の内省では
神田川の源流もナイルであります
不心得者の高校 ....
もっと心を開いて

もっと心を砕いて

うんてい一回終わったら
二度目は腹具合

あの ....

でたらめに文字を並べて
言葉にならない僕のハ−ト
うろうろ

誰かが飛ばしてくれた
言葉がハ−トに ....
パンツはすぐに脱がさない
いきなりだと夢中になれなくて
穿いたままでも少しだけ
私それを楽しみ ....
春になるとお母さんは
いっぱいえんどう豆を買ってくる
それを いつもふたりで
キッチンのテーブ ....
皆が繋ぎ目だと言うから
もうあれは、繋ぎ目にしか見えません。

(裏方の方から)
意味の息が ....


  けさ、風は
  すこしだけ冷たい
  すこしだけ
  生きているのが痛い


 ....

私、光なんですって。
文字が書かれたチノパンに、光がそそぎ
海の向こう側の浮島が、深く染まる ....
口がムズムズする
黙っていられない
うるさく思うかもしれないけれど
これが僕の性分なんだ
君 ....
坂を登ると、片足が痛かった。左足のくるぶし辺りだった。立ち止まっている間ではなく、踏みこむときにそれ ....  
 
空の化石を
定規で測る
本棚に
古い指紋
人がいた
人はいた
肩幅の広さに ....
先日は 布団干しに 挑んだ

梅雨時期は 危険だ
知って 居ながら

果敢な挑戦が 屈折の ....
まだ模倣に過ぎない創作や生活や感受は

自らを海や空や嵐にするための呼び水だ
 
感情の交差点に信号が点る

読み解くのが苦手だと諦めるヤツが渋滞を生む

苦手意識か我儘か
 ....
閑散とした枯野の真ん中にある無機質な刑務所の中で、
男は日々怨みの情念を燃やしながらトレーニングに ....
 

優しいひとがいた
いつも笑ってくれた
唇かみしめた日も
肩をたたいてくれた

優 ....
貴女に教育された愛し方で

他の誰かを愛す

空っぽな私の本意など

貴女に教育された愛 ....
いろいろな
乳房を
見てきました

電車の轟きと、乳房
陽炎の記憶と、乳房
世界の呻きと ....
部落の女を

三枚の小銭で買ひ

口づけをして

やりました


口角から漏れる
 ....

プラスチックで出来た心臓はいつだって鏡に映らない

スニーカーの底に穴が開いていて、覗くとき ....





草紅葉宙をみつめる遺影かな













 ....
後悔なんて
してるにきまってる夜に
あなたの涙が流れて
いないかだけが気になる

泣かない ....

鳥小屋 言葉 鶏 結構

始終 人殺し ルンペン

大道芸人 風船 邪魔者

悪罵  ....

熱はこぼれて
空をはらした

おたがい無傷で
うしろめたくて

喚く代わりに
熱を ....

教室で友人の頸を切る少女
返り血が飛沫く制服
 
教室で手首を切る少女
誰でもよかったの ....

線が
思惑に触れて角度を変える
その鮮やかな反応
点々と落ちる
幾つかの俗情を振り払い
 ....
二十もしたの女にあらゆる猥褻を注いでいる

女に命令をする

女に触れずに女をいじめる

 ....
夢のタマゴ産んだのは僕だから
どんなに脆く小さくたって
割ったりなんかしないからね

ずっと ....
ひとつ ひとひら花弁散る
ふたつ ふたたび会う日まで
みっつ 蜜色飴とかし
よっつ 夜明けの月 ....
空港に来たのは
会いたい人がいるから

友達は皆先に相手を見つけて
残されたのは私一人

 ....
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2011年10月4日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
パソコン黒髪自由詩2*11-10-4 23:56
のっぺらぼう白糸雅樹自由詩211-10-4 23:50
ある夏の日菜穂自由詩5*11-10-4 23:40
ある家族さすらいのま...自由詩4*11-10-4 23:36
歌にならなかった詩……とある蛙自由詩1011-10-4 23:15
おとなりさん中川達矢自由詩811-10-4 23:09
風のふく道朧月自由詩211-10-4 22:44
十月の童話salco自由詩14*11-10-4 22:44
心を黒髪自由詩1*11-10-4 22:35
乱太郎携帯写真+...11*11-10-4 21:31
パンツはすぐに脱がさない花形新次自由詩1*11-10-4 21:20
【 えんどう豆 】泡沫恋歌自由詩9*11-10-4 21:20
振り替えの時だけはyuugao自由詩6*11-10-4 21:14
強く思うだけで草野春心自由詩4*11-10-4 20:51
光からたちばなまこ...自由詩1311-10-4 20:15
口がムズムズするさすらいのま...自由詩2*11-10-4 20:08
うつろいだ夜にehanov自由詩111-10-4 19:28
部屋の空気たもつ自由詩1011-10-4 19:25
屈折の澱み藤鈴呼自由詩3*11-10-4 18:38
一時の躁か継続意思か徘徊メガネ自由詩111-10-4 18:28
行路自由詩211-10-4 18:16
復讐オノ自由詩111-10-4 18:02
H.SAB(なかほ...自由詩211-10-4 17:24
教育徘徊メガネ自由詩111-10-4 16:04
乳房、ちぶさ雪路自由詩7*11-10-4 15:54
自由詩2*11-10-4 14:54
プラスチック製つみき自由詩411-10-4 11:44
草紅葉こしごえ俳句0*11-10-4 8:30
冬かもしれない朧月自由詩211-10-4 8:22
十二の馬喰塚高濱自由詩011-10-4 2:17
こぼしてはるな自由詩211-10-4 2:12
噤まれた口高濱自由詩211-10-4 2:09
apoptosis高梁サトル自由詩811-10-4 2:07
回転している吉岡ペペロ自由詩511-10-4 1:28
ウズラ1486 1...自由詩111-10-4 0:59
ひとひらの数え歌あやとり自由詩111-10-4 0:44
ただの夢1486 1...自由詩211-10-4 0:30
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