無彩色の交差点で
あなたは立っていましたね

行き交う車を眺める毎日
通勤人を見送る毎日 ....
ウソの玉ねぎ

剥いて
剥いて
むいたら

なくなる
嘘のボク

「トラはトラじゃ ....
隙間の空いた小さな窓辺に
虹色素敵な貴方がいるの
こんなに歪じゃなかったのに
貴方が括った鎖の ....

おもいで

10円玉を握りしめたいつかの少年が泣いていた
こんなにも近くにコンビニがあるの ....
夜の冷たいベランダに出て、丸い月を眺
める。誰にも云えぬ悩みを白い吐息で呟
けば、胸底の容器に濁 ....
小さな音で聞く
古い音楽のように

今日の何処かに住むような
哀しみであればいい


 ....
押し寄せる人波の列の後ろで彼は、ぽつ 
んと独り、展示{ルビ硝子=ガラス}の前を移動する人々 
 ....




おまえこそ誰だ 誰だ 誰だ
おまえこそ誰だ 誰だ 誰だ
おまえこそ誰だ 誰だ 誰 ....






金属が
金属の腹をこする
わたしが生れ落ち
さみしく 生きてゆく

 ....
 
 
どこかの外れのような野原に
ひっそりとメリーゴーランドはあった
白い馬にまたがると
 ....

積もった雪に小さな足跡

「犬かなぁ? 猫かなぁ?」

そんなものを見つけると
跡を辿 ....
秋の暮れ

庭の林檎 あかあかと

はずかしそうに 色づいて

あなたへの 恋慕のきもち ....
私が、外があんまりにも寒いので

手のひらにはぁと息をかけさすっていると

無言で私の手を取 ....


     あなたのことを、『愛してる』だけじゃ 


     だめですか?

ナパ・キャットワンチャイじゃないし
シリモンコン・シンワンチャーも違うなあ
ガオグライ・ゲー ....
僕には飛ぶことが必要だ
足枷を断ち切って
翼を大きく広げて

僕には飛ぶことが幸せだ
大地 ....


{引用=銀色の月を砕いた細雪
虚飾の街にも、しんしんと
上野発カシオペアはふるさとゆ ....
シスター、魔女たち

「黒い森を、見知らぬ男と女が逃げています。あれたちは、城下の者ではありませ ....
ただいま おかえり
今日は給食おかわりしたよ
そう言いながらニコニコ笑う
愛しい笑顔を抱き ....
どうにも背中が重苦しくて

心霊学を生業にする友に

キルリアン写真を撮ってもらった

 ....
夕暮れに迷いこむ

迷いこんだつもりもないのに

迷いこんでいる

青灰いろに

おかされてゆくまえ ....

もしも猫になれたのなら
そう、考えた事はないでしょうか?

誰だって一度 もしかしたら
それ以上に ....

 年老いた扉をゆっくり開けて
 ようやく飛び出せる

有酸素運動をしよう
小さな目標を掲げたわたし ....







ひとりの遊びが鏡へ沈み
逆さの冬と共に居る
指を離し
糸をからめる ....
やっぱり殺して欲しくなるけど

君の唄は先に進んで

未来に足が動いてしまう

ストロボ ....
ストーブの上でことことシチュー鍋、隠し味にシリウスひとつぶ 。
変化する雲の形状を

君は歪だと呟いた

絶えまない永遠の

一瞬しか見えていない ....
君がはらはらと はらはらと泣くから
僕はただ おろおろと おろおろとするしかない

君がほろほ ....
サラリーマンだった父の背中は
遠くて近寄りがたかった

自営業を始めた父の背中は
なんだかわ ....

私にとって
世界は灰色に染まり
日常は音もなく過ぎてゆく

貴方の場所は
いつの間にか ....


ほどけた 靴紐を結びなおして
ふと見上げては笑った

おどけた 魚はもしかしたら
かまぼこになっ ....
私ののどはちょっとおかしいのです
私の単純明快な言葉は
突然鈍行列車になってしまうのです
私は ....
もう電柱の皮膚になった古いポスター
汚くて優しい町にみえる

かつて通学路だった道に ハートの ....
これだけなだらかな
流線型の谷を下るあいだに
私はすっかりと忘れてしまっていたのだ
これが谷で ....
始まりも終わりも
どこかへ置いてきたような貴方は
歯を食いしばって生きる私を
遠くへ遠くへと
 ....
小さく芽吹いたポプラが
わたしの背を追い越して
空まで届かんと
生き急ぎます

ナナカマド ....
これからいくつもの 時が流れるこの瞬間 何処まで君は 突き進む事が出来るか?? スタートライ .... 俺の言葉の最後の
鏡と声に憂鬱をかみ砕いて
エズ村、声
潜めての夕焼け
その心の奪われた寂し ....
俺は詩を捨てた
詩を捨てた者として生きていく
代わりに得るのは何だろう
誰かの喝采も
拍手も ....
 京浜東北線に乗ったら、隣に乗り合わせた男がガムテープを鞄から取り出した。黒い生地の埃っぽく薄白く汚 .... 歴史的なエピソードにこと欠かないこの地で

芦田川について語られることはあまりない

芦田川の河口は ....
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2010年1月27日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
クスノキさんオンガシ自由詩3*10-1-27 23:54
これもまたよーかん自由詩110-1-27 23:46
葬列の夢智鶴自由詩110-1-27 23:45
線香花火窓枠自由詩18*10-1-27 23:43
お月見の夜 服部 剛自由詩9*10-1-27 23:42
チビ松本 涼自由詩510-1-27 23:19
聖画の顔 服部 剛自由詩110-1-27 23:04
ノート(Magma Toulouse1975)木立 悟自由詩210-1-27 22:07
ノート(金属)自由詩210-1-27 22:05
こんにゃく(し)たもつ自由詩710-1-27 21:16
足跡ありす自由詩110-1-27 20:55
秋の果実くろきた自由詩510-1-27 20:40
ある冬の事自由詩210-1-27 20:35
一緒にいたい理由自由詩210-1-27 20:31
人の名前花形新次自由詩1*10-1-27 20:07
飛ぶ渡辺亘自由詩310-1-27 19:50
Sonnet 菜の花夏嶋 真子携帯写真+...23*10-1-27 19:46
Moonlight Shadow楽恵自由詩6+*10-1-27 19:43
おかえり仁惰国堕絵師自由詩4*10-1-27 19:00
キルリアンハイドパーク自由詩4*10-1-27 18:15
街の風景吉岡ペペロ携帯写真+...1210-1-27 17:49
散歩道とわたしとネコ窓枠携帯写真+...4*10-1-27 17:23
散歩道とわたしと白線携帯写真+...4*10-1-27 17:20
冬と羽木立 悟自由詩310-1-27 17:04
後先なく、今蝶澤自由詩110-1-27 16:58
ふゆことり ま菜短歌110-1-27 15:58
一瞬の永遠秋助自由詩2*10-1-27 15:24
僕の罪は僕の胸に朧月自由詩710-1-27 15:23
背中綾瀬のりこ自由詩810-1-27 13:16
色彩と音の感覚まさたか自由詩110-1-27 12:59
リアルに映画に黒乃 桜携帯写真+...310-1-27 11:41
待ち時間まで真島正人自由詩3*10-1-27 4:14
郷愁風恋誦自由詩310-1-27 3:59
憧憬真島正人自由詩4*10-1-27 3:52
川とつりざおnick自由詩2*10-1-27 3:03
銀世界に紅相羽 柚希自由詩4*10-1-27 2:47
challenger逆鱗社長自由詩1*10-1-27 1:42
ユーミン番田 自由詩0*10-1-27 1:09
ポエニスト自由詩110-1-27 1:08
皮膚の境目なき自由詩1*10-1-27 0:31
芦田川にて吉岡ペペロ携帯写真+...8*10-1-27 0:20
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