よるになると
いつも思い出す
嫌なこと
辛いこと
よるに ....
路傍のケーキのひしゃげるタイム
まるでぶれる分離機ね
言うべきことはなにもないわ
聞きたいこと ....
寒い冬の日
凍った池の前で
あなたと二人
過ごしていた
言葉もなく
音もなく
赤色や ....
ご飯 と パン
山 と 川
過去 と 未来
交わることを知らない 2つのものが
手を繋ぎ ....
青空は
レオタードの
きみの
笑顔をしている
あたしには欲しい言葉がある
愛してる
とか
宝くじ一等当選です!!
とか
....
ここは電子が積もってできた海です
僕はもうずっと長い間
女の子のアルミのような髪の毛 ....
細かい砂つぶてを一身に受け続けるような目覚め
ちぎれる呼吸を統制しようともがきながら
....
だいっ嫌いなひとと別れられる日は
いつだろう
声は雑音にしか聴こえなくて
胸がざわざわして ....
今日から四、五日、大阪で仕事。明日、明後日は雨はなさそう。
それにしても、大阪は街をそぞろに ....
ぼくは少年のころ
特別な存在だった
月光が家の前の袋小路を照らすころに
宇宙から迎えの使者がく ....
もしもし、
ぼくは 周囲の人たちの期待に応えて構成された 架空の存在です
だから あまり難し ....
飛び込んでいいかい?圧死する芥虫は誰かの靴底で汚れない月を羨む。待ち焦がれるのには飽きた ....
アタシたち、決して
一つになれなくて
二人の心を繋ぐ糸
三度途切れてしまっても
....
ここを拠点に働いていると
はじめて話をする他県の方から
かならずあのことを聞かれてしまう ....
吐きそう
吐きそう
あなたといると吐き出しそう
それはあなたが生臭いからかな ....
疑いを持つ正当性
それを主張する弱さ
突き詰めて考えたら
気持ちはもう
....
うすべにの
空を覆うのは憂いか
月が淡く浮かぶから
気がつけば泣いてた
....
電車の中にはいろいろな人がいる。
私はよくそういう人たちを観察するのだけれど、よく目に付くのが、一 ....
わた、わた、わ、わた、わたくし、わたくしは、か、かねのしはらい、
かねのひ、の、しはらいは10まん ....
なんでジュースを作るのに
オシロイバナを使わないでこんなかたい花を使うんだろう?
公園にちょ ....
あの色に溶けてゆきたい まっさらな 青の中に
そして
世界中を飛び回るの
....
胸の痛みが
恋のだったら
幾分 朝が澄んでいるのに
コンコンがゴボッ、ゴボッ、と
噴 ....
睫毛の触れる距離
キミの吐息
あぁ
こんなにも
こんなにも
堪らなく
何 ....
少し疲れてくる二十五歳
現実的になる二十五歳
老後とか考える二十五歳
後輩ができる ....
駅のホームに
四葉のクローバーのペンダントが
落ちていたので
思わず拾い、ポケットに入れ ....
過ぎてゆく
何が?
星が
人が
時が
僕は過ぎない
独りぼっち
過ぎてゆく
何が ....
遠い 遠い 空の 空の 下
あなたはどうしているのでしょうか
ただ胸にポカリと開 ....
090118
語感が好いからと言って
のんびりしすぎた ....
もちろん、知っていることだ。
同様にしてそれらは嘘。歩道橋の上、
先制する構えをとる。で、
教 ....
緩やかな光が零れ、草いきれを辺りに漂わす新緑を透かして、アスファルトを淡く照らす。優しく吹く風は木 ....
家族で夕食時にマグロの刺身が12切れ出され
それに醤油をつけて食べるのが
キチガイ ....
君を想う
君を見る
君はいつでも笑っている
彼がいると・・・
俺じゃだめなのか?
君に ....
いつしか、
風のように地面を忘れてしまう
飛ぶでもなく、舞うでもなく
深海のようではなく墜落す ....
二〇〇九年一月十一日、二十三時三十二分。
縁まで冴え渡る空の下、画像の荒れたブラウン管では懐か ....
1月1日や
2月14日や
12月24日が言いました
すいません特別っぽい日ですいません
....
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