「あいつら頭にくるんで爆撃したよ、よろしく」
ってふざけるな!
ねむたくて ねむたくて
ほんのちょっとだけって
目をとじたら
夜のくぼみに
ポチャンと ....
もうそろそろ 今年が終わるね
なんて言って
何事もなく
今年を終えられるということ ....
木の葉の奥の
窓の灯
到かない地を告げる
ひとり と
つ ....
今より美しい環境は 1秒後にはもう取り戻せないのに
あくせくあくせく
機械のように働 ....
今年一年を振り返ってみる。
もう、書くことによって救いを求めるだとか、
そんなことは、
思わ ....
あなたはいま
誰を想っているの。
逢えない夜の窓に
今日だけは
星 ....
オニゴッコより
カクレンボを
してたような気がします
体を隠して
気配をうかがう
....
スニーカーのひもを結びなおして顔をあげる
あたたかい冬の日に遠い風が吹き
何度でもほどけていくこ ....
君をどうやって救おうか
君をどうやって笑わせようか
一体どうしたら
君は喜んでくれ ....
母親の帰りがおそい夜、
少女は窓辺により、布団のなかから星をながめる
星を見ていると、自分の気持 ....
星降る夜にちいさな灯りがぽつん
ちいさなお家で
窓の外にも聞こえてくる
若夫婦が楽しそうにおし ....
磯野家の関係者は歳をとらない
であるならば私はタイ子の元彼という役どころを希望したい
タイ子から ....
また夢を見たんだ、と。
涙で濡れた瞼を押さえて気づいた。
零れおちる夢に薔薇を投げかけて
....
時よ
止めないで
振り返らないで
一瞬の今を
焼き付けて
消えないように
朝と言うか昼に起きて
適当に曲を流す
今日はレディオヘッドか。。。
なんて言うか叙情詩 ....
全身が軋む
あの匂いが切なくて
待つと決めたあの夏が過ぎて
秋を通り越して冬になった
色 ....
あなたに何かを伝えるために
私は
えんぴつを持って暮らしています
この手は
いかなる比喩 ....
もうすぐ
閉館の時間です
あなたは
閉鎖してく放課後
お気に入りの本の隙間で
いつまで ....
天を見上げると
白い花
なぜ泣いているのか
菊の花
地を見ると
黒い土
なぜ泣いてい ....
いつだって人は小さい頃
誰でもその赤い服を着た
もじゃもじゃの白い髭のはやした老人に
....
真っ直ぐな軌道であなたが空から降ってきたのなら、僕は、あなたを受け止めるだろう。けれど、そんなにユラ ....
溜め息が黒くなるほど
吸い過ぎた夜の霧
額から抜け出る空虚は
僕の全てな気がして泣けた
....
こんな所にはもういられない
そう言って父と母は銀河系から出ていった
僕らの親の世代までは ....
世界よぶっちゃけろ
全ての主語を休ませろ
俺は全人類とぶっちゃけトークしたいんだ
大好きなあの ....
時々思うんだ‥
実は 人間って
卵で産まれてるんじゃ
ないかな‥って
肉 ....
自分には何もないと思っていた
中身がないんだ
惹かれるまま あっちこっちへ 手を伸ばす
特 ....
いつだってきみは声
透きとおって、透明になって消えていくよ
愛情より鎖で
甘い、ハ ....
明日が来る
いや、来てしまう
僕は
まだ陽の光を浴びたくない
この目には
映したいものが何 ....
シロ、
あのひとはいつも
わたしをシロってよぶ
ほんとうのなまえじゃない
な ....
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