その墓には同じ苗字を持つ男女の名が記されていたどちらもJr.でありきっと兄妹だったのだろう二人は同じ .... 夕暮れ近くまで二人は水浴びをしていた浮かび上がる黒い影と真っ赤に染まりながら滴り落ちる水。
水を浴 ....
日差しが眩しい
容赦がない 
肌に突き刺すような光

泡みたいな白い雲の塊
すごい青って感 ....
放課後には、
音楽室から聴こえる
ソプラノが
一日の中で一番
しっくりはまる少女、何処か夕暮 ....
かびんの花を見るように
君を見ていた
苦しいことが多くて
なぐさめられてた
見るだけで
見 ....
ある雪の降る寒い夜
教会の前に小さな赤子が捨てられていた
あまりの寒さに弱っているのか
泣きも ....
鈍よりと 鈍くうねる雲が 晴れた日の青空を見ないように
目の端々に次々と映っては消える発電所や川や ....
坊主頭の弟分は唐突にこの世から消されて
オフクロだって半狂乱の檻の中
味方にとってアタシは切り札 ....
どれだけこの世界が腐っても
僕だけは
輝いてみせると約束したのに


{引用=
ごめん、 ....
橋の上までくると
河から
海の薫りがしたので
驚いて 顔を上げる

横浜
赤煉瓦倉庫あた ....


背景のない明日が
夕暮れを透かして見えそうな頃

閉ざされてゆく今日が
夕闇にかすん ....
 

なぜだろう
わたしは眠っている

世界はこんなに美しいのに

なぜだろう
わた ....
曇り空の日に
コップで氷水を飲んでごらん
ああ、なんとも切ない

あした雨が降る
愛する人 ....
ちんちんぽんぽん
ぽんちんちん
ちんぽろとろとん
ちんぽろとん
おどれが踊れや
踊れがおど ....
    肉の奪い合い
  ひっぱりあい、
    女の奪い合い
 殺しあう日々が
      ....
一期一会のその時を
誰よりも大切に
互いに互いを認めあい
その時を尊び
行く末を見守る心を結 ....
不思議事件の話し
殺されたのは女
長い黒髪乱れ
あわれな朝が来た

ごらん手掛かりなしの
 ....
闇に溶ける闇
この翼 この身体
喩えるならば
そんな言葉が相応しい

今のこの世
翼にて ....
ただ激しいだけの
夏の日差しにひからび
立ち尽くす老木が
通り雨に打たれて
季節の終わりの
 ....
長い間
{ルビ棚=たな}に放りこまれたままの 
うす汚れたきりんのぬいぐるみ 

{ルビ行方 ....


チクとタクを交互に鳴らし

僕等針の上で器用に踊る

{ルビ盤上=ばんじょう}に刻ま ....


沈黙をそっと

羊の様に群れてそっと

何を語るでもなく身を寄せて

何を為すで ....


吹き荒れる日常に警報

すべて掠う すべてを 暴と掠う

伏せたまま聴くのだ

 ....
愛してるって言葉に
あいを感じないこんな時代だから
誰もがきっと傷付けあうんだろうね
何が足り ....
あくまでも
彼の価値観によるならば
平面に描かれた
あの赤い線の中には

天使 が

 ....
小学校3年生の時に、自分への手紙を
タイムカプセルに入れて小学校に埋めた。
未来への自分にあてた ....
煙が騒然となった世界を包むとき


一輪


そうして誰も知らないものが
世界を包むと ....
歩行杖を自分の足みたいに使い歩く
歳のせいで足腰は弱っている
猫背以上の背骨が悲鳴を上げる  ....

 案外と生きることを難しく考えることはない
 その場その場でやることに懸命になって
 たまに ....
草むらの陰からエマがこちらを覗いてる。

世界の全てを憎んでいる
二つの目が私をじっと見つめて ....
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2006年8月20日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
(d)ふるる未詩・独白6*06-8-20 23:49
(e)未詩・独白4*06-8-20 23:24
青の世界未詩・独白106-8-20 23:05
から夕凪ここあ自由詩8*06-8-20 23:04
かびんの花A-29自由詩006-8-20 21:41
小さな命ajisai自由詩3*06-8-20 21:22
対価ウデラコウ自由詩2*06-8-20 20:54
サキ吉岡孝次自由詩0*06-8-20 20:23
約束神音自由詩106-8-20 19:35
愛するものへ詩いたいLucy.M...自由詩206-8-20 18:35
まるで難しいパズルのようにベンジャミン自由詩11*06-8-20 17:53
リピート松本 涼自由詩606-8-20 17:26
曇り空A-29自由詩4*06-8-20 15:35
性器祭藤井和自由詩206-8-20 15:35
そして幾つもの夜が過ぎatsuch...自由詩4*06-8-20 15:02
一期一会ぽえむ君自由詩9*06-8-20 14:57
事件A-29自由詩006-8-20 13:15
19、カラス 【からす】雨宮 之人自由詩1*06-8-20 12:40
木々の行方たりぽん(大...自由詩13*06-8-20 10:54
棚の中のきりちゃん 服部 剛自由詩21*06-8-20 10:32
『チク、タク』しろいぬ自由詩106-8-20 10:05
『Silent seep』自由詩206-8-20 7:28
『凪』自由詩006-8-20 7:26
ノイズイヴ自由詩206-8-20 4:13
つぶやきFUBAR未詩・独白1*06-8-20 3:27
タイムカプセルわしず散文(批評...106-8-20 2:31
銀河佐藤伊織自由詩2*06-8-20 1:30
積み重ねて掘り出すべき数字海月自由詩1*06-8-20 1:12
明日に咲く花山崎 風雅自由詩406-8-20 0:25
エマ真紅自由詩1*06-8-20 0:10

加筆訂正:
マーキング/大村 浩一[13:24]
誤字を訂正(立て替え→建て替え)
19、カラス 【からす】/雨宮 之人[12:41]
2006.04.24初出。こちらは推敲版です。
棚の中のきりちゃん /服部 剛[10:34]
大幅に推敲して再投稿。 
30rows, 1.02sec.