触れてはいけない真ん中に
はじめはためらいがちに
いまは
易しく きつく
....
答えは無いと思うのです
だから
踏みしめる大地のような
踏みとどまる岩のような
....
純粋で
裏の世界なんて
まるで知らない
素直な君
僕は
どっちかというと
素直ではな ....
匿名のわたしや
偽名のわたし
本名のわたしや
肩書きのわたし
つくりもののわたしや
おもて ....
真夏の かんかん照りの日射しの下を
ひいひいと歩いて行くのが
どうした訳か 好きだ
都会の ....
ねぇスニーカー
ぼくはどこにいけばいいんだろう?
運動不足という言葉に現実味はな ....
わたしの好きと言った詩を
覚えていますか
いまは額に入れらて
誇らしげに飾られ ....
ぱちん
がまぐちをひらくと
ごえんだまが三つと
ごじゅうえんだまが二つ
それから ひゃく ....
早く帰りたいあなたのもとへ 愛し愛されたい今すぐに
息苦しいこの場所で あなたへの愛をそだてていま ....
キャンディの蒸発が
存在の危うさに
交わる午後
街は熱中症の糸を
器用に手繰り寄せて
....
離れ離れの恋人達が祈る事
どうかあの人の気持ちが私から離れませんように
不安にさせる距離が
....
とびおりて
とびおりたまま
じっとして
いつまで
たっても
じめんに
つかないの ....
つめたいもの
扉からながれた
こめかみのしずくはながれる
行き先は ....
寂しさを紛らわす酒を飲むより
寂しさを分かち合う酒を飲みたい
あの日々を馴れ合いだと言うのな ....
幸せになりたくて君を追うのか
はたまた
君と幸せになりたくて追うのか
悲しくて泣く ....
空が紫色になった
雲がきらきら光っている
そうしてようやく僕だが
ポートレイトを撮りたい
あ ....
内緒だけどと誰かが言って、
もういいよ
聞きたくないんだ、
そう思うほどに耳には残る、
そん ....
この2本の紐を引っ張ることによって俺は何かを得ようとしている
世界平和か
民族統一か
....
乳白の空へ電車は走る
「一緒にどうだい?」
そう言われても
なんとなく僕は ....
ながめるほど
とおくもなく
ふれるほど
ちかくもなく
るるりりらと
ボクの ....
くちびるを閉じると
世界とわたしは
分かれます
くちびるを開くと
世界とわたしは
また ....
ほんのちいさな
おもいがけないよいことがあったときの
きみのひょうじょうがすきで
そんなふうに ....
白い箱の存在感
目には見えない大切なものを
私はすぐになくしてしまうので
小さな白 ....
へっぽこ
かみさま
きょうも
あっちで
ごっつんこ
どうやら
あいさつし ....
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