もしも
あの青い花が綺麗に赤く染まったら
わたしはあなたに会いに行こう
赤く染まったそのわけに ....
けっこっけっこう
けっこうです
タチツテタの滑り台を降りると
コテムシトタの小山にジャンプ
 ....

こんなに近いのに 今も 遠いね

だいすきだよ って 遠い背中に呟いてみる

届くわけな ....
地下鉄の駅のホームで
私はずっと待っている
ただ立ち尽くす私の前を
もう何本もの電車が通り過ぎ ....
子どもの頃 私はパン屋さんになりたかった

幼稚園からの帰り道にある 公園のとなり パン屋さん
 ....

体温を逃がさないように
君は丸くなって僕の隣りで
いつものように
まだ寝息を立てている
 ....

震える右手で

左手を必死で押さえつけた

階段を降りる

彼女の背中を 押さないよ ....
群青の空に

月が出ていた

レモン色の

まんまるい月

あれはなぁに、と

 ....
ふと

出かけたくなったので

読みかけの本

膝に置きました

しおり代わりに
 ....


 昨日のうちに決めたことを翌日実行するのが
 正しい人間である
 その前に発表しなければ ....




 
 夜のブランコの下に
 ブランコの数だけ影があります
 墓場の猫が
 首 ....




 洗車場の男は
 愛する女の血で満たした
 白いバケツを
 廃車寸前の車に
 ....
今にも
空へ溢れていきそうな桜の花弁や
空へ昇っていくような雪柳の白さに
そろそろと背伸びをし ....

壱.
   好きだったから一緒に居た
   好きになりすぎたから アタシから離れた
    ....
 とうとう、自動式回転寿司で死者が出たというニュースが新聞に載った。

 あれが登場し始めた頃は ....
プライド。ブライド。ブラインド。フライト。フライドポテト。
ブッシュ。プッシュ。モッシュ。ハッシュ ....
海から見えるように
植えられたので
海岸沿いの山の中腹を何キロも
桜並木は続いている
去年は ....
光を閉じ込める趣味を持って
歩いてみようかな

2.6ミリの隙間から
差し込む陽は横切る蟻に ....
僕がやっと言えた一言

君が好きだよ

ぼそぼそ

やっと言えたんだ

はにかんだ君 ....
君と僕の

初めての「くちづけ」は

何年前だろう

君は

大粒の涙を流して

 ....
本に挟まれた妖精がキイキイ鳴いて
目が覚めたら夜中の二時だった
丑三つ時に出るなんて妖精も日本の ....
好き。
この感情には棘がある。
だからきっと、
僕には鋭い角があって、
黒い尖った尻尾がある ....
野茂英雄は

英雄(ひでお)という名の如く
本当に英雄(えいゆう)になった

なんて事を言 ....
忘れないように


aとanの差ほどが存在している
彼と彼女の過去と未来

今日がパンで ....
 とうとう、自動式回転ドアで死者が出たというニュースが新聞に載った。

 あれが登場し始めた頃は ....

きがつけばイエスタデイをうたってしまっていた

音色とかもほら、気にせずにドロドロのスーツで ....
早くそれを私に、という滑らかな声、
私はその声の主を見定めようと目を凝らす。
その人は、私の妻の ....
Boy
話のわかる先輩とグラスを重ね 
生意気を言い放っては 
頭を撫でられている

B ....
昭和生まれの私の肩を
平成の雨が容赦なく打つ
汚れや痛みは流されず
ただ剥き出しの私だけがここ ....
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2004年3月28日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
もしもきっとゼロ自由詩204-3-28 23:47
学習湾鶴自由詩404-3-28 22:55
遠い背中takase自由詩204-3-28 22:32
遅刻の理由快晴自由詩11*04-3-28 22:27
パン屋さんの夢takase自由詩204-3-28 22:22
ジャングルの朝いとう自由詩10*04-3-28 22:08
殺意takase自由詩304-3-28 21:57
月夜の天国ロク自由詩404-3-28 21:21
はるうらら自由詩304-3-28 21:19
二塁ベースの経験カンチェルス...自由詩6*04-3-28 20:55
感触自由詩5*04-3-28 20:10
白と黒と赤自由詩304-3-28 19:45
春色霜天自由詩604-3-28 19:20
空に束縛された雲黒蝶自由詩0*04-3-28 17:45
回転寿司の恐怖黒川排除 (...散文(批評...2*04-3-28 17:25
「だろ?」PULL.自由詩104-3-28 17:11
櫻の頃夜の海でまんぼう未詩・独白404-3-28 16:08
陽・光・閉ips自由詩004-3-28 15:57
★53 ボクタチノジカン貴水 水海自由詩6*04-3-28 14:58
★52 クチヅケ自由詩304-3-28 14:56
妖精暗闇れもん自由詩3*04-3-28 14:15
「棘」PULL.自由詩204-3-28 14:04
英雄(ひでお)ミサイル・ク...自由詩104-3-28 11:35
pre ..yozo未詩・独白304-3-28 11:35
回転ドアの恐怖白糸雅樹散文(批評...404-3-28 4:35
Astronautとか。示唆ウゲツ自由詩204-3-28 4:04
膨れるスモークチーズと際限の無い循環chitok...自由詩104-3-28 0:53
川の底に置かれた石服部 剛自由詩9*04-3-28 0:16
雲の切れ間快晴自由詩9*04-3-28 0:10

加筆訂正:
「だろ?」/PULL.[18:40]
若干の加筆修正を施しました。
回転ドアの恐怖/白糸雅樹[05:07]
人通りがなくてドアを開けて待っている人がいない場合はどうするか、という設問は拒否します。その設問はずっと感じていたから。
29rows, 1.05sec.