寂しい気持ち
renchu

周りの状況や 風景は いつもとかわりはないのに自分だけが取り残されている

感覚が心臓の奥底で脳の中で染み付いて言いようの無い孤独感に圧迫されている。

呼吸さえ出来なくなるような不安感。

世間から見放されてしまったような気持ち。

それは いつから感じるようになってしまったのか いつまで続くのか。

怒りという感情は残っているが喜びという感情は無くなって笑いが出るのは

テレビの中の 滑稽な何か 面白いものを偶然見たときだけ。

一旦 地獄に落ちたら 後は這い上がるだけだと自分に言い聞かせるが

這い上がる気力さえ自分の中に携わっていない。

そう まだ続くのだ。この虚しさからは 当分ぬけられそうに無い。

だが誰かが手を差し伸べてくれるのを待っていても無駄だと また心の中に自分の

声が囁く。時間はかかっても 明るさを希望を持っていた強い自分に

戻れるよう今は神様が与えてくれた試練の時なのだ。

自分の人生だ。誰にも文句は言わせない。

這い上がれる力を取り戻せたら また心からの笑顔が出せるだろう。

周りのシアワセな笑顔を口を開けてみているだけでは 何も始まらない。

人生の中で色々な体験をし たくましさも持った大人の人間になるために

今は ゆっくりと光のさす 正しい道を探すのが一番の仕事なのだろう。

寂しい気持ちを楽しむことは出来ないが這い上がる準備をしていこう。

これ以上の後悔を持たないために。


自由詩 寂しい気持ち Copyright renchu 2006-02-18 03:00:20
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