水曜日には幕をあげる
アラガイs
わたしが傷ついたのは斑にみる視線
燃える鏃がバチバチと炎を掻き立てる魚鱗の刃紋
あなたを傷つけた言葉の不粋なラビオリが
円形の台座に腰掛けては禿鷹の餌食となる
眼が覚めたのは翌日
尚も世界の人々を傷つけて止まない彼らの薄笑いそして口から溢れ出るメトロなファンファーレ
暁の闇を刺すように笑う 雲雀が金切り声をあげる 眼が覚めたら
手ヲ洗う
自由詩
水曜日には幕をあげる
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アラガイs
2024-03-11 06:01:04