一過性
空丸
今日もいい天気だが
銃声が煩い
早く来過ぎた春に
冬眠していた生き物も目覚めが悪い
あたりまえと思っていたことはもう古い
アスファルトの下に歴史が埋まっている
ぼくは小走りに通り過ぎる
自由詩
一過性
Copyright
空丸
2024-02-20 19:50:58
縦